1月14日(木)
3年生は日々課題研究のまとめに取り組んでいます。発表会当日は各班とも「パワーポ
イント」を利用し、スライドを活用しながら発表を展開します。
視聴覚室にはすでにパソコンやプロジェクターが設置され、農園芸科と家政科で話し合
い、日々の使用割り当てが決められているようです。壁にはスライドが大きく映し出され、
「そこは字をもっと大きく」「もう少し右に寄せて!」と、スライドごとに文字やレイア
ウトをアドバイスする担当教員の声が聞こえてきました。
一方、情報処理室では、スライドの調整や発表原稿の作成が行われていました。言いた
いことをわかりやすく文章にまとめるという作業は、生徒にとってはかなり難易度の高い
活動のように見受けられます。
生徒たちは、あれもこれもと多くの情報を一文の中に詰め込み、係り受けや因果関係な
どがわかりづらい文にしてしまいがちです。担当教員による果てしない添削が続きます。
何度も読み返し、「ここはちょっと意味がわかりにくいなあ。少し変えてみよう」など
と自力で表現をいくつか書き出し、見比べたり、声を出して読んだりできればいいのです
が、それはなかなか難しい要求のようです。それでも、赤ペンで真っ赤に添削された文書
にくじけることなく、何度も推敲を繰り返す生徒もいて、頼もしく感じました。
来週の発表がよりよいものとなるために、もうあと少し!
生徒だけでなく、担当教員の頑張りにも頭がさがる思いです。
