応募を考えている学生の皆さんへ![]() (Q&A) |
Q1: 授業中の学習支援とはどのようなことをするのですか。支援する内容は難しくありませんか。 A1: 担任と連携して、授業中に座席の間を見回り、児童生徒の質問に応じたり、内容がわからない児童生徒に寄り添って個別に支援していただきます。例えば、算数の場合であれば、繰り上がりや繰り下がりを間違っている児童に対して正しく答えられるようにするなど各教科の基礎的な部分を支援していただきます。 Q2: 不登校傾向のある児童生徒に対する別室での支援とはどのようなことをするのですか。 A2: 学校の保健室や相談室など別室に登校する児童生徒への支援の内容も学習支援が中心です。児童生徒が担当の先生から配布された自習プリントで自習する際の支援をしていただきます。また、学習の合間や休憩時間の話し相手にもなっていただきます。 Q3: 大学を卒業して、通信制の大学で教員免許の取得を目指している者ですが、応募できますか。 A3: 応募できます。教職や臨床心理士を目指している方なら、通信制の学生はもちろん科目等履修生も応募できます。また、短期大学の学生や大学院生も応募できます。 Q4: 応募したいのですが、今からでも間に合いますか。 A4: 間に合います。ボランティア学生は年間を通じて募集しています。山城教育局では、応募のあった学生の皆さんを毎月1日と16日に各学校に配置しています。 Q5: 1回生で大学の時間割が詰まっており、火曜日の午後しか活動できないのですが、応募できますか。 A5: 応募できます。活動日は、曜日ごとの午前・午後・放課後に分けており、週1回の半日の活動も可能です。また、大学の長期休業中にあたる9月・2月・3月は、小中学校は学期途中であることから、この時期に集中して活動することも可能です。 Q6: 自宅や大学から遠い場所に活動校を決められることはありませんか。 A6: そのようなことはありません。登録時に、活動可能地域をはじめ、希望校種や活動可能期間等を申し出ていただけるようにしており、それらの条件を考慮して活動校を決定しています。 Q7: 活動校までの交通費は出ますか。 A7: 出ません。自宅と大学とを結ぶ鉄道の沿線など、できるだけ交通費の負担が少なくてすむ地域の学校に配置するようにしています。ただし、活動校までの交通費が多額になる場合には、交通費の一部補助も行っています。 Q8: 活動中に学校の備品を壊した場合はどうなりますか。 A8: 活動校までの途中の事故をはじめ、活動中の怪我や物損などについては、ボランティア保険で対応しています。したがって、学校の備品を誤って壊した場合もボランティア保険で対応します。学生の皆さんは、登録時に山城教育局でボランティア保険に加入することになっています。ボランティア保険の保険料は山城教育局が負担します。 |
活動されたボランティア学生さんの感想 |
「あっという間に時間が過ぎ…」 週に1回参加させていただき、1年生から6年生まで行事や学習内容に合わせてT2に入らせてもらっています。算数の時間は、机間指導をして子どもに声をかけたり、マル付けをしたりしました。けれど、私の一番の楽しみは、休み時間に子どもたちとドッジボールやキックベースをして遊ぶことです。子どもが必死に向かってくる姿がとても可愛く感じ、あっという間に時間が過ぎてしまいます。 朝の打ち合わせからスタートし、すべての学年での授業の様子や、多くの先生方の指導方法を勉強させてもらっています。このことは大学生活だけでは学べないとても貴重な体験です。 〈平成17年度ボランティア学生 横江孝洋(⑰在籍大学 京都教育大学〉 「ここにいてよかった」 英語の授業のアシスタントとして教室に入れていただくのですが、生徒たちは授業中にわからないことが結構あって、意外にそれを隠しています。大きな声で先生に聞ける子どももいますが、大抵の生徒は恥ずかしがって聞けません。私が机のまわりを見回っていると、小さな声で「これわからないのだけれど…」と聞いてきます。そういう時、できるだけわかりやすいように心がけ、教えます。わからないことがわかると、生徒はとてもすっきりした顔をします。お礼を言う生徒もいます。そういう時、ここにいてよかったと心から思います。 私のお世話になった中学校には、私を含め4人のボランティアがいました。同じ夢を追う仲間たちと一緒に励まし合い、頑張れるということはとてもよかったと思います。 〈平成17年度ボランティア学生 杉本千歩(⑰在籍大学 天理大学〉 |
受け入れ校(活動校)の感想 ~学生パワーで学校が活性化!~ |
○ 学生の生き生きとした活動によって、授業や学校が活性化した。 ○ 個に応じたきめ細かな学習支援により、児童一人一人に充実感や達成感を持たせ、学習への意欲や自信につなげることができた。 ○ 学生の意識が高く、積極的に活動してくれている。部活動への支援も熱心である。補充学習でも生徒に寄り添って教え励ましてくれるので、生徒も最後まで課題に取り組んでいる。 |