令和3年度 学校経営計画
綾部市立豊里中学校
1 豊里ブロック教育目標
【ブロック教育目標】
夢や希望をもって未来を切り拓ける幼児児童生徒を育成する。
【めざす児童生徒像】(10年間で育てたい力)
自ら学び考える児童生徒(かしこく)
人間関係を築く児童生徒(やさしく) → 自分の生き方を求める児童生徒
粘り強くやりきる児童生徒(たくましく)
2 学校教育目標
感謝の気持ちを持ち、かしこく、やさしく、たくましい生徒を育成する。
【めざす生徒像】
(1) 基礎学力を身に付け、自ら学び、自ら考える生徒
(2) 自分を大切にし、人を大切にする生徒
(3) 心も体も健康で、たくましく生きる生徒
3 学校経営方針
(1) 学習指導要領、府の教育振興プラン・学校教育の重点、市の学校教育の重点を踏まえ、組織的・計画的に教育目標の具現化を図るため、各校務分掌の目標を指標に示すし、具体化・明確化して取り組む。
(2) 綾部市小中一貫教育基本構想「あい紡ぎプラン」に基づき、豊里ブロックの特性を生かした小中一貫教育校として具体的実践を推進する。
(3) 豊里キャンパス構想を基にした地域との連携により信頼関係を深め、生徒・保護者・地域が誇りを持った信頼される学校を創造する。
4 学校経営の重点課題
(1) 人権教育を柱にした「豊かな感性と温かい人間性の育成」に取り組み、、一人一人の尊厳と人権が尊重される学校づくりを推進する。
(2) 小中9年間の一貫性と系統性や「学びの深化プロジェクト」の研究成果と課題をもとに質の高い学力の定着を図る。
(「綾部市の『あい』のある学習」を基盤とした実践)
具体的には、ア GIGAスクール構想によるタブレットを利用した学び
イ 協働的な学びと個別最適化された学び
を取り入れた指導と評価の一体化について研究を進める。
(3) 生徒指導の機能(自己決定・自己存在感・共感的理解)を生かした学級経営や授業の実践等により、一人一人に居場所のあるよりよい人間関係の育成と規範意識の高揚並びに教育相談活動の充実による不登校課題の解決と未然防止の取組を進める。
(4) 幼小中連携したキャリア教育の充実により将来に展望を持ち、希望進路を実現できる能力・態度の育成を図るとともに、体験活動等を通し「ふるさと綾部」を愛する心や社会の変化に対応する力を育成する。
(5) 新しい時代の特別活動の指導方法や指導内容について研修し、「人間関係形成」「社会参画」「自己実現」の視点から「自主・自律・自治」の力を育成する。
(6) 健康安全への理解を深めるとともに防災教育を一層進め、状況に応じて自ら判断して行動できる危機対応能力の育成と向上を図る。
(7) 教育公務員としての自覚と教育への熱意や使命感を研修により育てる。
【本年度の留意事項】
次の6点に留意し、本校の特色を生かして教育目標の具現化に努める。
1 教員は指導者としての自覚と共に、自らも生徒と一緒に学んでいるという意識を持つ。また、生徒には、学習者としての謙虚さを持たせるよう指導する。
2 こだわりと親身になった指導は当然であるが、限られた時間でより成果を出せ るように工夫した働き方の上に、生徒や保護者からの深い信頼関係を構築する。
3 合唱活動を中心とした特色ある学校づくりを進めるが、生徒数の減少や社会の 変容などに鑑み、改めて目的を確認して取組を計画する。
4 教員の言動は生徒の手本となることを念頭に置き、生徒も教員も互いのよさを 伸ばすことのできる活気ある学校づくりに取りむ。
5 希望する進路の実現のために、「授業」「補習学習」「家庭学習」を効果的に繋げる取組を学校全体で構築する。
6 生徒の力を育成するにあたって、教育に関する「基本的な知識」と「具体的指 導における指導方法や指導事項についての理解」の研修を適宜入れる。(短時間の研修)