桜の花が咲き誇り、いつもの年よりもいっそう命の大切さ、愛おしさを感じる春が訪れました。コロナ禍の苦しさは今年も続きそうですが、それでも前向きに「夢とチャレンジ精神」のある1年間を過ごしたいと思います。
「文武両道」を教育目標に掲げる創立73年目の桃映中学校、今年、1年生64名、2年生84名、3年生66名、計214名でのスタートとなりました。進級を機に「心機一転頑張るぞ」という思いの人も多いと思います。3年生は、最上級生・最終学年、2年生は中だるみの学年と言われることもありますが、私は、3年生は「責任学年」として、桃映中を引っ張っていく責任、自らの希望進路を切り拓いていく責任を期待します。2年生は、初心を忘れず、夢やチャレンジ精神を持ち続けることで、中だるみではなく、チャレンジの「成長学年」になるよう望みます。1年生は、2,3年生をモデルとして、自分自身の夢発見、仲間作り、入学を機にチェンジすることなど、「挑戦学年」として期待しています。
さて、令和3年度の桃映中は、「ワンチーム桃映をめざすP・S・R」をスローガンに掲げ、学校・生徒の皆さん・保護者の皆さんが、心をひとつにして、P・S・Rに取り組みたいと思います。
まず、一つ目のPは、「ポジティブチェンジ」です。プラス思考で物事を考え、桃映中の伝統を引き継いだり、改革する動きです。コロナのような苦しい逆境にもプラス思考で立ち向かっていく強さを持ちたいです。
二つ目のSは、「スピードアクション」です。今すべきことを先延ばしせず、今すべきことは、今すぐする「感・即・動」の素早い行動を大切にしたいです。
三つ目のRは、「リスペクトスキル」です。人を尊敬・尊重しあう関係を持ち、いじめや暴力のない、一人一人が安心でき、大切にされる学校をめざしたいです。
保護者の皆様、地域の皆様、今年度の教職員一丸となって教育活動に取り組みます。今後とも温かいご支援ご協力よろしくお願いいたします。