現在の学校での支援実態や、取組み方のタイプによって、具体例へのアプローチが異なると思われます。
様々な方向から研究してみてください。
実践から取り組むタイプ → 福島県立川俣高等学校(平成17・18・19年度 文部科学省研究開発学校)の実践
平成18年10月に実施された中間発表会の資料が特別支援教育課にありますので、お問い合わせください。○研究開発課題
高等学校における学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等の生徒の教育的ニーズに対応した指導の在り方と幼稚園、小学校・中学校、高等学校一貫支援体制整備についての研究開発
○研究の概要
社会適応技能の獲得をめざした個別的な内容(ソーシャルスキルトレーニング)及び就業への円滑な移行を目指した個別的な内容(インターンシップ)を「自立活動」として教育課程に位置付け、「自立活動」の内容の検討とともに、社会的・職業的自立を目指した指導の在り方について研究開発を行う。
学習支援員等による学習障害(LD)等の生徒への学習支援(数学科を中心)を行うとともに、ロングホームルーム等で全生徒を対象にしたストレスマネジメント教育(注)を実施する。
(注)「ストレスマネジメント」:様々なストレスによる影響についての対処方法を習得し、ストレスを適切に処理することにより、心身の健康の維持・促進を図ること文献から取り組むタイプ → 書籍の検索サイトなどで、「発達障害 青年期」等で検索をしていただくとたくさん表示されます。特別支援教育課にもいくつか備えていますので、お問い合わせ下さい。 その他のキーワード
「社会自立 発達障害」、「青年期 社会性」、「特別支援 ソーシャルスキル」など
発達検査には、適切な指導・支援を行うため、様々な観点からの検査があります。
ねらいに応じて検査を実施することが大切です。
例 検査名 主なねらい WISCーV 相対的な発達の視点 新版K式発達検査2001 個人内の認知特性の視点 ITPA 言語学習能力の視点 フロスティッグ視知覚発達検査 視覚認知の視点 など
検査の講習等は、下記の府の機関でも実施していますが、その他の実施機関については、特別支援教育課までお問い合わせ下さい。
(特別支援教育課 電話075−414−5835)
・総合教育センター研修 「心理検査講座」
講義やWISCーV(ウイスク・サード)知能検査法の演習を通し、障害のある幼児児童生徒の理解及び適切な指導・支援のため、心理検査の基礎的事項や活用方法について学ぶ。(平成19年度 5月に実施済み)
・特別支援学校によっては、検査に関する講習を実施しています。各学校のホームページを御覧いただくか、お電話でお問い合わせ下さい。