学校生活

 

 9月の終わり頃、センサーカメラの設置場所をすべて見直し、新しく3カ所のポイントを定めました。しばらくはこれらのポイントにカメラを固定して、場所によって撮影される動物に違いがあるのかを中心に調べていきたいと考えています。

 そんな新しいポイントでの調査ですが、記念すべき1回目のデータを回収してきました。カメラの設置場所が変わったことによる影響は今後検証していくとして、今回撮影された動物だけを見てみると、秋らしく、多くの種類が撮影されていました。

 今回ちょっと目立っていたのは、冬眠(冬ごもり)を控えたアナグマです。アナグマはこの時期、冬眠の準備をするために活発に行動し、ドングリなどをたくさん食べて栄養を蓄えます。学校林にもドングリや木の実が多く落ちていますので、それを食べにやってきているようです。

 他にも、ニホンジカ、テン、タヌキ、イノシシ、ニホンリス、ハクビシン、アライグマなどが撮影されており、やはり秋はたくさんの動物が学校林にやってくるのだなと、季節を感じる結果となりました。

 話は変わりますが、今週の日曜日(10月31日)は、京都総合文化祭自然科学部門の研究発表があります。科学部では、センサーカメラ調査に関する研究を2つ発表する予定です。現在、発表用のパワーポイントが完成して、発表の練習を行っているところです。残り1週間でどこまで練習できるか分かりませんが、応援よろしくお願いします。