学校生活

 

 令和2年3月21日(日)、中・高等学校交渉コンペティション運営委員会が主催する第4回交渉コンペに、生徒会のメンバー8名が参加しました。

 交渉のテーマは「漁業規制に関する国際的な商取引について」でした。交渉では、紛争解決のため双方の利益を最大化し合意形成をしていくことを重視しています。

 コンペでは、埼玉県の高校と対戦しました。生徒会のメンバーはよりよい合意形成ができるように、自分たちの立場と相手の立場を考えて議論を重ねてきました。当日は、自分たちの主張を述べつつ、相手の立場や意見をしっかりと耳を傾け、白熱した交渉をおこないました。コンペでの入賞は惜しくも逃しましたが、生徒会のメンバーたちは、「いろいろな視点を持つことができた」「交渉が成立したときの達成感があった」「交渉は面白かった、来年も取り組んでみたい」と話していました。

 生徒たちは、これから社会に参加していくため必要とされる、自らの意見を主張しつつ相手の意見を受けとめ新たな価値を創造していく力を、交渉コンペを通じて身につけるきっかけとしてくれたようでした。