学校生活

 

 12月から1月にかけて設置していたセンサーカメラを回収してきたところ、アライグマにリスにハクビシン、そしてニホンジカと、いつもの動物達が撮影されていました。しかし、昨年までの記録では冬場に撮影数が増えていたタヌキが、今冬はあまり撮影されていません。タヌキが冬場に多く写るのは、餌を探すために活動範囲を広げるからだと考えているのですが、暖冬の影響でその必要性が薄れているのかも知れませんね。

 さて、今回撮影されたシカの写真を見て欲しいのですが、3枚中2枚の写真で、背景が明るいことに気付くと思います。言うまでもなく、これは昼間に撮影されているからです。シカやイノシシなど、大型の哺乳類は夜行性であるというイメージを持たれている方は多いのですが、実際のところシカやイノシシには、昼行性・夜行性という概念があまりありません。単純に活動しやすい時間に活動しているだけで、人が多い場所では昼間に動きにくいため、夜に活動することが多いというだけなんですね。

 学校林を利用しているシカやイノシシは、明るい時間に人前に姿を見せることは少なくても、人気のない林内には普通にやってきているのです。現に、センサーカメラと一緒に仕掛けているビデオカメラでは、シカと一緒にチャイムの音が聞こえる映像も記録しています。つまり、教室で授業が行われている時間に、すぐそこの森にはシカやイノシシがいるという状況なんですね。そう考えると、何だかわくわくしてきませんか?