森林総合研究所との連携講座

 2年理数コースの生物選択クラスでは、森林総合研究所(森林総研)関西支所との連携講座を実施しています。
 森林総研から研究者の方を講師としてお呼びし、専門的な指導を受けながら、莵道高校の学校林「莵道の森」の調査・研究を行います。

 毎年、里山林に関する様々な調査をしているこの連携講座ですが、今年のテーマは「ピットホールトラップ」です。

 莵道の森に存在する二次林、人工林、草原という3つの植生ごとに調査区を設置し、ピットホール(落とし穴)トラップを仕掛け、採集された生物から森林の生物多様性について考えていきたいと思います。


第1回(5月16日)

 本講座は例年、2学期に入ってから実施しているのですが、今年度は研究テーマの関係から、データの季節性を追っていこうということになり、5月から早速調査を開始しました。
 第1回は、森林調査の心構えを学んだ後、実際に学校林に入り、植生ごとに10m×10mの調査区を設置しました。そして、春期のピットホールトラップを仕掛けました。
 まだ最初なので、今回は調査の下準備が中心でしたが、次回は森林総研から講師の先生に来ていただき、今年度の調査について詳しいお話を聞く予定です。


第2回(6月6日)

 第2回は、森林総合研究所から講師の先生にお越しいただきました。まずは今回の調査の意義について説明していただき、その後、前回設置したピットホールトラップに落ちていた動物の分類・同定を行いました。
 作業は3つの植生ごとに班に分かれて行いました。まず落ち葉や土が混ざっている中から動物だけを仕分けて、次に検索表でグループ分けをし、さらに大きな昆虫は種まで調べるという、生徒にとっては初めてのことだらけで、かなり苦戦していました。
 次は7月になってから夏期のピットホールトラップを設置する予定です。


第3回(7月11日)

 第3回は、夏期のピットホールトラップを設置してきました。
 梅雨も明け、非常に暑い中の調査になりましたが、無事に植生ごとにトラップを4ヵ所ずつ設置することができました。
 次回は3週間後、このトラップを回収していきます。何が落ちているか楽しみですね。



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