鳥羽の特徴:WWL

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 2月10日(木)と21日(月)の二回にわたって、2年生普通科リベラルアーツコース4クラスのうち2クラスが、2月8日(火)に発表をした2クラスに続いて、年度当初から取り組んでいるSDGs達成に向けた提案についての課題研究をポスターセッションの形で発表しました。マスク着用、防寒着を着用しての窓や扉の開放、ソーシャル・ディスタンス等の感染防止対策をとりながら、クラスを越えて発表者とオーディエンスが交代で発表し、質疑応答や意見の交換を行いました。これから3年生にかけて、これらの研究発表を論文の形にまとめていきます。

 
 
 
 
 
 

2月19日(土)にイノベーション探究Ⅱの授業がありました。

最後となる今回の授業では、各グループが作成した「研究ノート」を、異なるグループのメンバーに読んでもらい、評価用のルーブリックを用いてお互いに評価をしました。評価用のルーブリックには、「研究の動機・問題の背景」、「リサーチクエスチョン」、「仮説」、「仮説検証に向けた展望」、「参考文献」、「表題」の項目があり、返却された各項目ごとの評価を確認して、さらに内容の検討や修正等を行いました。来年度のイノベーション探究Ⅲでは、研究内容について英語によるプレゼンテーションやディスカッションを行う予定です。

 
 

2月8日(火)
 本日5・6限、株式会社片岡製作所より研究開発本部開発部の豆野和延様と大下拓巳様を講師としてお招きし、2年生グローバル科の理系物理選択者を対象にワークショップを行いました。

 普段、私たちが利用している便利なものの多くには、最先端の科学技術が使われています。このワークショップでは、スマートフォンのディスプレイに使われている有機ELを題材に、高校で学ぶ物理の内容が「ものづくり」にどのように関わっているのかを講義していただきました。生徒たちは、実物に触れながら、片岡製作所のレーザー加工技術を活用した有機ELの生産工程について学び、物理学を基本としたものづくりの技術とその精密さを実感することができました。また、このような体験を通して、これからの学習に対する意欲を高めると同時に、実際に仕事をされている方々がどのような社会的意義をもって仕事をされているのかという思いに触れることができました。

 

 
 
 
 

 2月8日(火)に2年生普通科リベラルアーツコース4クラスのうち2クラスが、年度当初から取り組んでいるSDGs達成に向けた提案についての課題研究を、ポスターセッションの形で発表しました。マスク着用、防寒着を着用しての窓や扉の開放、ソーシャル・ディスタンス等の感染防止対策をとりながら、クラスを越えて発表者とオーディエンスが交代で発表し、質疑応答や意見の交換を行いました。また、授業担当以外の先生方も質疑や助言をしてくださいました。残りの2クラスについても今月10日(木)と21日(月)の2回にわたって発表の予定です。

 
 
 
 

1月29日(土)にグローバルネットワーク京都交流会に2年生の14名が参加しました。新型コロナウィルス感染拡大予防のため急遽オンラインの開催となりました。昨年度から少しずつ準備を進めてきました。準備を始めた最初の頃はアドバイスを行う場面がもありましたが,次の場面にはしっかり改善していました。発表の練習を繰り返すうちに,いつしか自分たちからアイディアを出して工夫をする姿を見て感動しました。多忙な学校生活の中,プラスアルファの活動に立候補してくれた14名の生徒は,当日も立派に自分たちの探究成果を発表してくれました。

 
 
 
 
 
 

本日は前回に引き続き、「研究ノート」の総仕上げを行いました。

感染症対策のため空間・時間に配慮しながら、タブレット端末を用いて原稿を共有し、議論を重ね、コンピューター上から最終チェックを行いました。

「研究ノート」の体裁面を細部まで整えることは本当に大変でしたが、今後の大学等での生活でも大切な作業であることをよく理解し、懸命に取り組むことができました。

次回は「研究ノート」の合評会です。1年間のまとめ、頑張りましょう。

 
 

1月22日(土)

 本日3・4限、株式会社岡墨光堂代表取締役の岡岩太郎様によるワークショップをおこないました。グローバル科の特色であるグローバル・キャリアパス・プログラムの一環として、2年生グローバル科の生徒が、学校設定科目「地域研究」および「京都の風土・世界の風土」の授業として参加しました。

 第1部「文化財修理の基礎知識」では、文化財の修理技術である「装潢」修理について学び、普段学校の授業では学べない企業の文化財修理の現場を知ることができました。

 第2部「装潢文化財を支える和紙生産の技術研究」では、文化財保護に携わる職人さんの技術を後世に継承していくためにおこなわれている動作解析について学び、情報工学の視点から文化財保護について捉えることができました。

 文化財保護は文理を融合し、様々な学問からのアプローチで成り立っていることを知り、進路設計を進める2年生にとって大きな気づきとなりました。

 
 
 
 
 
 

1月22()に第15回イノベーション探究Ⅱを実施しました。冬休みの間に、2学期に作成した研究報告書にある「研究の目的・方法・結果」について、各担当者がまとまりのある文章を作成することになっていました。この授業の中では、持ち寄った文章をグループ内で共有し、「研究の動機・問題の背景」、「現時点での仮説」、「仮説検証に向けた展望」との繋がりが明確であるのかについて議論をしました。

 

 
 

12月19日(日)に2021年度全国高校生フォーラムに本校グローバル科の生徒3名が参加しました。全国高校生フォーラムでは国内外の高校生がSDGsをテーマに、研究発表や意見交換を行いました。研究発表後の質疑は、なかなか本格的なものでしたが、本校の生徒は的確に回答ができており頼もしく思いました。

 
 
 
 
 
 
 これまで研究してきた内容をまとめ、最終の「研究報告書Ver.3」を作成しました。グループ論文「研究ノート」の執筆に向け、研究テーマ、動機や問題の背景、研究の目的、方法、結果、考察などの文章や構成についても議論しました。
 2学期の授業での活動は今日が最後で、各自が担当する「研究ノート」の原稿作成が冬季休業中の課題となります。大阪大学の「アカデミック・ライティング講座」の内容を思い出しながら冬休みも取り組んでいきましょう。
 
 
 
 

13回イノベーション探究Ⅱの内容は以下の通りです。

1限目は、前時で実施したポスターセッション(課題研究中間発表)の振り返りを行いました。ティーチングアシスタント(本校卒業生)、参観者、生徒同士による評価票を見ながら、ポスターセッションを振り返り、ポスターに修正すべき点や今後調査すべき点を書き込みました。

2限目は、1限目で振り返りをした点を踏まえて、「研究報告書Ver.3」の作成を始めました。これは今後作成する「研究ノート」(日本語論文)に向けた研究概要となります。

本日もグループ内で積極的な話し合いが行われていました。

 

 
 

11月24日(水)に片岡製作所様にご協力いただき,台湾片岡股份有限公司様へのインターンシップとしてWEB会議を行いました。本校からは6名の生徒が参加しました。7月末にグローバル企業である京都の片岡製作所様にお伺いしました。その続編として,京都から世界へをコンセプトに台湾片岡股份有限公司の方々からお話を聞きました。今年度も訪台することは叶いませんでしたが,少しでも台湾を五感で感じてもらいたいとのお心遣いで紅玉紅茶(地元でも手に入りにくい高級茶のようです)とパイナップルケーキをご馳走していただきました。また,夜市の様子を撮影したビデオを見せていただいたりと現地の様子をわかりやすく伝えていただきました。参加した生徒も探究活動の調査に役立てようと,「日本では@@だけど台湾ではどうか」のような質問等を積極的に行うことができました。

 
 
 
 

11月13日(土)に京都府WWL高校生サミットが開催され,本校からは21名の生徒が参加しました。日本各地の高校生と遠隔で協働して,持続的な未来社会の創出を目指す取組です。約90名の高校生が,日本語で話し合う9チーム,英語で話し合う9チームに分かれて活動しました。遠隔という形でしたが,初めて会う高校生たちと上手くコミュニケーションをとって議論ができていました。特にスマートAPの参加者はこれまでの講義で学んだ学習内容の成果を発揮する場となりました。

 
 
 
 

11月8日(月)にグローバル・キャリアパスの取組として,京都青果合同株式会社より内田隆代表取締役社長をお招きして1年生グローバル科の生徒たちに講演をしていただきました。教科「情報」と「数学」の融合科目である「ソーシャル・インテリジェンス」の授業として実施し,生徒達はグラフや表をもとに青果の流通に関する学習を行いました。内田社長は海外への渡航経験も豊富なので,講演の後半には海外のスケールの大きい農業機械や作物の写真をたくさん見せていただきました。鳥羽高校の生徒は授業や課外の活動で,企業の方と接する機会がとても多いです。「データと流通」について学ぶとともに,内田社長の人と人との繋がりや社会貢献を大事にされている姿を見ることで,生徒たちにとって職業観を養う貴重な機会となりました。

 
 
 
 

 1年生グローバル科「イノベーション探究Ⅰ」は10月に入ってから、多目的室と図書館でチーム毎に研究計画書作成及び文献調査を協働して行っています。多目的室では研究計画書をスライドに落とし込むイメージで主に計画書を作成し、図書館ではWEB上では検索しにくい情報・査読済みの情報を主に書籍によって調査しています。研究計画書作成と文献調査をとおして、各チーム内の探究活動の整理と、新しい視点や課題を見つけられるよう活動を行っています。

 また、11/6(土)は2年生グローバル科が「イノベーション探究Ⅱ」の中間発表を行っており、その様子を一部ですがビデオによって見ることにより、「イノベーション探究Ⅰ」から「イノベーション探究Ⅱ」への流れの雰囲気を掴みました。

 

 
 
 
 

本日は、4月から各大学関係者、企業関係者の皆様などたくさんの方々に助言や御協力をいただきながら取り組んだ研究内容の中間発表を、ポスターセッションという形で実施しました。

また、他のチームの発表を聞き質問をすることを通して、お互いに刺激を与え合うこともできました。

発表後、ルーブリック評価に基づいたフィードバックを受け、チーム内で協議をし、研究内容のブラッシュアップを行いました。

本日得た見解を、次回以降の研究ノート作成に生かしていきましょう。

 
 
 
 

現在,STEAM数学Ⅰの授業では整数の性質について学習しています。みなさん,整数が3の倍数かどうかを見分ける方法をご存じでしょうか。7の倍数かどうかを見分けることができるでしょうか。ちょうど,生徒たちは倍数の判定方法について学習しましたので,「素数大富豪」というトランプゲームで,素数判定の学習活動を行いました。手札を組み合わせて,場に出ているよりも大きい素数を作って場に出します。手札を全て出し切ることが目的です。場に出した数が素数かどうか疑わしいときは,タブレットのアプリで判定します。授業の目的を忘れて楽しんでくれたようで,偶数や5の倍数が場に出る珍プレーもありましたが,整数の性質で楽しく遊ぶことができたと思います。トランプカードが場に出ている写真はジョーカーを9に読み替えて,「6621112139」という数字を場に出した場面です。カードを出した生徒はこれから素数の判定を受けるのですが,これが素数でない場合はペナルティーとして場のカードを引き取って手札を増やすことになります。さぁ,この生徒はゲームに勝てたのでしょうか。

 
 
 
 
 
 

1023日(土)に第11回のイノベーション探究Ⅱの授業を行いました。この授業では、11月6日(土)に実施されるポスターセッション(課題研究中間発表会)のための発表用ポスターを作成しました。また、ポスターセッションでは質疑応答が行われるので、質疑応答に備えて想定問答も考えました。さらに、ポスターセッション用のルーブリックを配布しました。このルーブリックを用いて、課題発見力、課題分析力・調査力、表現力などを評価します。

 
 

10月20日(水)に中国の西安交通大学附属中学と遠隔で交流を行いました。お互いに高校や学校生活などの紹介をしました。質疑応答も最初は堅い雰囲気でしたが,アニメの話や食べ物の話になるとやわらかい雰囲気で笑顔を交えた会話ができました。12月に2回目の交流会を予定しています。次は,お互いにリクエストした内容で発表します。

 
 
 
 

10月19日(火曜)にK.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 三谷 宏治教授をお招きして講演をしていただきました。1年グローバル科の生徒には「発想力の鍛え方」について,2年グローバル科には「決める力の鍛え方」についてお話いただきました。私は1年生の講演を参観しました。普段意識しないで考えていることや,行動していることについて,それを軸から揺さぶるような内容でした。三谷先生の講義内容を理解した生徒は,すぐさま行動したいという思いと,授業中に考えを行動に移してもよいのかという思いで迷っているようで,許可を求めるべく私の方を無言で見ていました。私はその生徒に対し,うんうんと頷くと,すぐさまに行動を起こしていました。誰かが行っていることを自分がやることは簡単でしょう。しかし,周りの誰もが行っていないことを最初にすることには勇気がいることでしょう。今回の三谷先生の講演にはそんなアクションを起こす場面がいくつもあり,そしてアクションを起こす生徒が現れたというのが素晴らしいと思いました。

 
 
 
 
 
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