鳥羽の特徴:WWL

World Wide Learning
 

7月14日(日)

 鳥羽グローバル・サミット最終日の本日は、KYOTOフィールドワーク・課題研究発表会を実施しました。

 「京の智」(京都に遺された歴史的・文化的価値)の再発見を目的として、1・2年生は事前学習においてフィールドワークの場所を決め、その場所についてさらに興味を持った点、深めたいと思った点をグループで話し合いました。また、それらを英語で海外大学生に伝えるために、必要な情報を英語に訳して本番に備えてきました。

 KYOTOフィールドワーク当日を迎えた今日、参加生徒は6名の海外大学生とともに京都の街へ出かけ、各フィールドワーク場所で「京の智」に関連する写真を撮影したり、各場所の歴史や文化について英語で説明をしたりしました。   

 フィールドワーク終了後、生徒と海外大学生たちは学校へ戻り、各グループで撮影した写真についてプレゼンテーションを行いました。「伏見稲荷大社の4体の狐」など、京都に慣れ親しんだ私たちも知らないような発見が多くあり、海外留学生の方々にも日本の文化について、一層興味を持っていただくことができました。

 

 フィールドワーク終了後は、ホストファミリーとの送別会、およびグローバル・サミット閉会式を行いました。送別会では5日間の思い出と感謝の気持ちを伝え合うとともに、どの家庭でも「またぜひ互いの国を訪れて再会したい」と別れを惜しみながらも、互いの未来の幸せを願って海外留学生を送り出しました。

 

 5日間を通して、生徒たちは海外大学生とたくさんの交流をし、異文化を理解し尊重する力、課題解決力、コミュニケーション能力といった様々な力をつけ、成長してくれたと確信しています。今回のグローバル・サミットをきっかけに、さらなる人と人とのつながりを生徒たちが主体となって広げていってくれることを楽しみに、この記事を書き終えたいと思います。

 

 最後になりましたが、ホストファミリーの皆様をはじめとして、多くの皆様のご協力のもと、鳥羽グローバル・サミットを無事成功させることができました。この場をお借りして、御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 
 
 
 
 
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