鳥羽の特徴:WWL

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平成30年11月15日(木)

 平成30年度SGH事業研究発表会を開催いたしました。御協力いただいている企業・大学・各種団体の鳥羽の学びネットワークの方々、文部科学省、京都府教育委員会、他のSGH校、京都府立高等学校の教員にお越しいただきました。

 午前は1・2年生グローバル科を対象に、学校設定教科「グローバル」から京都の風土・世界の風土」(地理と歴史の融合科目)と「ソーシャル・インテリジェンス」(情報と数学の融合科目)、専門教科「英語」から「グローバル・コミュニケーションⅠ・Ⅱ」の研究授業・研究協議を行いました。また、1・2年生普通科全クラスを対象に、公開授業を行いました。

 午後はSGH事業報告会の後、2年生グローバル科の総合的な学習の時間「イノベーション探究Ⅱ」ポスターセッションを行いました。大阪大学の大学生院生・学部生、中国・ハンガリー・台湾出身の京都府名誉友好大使、きょうと留学生ハウスからノルウェー・サウジアラビア出身の方々など、様々な参観者との質疑応答をとおして、課題研究を深めることができました。

 このポスターセッションでは、1年生グローバル科の生徒が聞き手として参加し、先輩である2年生の発表に対して積極的に質問を行いました。初めてポスターセッションに参加した1年生の感想の中には「密度の濃い時間を過ごすことができ、知的好奇心が高まった」「来年度に向けてプレッシャーも感じたが、今やっている課題研究をしっかりとやり遂げたい」というものがありました。

 「イノベーション探究Ⅱ」ポスターセッション終了後に、文部科学省初等中等教育局参事官(高等学校担当)付高校改革事業担当専門職の矢田裕美様、公益財団法人京都府国際センター常務理事の三田康明様、京都光華女子大学キャリア形成学部准教授の乾明紀様、大阪大学全学教育推進機構高大接続オフィス長・教授の進藤修一様から御講評をいただきました。

 12月15日(土)には、グローバル科2年生の代表が、東京国際フォーラムで行われるSGH全国高校生フォーラムに参加します。本日の御助言・御講評を踏まえて、よりよい発表ができるように課題研究を進めていきます。

 
 
 
 
 
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