企画展

  
夏季企画展「地球環境と縄文文化」 

 
 近年、温暖化などの地球環境の変化がしばしば話題になりますが、日本列島に登場した私たちの祖先が経験した最も激しい環境の変化は、数年間で気温が7℃も上昇するという縄文時代に起こった急激な温暖化でした。
福井県若狭地方にある三方五湖の一つ、水月湖の湖底に、約7万年にわたって乱されることなく縞状に堆積した年鎬堆積物は、炭素同位体年代測定法で年代を較正する世界基準に採用されたことで知られますが、この年鎬堆積物に含まれる花粉などの分析からは、周辺環境が時代とともにどのように変化したのかもわかってきています。
 今回の展示では、水月湖の年鎬堆積物から推定される環境の変化を紹介するとともに、その変化が、若狭とほぼ同様の環境変化をたどったと考えられる丹後の縄文社会にどのような影響を及ぼしたのか、縄文時代を生きた人々の意識にどのような影響を及ぼしたのかを、考古資料を通じて探ります。



会期

  平成30年7月14日(土)~8月26日(日) 
  月曜休館(7月16日は開館し17日休館)

主な展示品

 ・平遺跡出土品
  (京丹後市教育委員会)
 ・志高遺跡出土品
 ・浦入遺跡出土品
 ・桑飼下遺跡出土品
  (舞鶴市)
 ・松ヶ崎遺跡出土品
 ・三河宮ノ下遺跡出土品
  (京都府埋蔵文化財調査研究センター)
 ・水月湖年鎬写真パネル
  (福井県)

関連事業

 文化財講座 
 「環境が変えた縄文人の心と社会」
  日時:7月28日(土)13時30分~
  場所:当館第1研修室
  講師:松木 武彦 氏(国立歴史民俗博物館教授)

 「暴れる気候と暴れない気候-人類は激動の時代をどう生きたか-」
  日時:8月11日(土・祝)13時30分~
  場所:当館第1研修室
  講師:中川 毅 氏(立命館大学古気候学研究センター長)   
 

 展示解説
  7月16日(月・祝)
  8月19日(日)
  いずれも13時30分~

 チラシはこちら→夏季企画展「地球環境と縄文文化」チラシ.pdf

 

京都府立丹後郷土資料館
〒629-2234 京都府宮津市字国分小字天王山611-1
TEL 0772-27-0230   FAX 0772-27-0020

 
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