1月    「これからを生きる子どもたちのために」


 あけましておめでとうございます。よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。
 旧年中は保護者、地域の皆さまより御理解・御協力をいただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、本日より3学期がスタートしました。児童には、これからの予測不能な困難な時代をたくましく、かしこく生き抜き、世界に通用する力を身につけてもらわなくてはなりません。そんな願いを込めて、本日の始業式では、何事にも積極的にチャレンジしようと話をしました。

 さて、前述のようにこれからの時代は、先を見通すことが困難な時代と言われていますが、確かに、私が教員になった昭和57年頃は、まだ人口が増加し、児童・生徒数も増加、あるいはピークの時代であったと思われます。あの当時でさえ、日本の人口が増え続けたらどうなるのかと心配することはあっても、まさか4、50年も経たないうちに、児童生徒数がここまで落ち込むとは思いもよらないことでした。少子高齢化と言われてまだ最近のことですが、今やすっかりその言葉は浸透してきています。
 東京や大阪、京都の人口密集地にいたら、少子高齢化は全く感じません。「少子高齢化って本当ですか?もっと少子高齢化が進めばいいのに!」と感じる方がいらっしゃるかも知れません。日本全体では人口が減少しているのに、都心に集中していけば地方では当然激減していくということになります。
 そこで、どうすればよいのでしょうか?この現象をそのまま放っておくしかないのでしょうか?と心配になります。本校児童も毎年10名程度減少していっています。来年度(平成31年度)、現時点では、新4年生のみが京都式の少人数学級で2クラスになりますが、残る1・2・3・5・6年生は各学年1クラスになる見通しです。1年生は、開校以来初めて学年の児童数が30名を切る28名となり、1年生指導補助も配置されない予定です。
 一昨年(平成29年)4月、京丹波町教育委員会に今後の児童数の推移を問い合わせたところ、左下の図の数値でした。しかし今年度は、211名の予想であったのに、217名でスタートし、来年度は、200名の予想であったのが208名でスタートできそうです。全体的には減少していますが当初の予想よりも、減少幅が抑えられています。これは、入学を前に御実家へUターンされたり、京丹波町の施策による I ターンで何名かが入って来られたりされているものと推測されます。そこで、減少を抑えるための本校の使命としては、まず、魅力ある教育を続けることであり新学習指導要領に基づき、「主体的に学び、自分の思いや考えを豊かに表現できる児童の育成」を目指しています。そして、次に転入希望者に対しては京丹波町の教育を知っていただくことです。これらの取組は、在校生のためにも、これから京丹波町で暮らす子どもたちのためにも、必要なことであると考えています。1月25日には研究発表会を行い、2月9日には、学校説明会を行います。これからの時代を生きる子どもたちのために、できることは何かを考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

校長 日下部 進





                                                                                    



 

                                                     12月 2学期末     「 よく頑張った2学期! そして平成最後の冬休み 」


本日、無事に2学期が終了しました。8月29日から実に77日間の授業日数があり、子どもたちは元気に登校しました。この2学期にはたくさんの行事や取組があり、子どもたちの頑張りに心から褒めたいと思います。
 先日、12日にはなわとび大会がありました。丹波ひかり小学校では、上級生が下級生の面倒をよく見るのがよき伝統なのですが、跳ぶタイミングを軽く背中を押してあげたり、失敗しても「ドンマイ!ドンマイ!」と声をかけたり、ほほえましい場面がたくさんみられました。
 そして、その2日後の先週14日(金)には人権月間のまとめの集会がありました。各学級から、取り組んだ報告をしていましたが、しっかりとアピールをしていました。丹波ひかり小学校には、優しい子がたくさんいます。それは、京丹波町のよさでもあります。しかしながら、それでも、悲しい思いをしている子もなかにはいます。子どもたちは、人としてどうあるべきか、どのような大人になっていくかを、考えながら成長していかなくてはなりません。単に優しい子、だけでなく他人の気持ち、他人の痛みが分かる子に育ってほしいと願っています。
 また、人は成長する過程で、いろんな刺激を他人から受け、学習していきます。すばらしい生き方について、周囲の人から学んでほしいと思います。
 この2学期のことです。私が朝に登校指導している交差点から約150m先のところに、見守り隊の方が毎朝立ってくださっています。かすかに、子どもたちとその方が交わすあいさつの声が聞こえてきます。先日、用事があって立たれなかった日がありました。その日に1年の子が、交差点まで歩いてきて、私に「いつものおっちゃん、やはらへんかった……。」と悲しそうな声を漏らしました。私は事前に聞いていたので、「うん、今日は用事があるのや。明日は来られるよ。」とその子に返しました。きっと、どうされたのかと心配したのでしょう。その時、「人を思う気持ちが育っている。これはとても値打ちのあること。」と思いました。
 私は、この人権月間を通して、人の気持ちがわかるようにと言い続けてきましたが、人を思う気持ちも大切であることを、子どもを通じて学びました。
  今回、この人権月間について、お子たちから話を聞かれていると思います。この取組を通して、子どももおとなも学ぶ機会になればと思います。私自身も子どもたちから、多くのことを学びました。

 2学期、子どもたちは多くの行事に取り組み、そして、それをやり遂げてきました。達成感とともに、人との係わりのなかで、多くのことを学び着実に育ってきています。まだまだ成長していかなくてはならないところもたくさんあります。平成最後となるこの冬休み、普段会えない親戚の人やお客様が来られることもあるかと思います。いつもと違う人との出会いがあり、そしてその中での成長があることを祈ります。どうぞ、よいお年をお迎えください。
                                                                                                                   校長  日下部 進

 

                                12月 「平成30年度『地域学校協働活動』推進に係る文部科学大臣表彰」受賞


 日増しに寒さが身にしみる季節となりました。深い丹波霧にも負けず、子どもたちは楽しく友だちと話をしながら、毎朝元気に登校しています。今年もあと一ヶ月となりました。
 さて、表題の通り、地域学校協働本部「みのり会」と丹波ひかり小学校は、この度、「平成30年度『地域学校協働活動』推進に係る文部科学大臣表彰」を受賞することとなりました。この受賞の根拠は、平成18年度から2年間、文部科学省「コミュニティ・スクール推進事業」の指定を、京都府第1号として受けたときから始まる、「みのり会」の皆様の功績であると考えられます。その後、続いて平成25年度までの8年間、連続して文部科学省と京丹波町教育委員会から指定を受け、26年度以降、指定を受けていないにも係わらず、現在もコミュニティ・スクール推進事業は、継続しています。特に29年度からは、コミュニティ・スクール運営協議会の専門部会を地域学校協働本部活動に位置づけ、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の両輪で進めて参りました。
 今の形ができあがったのは昨年度からですが、それ以前から「みのり会」の取組は注目されており、ちょうど1年前の11月28日、京都府立口丹波勤労者福祉会館で開催された「南丹ミニフォーラム」で『みのり会』の発表の依頼があり、湊コーディネーターが取組について詳しく紹介されました。この『みのり会』の取組が口丹波全域に知れ渡り、すばらしくよい取組であると大きな反響を呼びました。昨年度は、京田辺市からの訪問がありましたし、今年度に入ってからも、京都府教育庁学校教育課からの問い合わせなど、対応に追われる日々が続いておりました。この12年間にわたる地域の皆様の、学校に対する係わりが京都府内で高く評価されたものと確信しております。
 『みのり会』の皆様には、毎日、当たり前のように係わっていただいておりますが、献身的なまでに学校のこと、子どものことを第一に考えていただき、子どもたちを大切に、そして温かく包み込んでいただいていることに、改めて感謝する次第です。
 また、保護者の皆様からも、「お世話になっている『みのり会』のことは、子どもから聞くだけでよく知らない。もっと係わっていただいている様子を教えてほしい。」という声も以前からよくありました。今年から意識して、美女山登山などの行事を学年PTAと兼ねて開催しましたが、まだまだ不十分であると思っています。次年度のPTA総会では、『みのり会』の方にも来ていただいて、保護者の皆様に対して、取組について紹介する機会をつくってもよいのではないかと考えています。

 ところで、先月は、10日(土)に南丹・船井小学校駅伝大会、13日(火)に校内持久走大会、
17日(土)にはキッズ駅伝がありました。南丹・船井小学校駅伝大会では、1チームが7位入賞、校内持久走大会では、参加した児童が、それぞれ目標を持って力強く走りました。キッズ駅伝では、5位入賞を果たしました。当日、応援に駆けつけ、多くの子どもたちに温かい声援をおくってくださいました保護者の皆様、放課後の駅伝練習のため、お迎えに来てくださった保護者の皆様、温かい励ましをいただきましたご家族の皆様、また、入賞したことをわが子のことのように喜んでくださった多くの皆様に、心より厚くお礼を申し上げます。

 本日より師走です。週明けの12月3日(月)に東京の文部科学省において表彰式があります。湊コーディネーターとともに代表で参加して参ります。学期末発行の地域学校協働本部の広報誌「響」にて、改めて受賞の報告をさせていただきたいと思います。
                                                                                                    

校長  日下部 進


 

                                                                       11月              学校ホームページ アクセス数 10万件 突破 !! 


 11月に入り朝夕がめっきり冷え込むようになってきました。教室から見える木々の葉が日に日に色づき始め、紅葉の季節を迎えようとしてます。
 先日は、音楽祭を開催しましたところ、大勢の皆様にご来校いただきありがとうございました。京丹波吹奏楽団「なみすい」様には、昨年に引き続きオープニングを飾り花を添えていただきましたこと、厚くお礼を申し上げます。子どもたちの成長ぶりには驚かせられました。発表順は3年生から始まり1年生でいったん休憩し、後半は4年生から上の学年へ順に発表していきました。1年生から6年生までの発達段階が上昇していくのが明らかによくわかりました。リズムのきっちりとれた楽器の演奏、頭声発声による歌い方など、子どもは、たった1年でここまで伸びるのかと、改めてこの音楽祭で感心させられた次第です。

 さて、この1年半、本校ではホームページの更新を、授業日はほぼ毎日してきました。一昨日、10月30日(火)夕方、アクセス数がついに10万件を突破しました。いつからアクセスカウンタを取り始めたのかわかりませんが、昨年の平成29年4月10日は、通算33,308件でした。 当時は、1日のアクセス件数はコンスタントに約50件弱でしたが、あまり更新していない状況では保護者の閲覧はかなり少なかったと予想されます。もしそうなら、このコンスタントにアクセスしてくださる50件近い人たちはどのような方だろうと考えたとき、まず考えられるのは卒業生です。故郷を離れて遠くに住む方が、懐かしく閲覧することが多いということをよく聞きます。次に京丹波町に関心をお持ちの方や移住希望者です。特に子育て世代の方は、教育機関について知りたいという気持ちをお持ちかと思います。そこで、保護者、地域、卒業生の皆様に対しては、できるだけ日誌の毎日の更新を心掛け、子どもたちの様子を伝え続けてきました。一方、京丹波町に興味関心をお持ちの移住希望者に対しては、トップページに「京丹波町への移住・定住」へのリンクと、「京丹波町子育て応援サイト」へのリンクを貼り、京丹波町の優遇された施策がわかるようにしました。そしてさらに、ひかり小学校に通えば、地元のどこの中学校に進学し、どの高等学校に通えるのかわかっていただくため、蒲生野中学校と須知高校のホームページへのリンクを、トップページのわかりやすいところに貼りました。この1年半の568日間、66,692件のアクセス数があり、1日平均のアクセス数は117.4件でした。どれだけ効果があるかわかりませんが、今後もホームページの充実に努めていきたいと思います。

 今月は、持久走大会、そして南丹船井小学校駅伝大会、キッズ駅伝があります。常に近い目標を目指して頑張ること、またこれらの行事の中で友情をはぐくみ、住みやすく環境のすばらしい京丹波町ですくすくと育ってくれることを心から願っています。

                                                                                                

校長  日下部 進


 

                                     10月 次の目標に向かって!

   今年は、天災に悩まされる日が多く、地震、豪雨、台風と、特に行事が近づく度に心配させられました。先日の運動会では、保護者の皆様、丹波ひかり小校区の皆様には、秋雨前線の影響で1日順延の23日(日)開催となりご迷惑をおかけいたしました。順延ということで、予定変更の対応が困難であった御家庭もあったのではないかと思っています。しかしながら、多くの皆様にお越しいただき、子どもたちの頑張りに温かい声援を送っていただいたおかげで、子どもたちは数少ない練習日程の中でも、やり遂げた達成感を感じ、満足したことと思います。ありがとうございました。
 ところで、今年は運動場の一部を駐車場にしました。PTAの役員さんが駐車場係をしてくださり、79台の自家用車を駐車していただきました。交通事故は絶対にあってはならないと、①入庫を最終のスクールバス到着後の8:15以降開会式前の8:45の間に限る。②閉会式までは出庫しない。③出入庫時、学校への坂道で離合するときにはお互い譲り合い、スクールバスを必ず優先すること。の3点を、保護者の皆様にお願いしましたところ、全て確実に守り徹底していただきました(昼休み急用で1台だけが出庫しましたが、それはこちら側も了承済みでした)。ひかり小学校保護者の強力な協力ぶりは誇れると痛感した次第です。さらに、PTAの役員さんは、次年度以降、よりスムーズに駐車できるよう準備から反省点まで、写真入りの完璧な総括資料も作成していただきました。本当に頭が下がる思いです。途中で来られた来賓の方も、「学校への坂道には、1台も停まっていなかった。」とおっしゃっていました。ただ、運動場山側の1列の駐車については、「圧迫感がある。」「景観が悪い。」との御指摘をいただいております。また、御意見等ございましたら、お聴かせください。次年度の運動会がさらに改善され、充実していきますよう心掛けたいと思います。今回、駐車場につきまして御理解・御協力いただきましたこと、心より厚くお礼を申し上げます。

 さて、運動会が終わり1週間が経ちました。早速9月27日からは、放課後に高学年の駅伝練習が始まりました。10月27日には、音楽祭があります。子どもたちは切り換えが早く、次の目標に向かって走り出しています。この2学期は行事が多く、次から次とやってきます。しかし、目標(近いゴール)があるからこそ、子どもたちは、そこに向かって頑張れるのだと思います。
 ちょうど平成30年度も1年の半分を終え、折り返し地点を通過しました。あと、残る半年を子どもたちが心から満足し、さらに成長していきますようよい教育を進めていきたいと考えています。どうぞ、さらなる御協力をよろしくお願いいたします。

                                                                           

校長  日下部 進


                 

 
9月   子どもの元気な声が一番!!

 

 

本日より、平成最後の2学期がスタートしました。39日間の長い夏休みを、家庭で、また地域で過ごし、学校ではつけられない力をつけて、心身共に大きく成長し元気に登校してきました。校舎内に子どもの声が響き渡り、灯が消えたように寂しかった学校が急に明るくなり、再び活気づきました。やはり、「子どもの元気な声が一番!」「子は宝!」であります。
 ところで、先日8月19日のPTA学校整備作業には、日曜日の午前中という貴重な時間に、大勢の保護者の皆様にご来校の上、暑い中作業をしていただきありがとうございました。校舎内のガラスを美しく拭いてくださり、また、小学校の規模としては広大な面積を誇る運動場の除草に、汗をたくさん流してくださいました。おかげで、我々教員だけでは到底やりきれない大変な作業を、短時間に効率よく進めていただき、校舎も運動場も、子どもたちが学習しやすい環境に生まれ変わりました。心から厚くお礼を申し上げます。

 さて、今年度は、1学期より、地震、豪雨と天災が続いておりました。この夏休みにおいても、当初から異常な暑さが続き、8月1日に開催予定をしておりました「育ちゆく子らの交流会」の開催中止、プール開放も暑さのため3日間中止しました。それぞれ子どもたちの楽しみを奪うものであり、誠に残念なことでありました。また、台風20号が8月23日深夜から24日未明にかけて、お隣の兵庫県を通過し、風が強くこの京丹波町にも、倒木など被害がありました。
 そのような中で、この夏休み中、お二人の校区内の区長様が、別々に学校を訪ねてくださいました。お二人とも通学路の件で、学校に対してとても協力的な内容でした。お一人は、国道歩行の安全について、もうお一人は、台風による倒木で既にNTTと役場に連絡したとの御報告でした。私は、京丹波町に勤務して何度も経験してはいるのですが、「なんて、この地域の方は温かく、子どもを大切にしてくださるのだろう。」とつくづく改めて感じさせられた次第です。これだけ地域の方に支えられているからこそ、学校が前へ前へと順調に進んでいるのだと心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 来月22日(土)には、運動会があります。また、10月27日(土)には音楽祭があります。そして、持久走大会、また高学年においては、陸上記録会並びに駅伝大会と2学期は行事が目白押しです。そんな中でも、保護者や地域の皆様に温かく見守られているからこそ、子どもたちは頑張ろうという意欲を持ち、目標に向かって進むものと信じています。どうか、今学期も引き続き御理解・御協力いただきますように、また、子どもたちに温かい励ましの一言をかけてくだされば幸いです。よろしくお願いいたします。

校長 日下部 進
 

                               7月  1学期末  「夏休みは、成長のチャンス!」

 この度の、西日本を中心に襲いました7月豪雨災害で、犠牲になられました方のご冥福をお祈りし、また、被災されました方にお見舞いを申し上げ、1日も早い復興をお祈りします。京丹波町においても、和知小学校区の上乙見地区で土砂災害が発生しました。人的被害はありませんでしたが、和知小学校PTA会員宅、和知中学校PTA会員宅の二家庭の家屋に土砂が流入し、被災されました。京丹波町PTA連絡協議会では、本日から8月31日まで、義援金の募金活動をされます。募金活動は、各学校ごとのPTAで行うことになっています。どうか、募金活動に御協力いただきますようよろしくお願いいたします。

 さて、本日、お子たちを通じて通知表をお渡ししました。今年から、通知表のスタイルが変わりました。昨年度までは、観点別評価・評定を手作業によるゴム印の押印、所見は印字したものを貼り付けていました。今年度からは、観点別評価・評定・所見を一体化し1枚の紙に印字し、それを学期ごとに貼り付ける方式に京丹波町内小学校で統一しました。観点別評価・評定の見方については、従来と変わりません。ところが、新学習指導要領の移行期にあたる今年度は、道徳が全学年教科化となりました。また、外国語活動が中学年に創設され、31年度までは年間15時間、高学年においては、現行の週1時間に31年度までは中学年同様年間プラス15時間となります。それに伴い、道徳は、年度末に全学年で所見による評価を行い、中学年の外国語活動の所見は、2学期か3学期のどちらかの総合所見の中で記入します。

 この1学期間子どもたちは、大きく前進し成長しました。特に通知表の観点別評価・評定は、絶対的に到達した位置を示したものであり、決して頑張ったか、そうでなかったかという指標ではありません。お子たちの頑張りや成長を、認めたり褒めたりしてください。子どもは自己肯定感が高まると、必ず意欲は高まります。明日より39日間の長い夏休みに入ります。普段できない調査・研究や、自分の好きな分野に深く取り組ませることによって、さらに大きく成長していくことが期待できます。 
 末筆になりましたが、保護者・地域の皆様には、本校教育に御理解・御協力をいただきましたおかげで、本日無事1学期を終えることができました。厚くお礼を申し上げます。そして、この夏休みに、児童は、地域に還ります。安全で楽しい有意義な夏休みを過ごせますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

                   
                                                                                   校長 日下部 進
 

                                          7月   1学期 ラストスパートです!

例年より少し早く梅雨入りした近畿地方ですが、梅雨明けが早いという予報が聞かれます。6月29日には、九州、中国・四国、近畿・東海を跳び越え、関東・甲信が梅雨明けをしました。この学校だよりを目にされている頃は、近畿地方も明けているかも知れません。先月末までは、曇り空が続いて、雨量が少なく水不足を心配していました。先週の金曜日は、瞬間的に豪雨と雷が鳴り、滋賀県米原市では竜巻が発生したと報じられていました。梅雨末期特有の局地的な大雨が、狭いエリアに集中して降ると、今度は災害が発生しないかと心配です。 
 一方、先月18日には、大阪北部地震が発生し緊張感が走りました。幸い京丹波町内の学校は大きい被害はありませんでした。本校も登校途中でしたので児童の所在確認をし、児童の安全確保をしました。また、地震発生後の午前中に、「地震のせいだと思うのですが、須知商店街に瓦が1枚か2枚ほど落ちて割れていましたので、下校時気を付けてください。」と京丹波町にお住まいの方から御親切に連絡をいただきました。ありがとうございました。
 これだけ人類の科学が発達しても、自然の力は偉大であることを見せつけられます。自然に勝てないならば、自然といかにうまくつきあうかということを学ばせてくれます。



 ところで、先月は農作物の植え付けのラッシュでした。
 「みのり会」の皆様が、毎日のように来てくださっています。
 昨年までは、自然公園近くのふれあい農園まで歩いて行っていましたが、往復に時間がかかり、近いところをということで、「みのり会」の方が、近所の畑を交渉して借りてくださりました。学校から曽根側に下りたすぐのところで、校門から5分足らずのとても近くてよいところです。また、さつまいもの苗も塩田谷の方に無償で提供していただいたとのことです。きっと、これはほんの一部で、学校の掌握していないこともきっと多々あるはずで、不義理なことで申し訳ありません。この場をお借りしまして、お礼並びにお詫びを申し上げます。本来学校がすべきところまで「みのり会」の方がサポートしてくださり、支えていただいておりますことに、改めて感謝を申し上げます。
 先月23日の祖父母参観においても、交流体験の取組に全学年で「みのり会」の方にお世話になりました。祖父母の方がお帰りになるとき、みなさんがよい笑顔で帰っていかれたのがとても印象的でした。中には、「大阪から来たかいがありました。」とか、「とてもよい取組ですね。」と、嬉しいお言葉も頂戴しました。
 「みのり会」の皆様には常日頃より、読書支援(読み聞かせ)、環境栽培、学習支援(校外学習・やりきり道場)、食育の4つの分野でお世話になり、この6月までで、延べ30日、80名ほどの方にお世話になっています。この数は驚くべき数字で、統計上のデータがなく比較のしようがないのですが、おそらく日本で、かなりの上位に位置するのではないかと思われます。

 このように、多くの皆様に支えていただきながら、最終月の7月を迎えることができました。1学期ももうあと少しです。最後まで力を抜くことなく、磨きをかけて終業式を迎えたいと思います。
                                                                                                          

                                                                               校長  日下部 進

 

                          6月   ひかり小学校 みんな いい子!

今日から6月、先月はゴールデンウィークがあり授業日数が少なかったのですが、ふれあい遠足、修学旅行、野外学習と大きな行事がありました。
 今年度も修学旅行に引率してきましたが、昨年と同様、行くところ行くところで、本校の児童を多くの方から褒めていただきました。奈良では、班ごとにボランティアのガイドさんに付いていただき、「東大寺~正倉院~二月堂~若草山」のコースを、丁寧な説明を受けながら歩きました。二月堂に到着した際、1枚の大きな葉を手にされました。それは、タラヨウ(多羅葉)という木の葉で、葉が厚く、葉の裏面に傷つけると字が書けることから、ハガキ(葉書き)の語源になったとのことでした。
  そして、そのことを説明された後、実際にその葉に細い枝で文字を書いて、その葉をそっと一人の児童にわたしてくださりました。みんなで輪になって、何と書いてあるのかのぞいてみれば、「ひかり小学校 みんないい子!」と書かれてありました。もらった子は思わず「うれしい。」と返していました。私も、何とも言えないうれしさが込み上げてきた瞬間でした。そして、「なんと上手なほめ方をされるのだろう。」と感動もしました。



  一方5年生も、修学旅行の2週間後野外学習に若狭湾へ出かけました。「自主」「協力」「友愛」「自立」をスローガンに、3日間児童が自分たちで活動の役割分担を、係ごとに責任をもってやり遂げ、達成感を味わい、教育成果をあげた野外学習であったとのことです。

 この二つの行事の期間、ホームページにてその都度、画像を入れて様子を伝えておりましたが、野外学習中の5月24日には、通算アクセス件数が8万件を超えました。
 ちょうど1年前の昨年の野外学習時、平成29年5月24日には、通算アクセス件数が35,860件でしたので、この1年間で4万5千件近く見ていただいたことになります。普段から、授業のある日は、ほぼ毎日、児童の様子を伝えておりますので、どうぞご覧になってください。このホームページが多くの皆様に見ていただき、学校のみならず京丹波町の活性化につながればと願っています。
                                                                                                                       校長 日下部 進

 

                                                          5月  1学期が順調にスタート

 ここ最近の気候の変化は激しく、例年になく桜の開花が早く、またPTA総会のあった日前後は初夏を思わせる気候でした。自然の力は大きく私たちの力には到底及ばないことは、十分にわかっているのですが、せめて桜の満開を、人の力で入学式に合わせることができたらよいのにと思う次第です。
 先日は、授業参観並びにPTA総会・学年PTAにお越しいただきありがとうございました。PTA総会でも冒頭の挨拶でお話をさせていただいたように、音楽の専科を高学年に導入しました。まだスタートしたところですが、音楽とは、「音を楽しむ」と書きますが、楽しい授業のようです。初めての試みなので、私も一度参観させてもらおうと考えています。

 新学期が始まり3週間が過ぎました。私と子どもの接点は、朝の登校時が多いのですが、子どもたちは、毎朝頑張って登校しています。登校班長になって、責任感を感じ、下級生をちゃんと整列させて、歩く速度も考えて登校してきている班が目立ちます。また、先日は登校班の子どもたちの方から、トラックを停めておられた近くの建設会社の方に「おはようございます。」と声をかけ、その方も「おはよう。」と返してくださる風景を間近に見ることができました。その時に何とも言えない、さわやかな日本のよき風景を見た気がしました。子どもたちの当たり前の行動が、住みやすい京丹波町の、よいまちづくりにつながればと願っています。

 また、4月18日(水)には、今年度初めての集会がありました。昨年までは、朝一番に集会をしていたので、「さわやか集会」でしたが、今年度から5校時に設定し時間帯も変更となり名称も「いきいき集会」に変更しました。担当者から「4月23日は何の日ですか?」という質問に、「こども読書の日」と答えた児童がいて、「さすが!」と心の中でつぶやいていました。私もそうなんですが、「本を読みたいのだけれど、読む機会がなかなかなくて…。」と思っている子は多いのではないでしょうか。



 学校では、朝に10分間の朝読書タイムを設定しています。もし、これがきっかけで本の世界に魅せられて読書好きとなり、将来、芥川賞や直木賞を受賞する作家として育ってくれたらと期待しています。私も子どもたちと同じ時間帯に毎朝10分間、読書するように心掛けたいと思います。1学期が始まり順調なスタートを見せています。
 子どもの頑張りが持続するように、ほめたり、励ましたりしていきたいと考えています。御家庭におかれましても御協力いただきますようよろしくお願いいたします。

                                                                                         校長 日下部 進

 

                          4月 新年度を迎えるにあたって

先月3月は暖かい日が続き、桜の開花が例年より記録的に早く、満開の季節も過ぎ去り鮮やかな緑の葉桜の中で、本日、32名の新入生を迎える入学式を、多くの御来賓と保護者の皆様、在校生に見守られる中、滞りなく挙行することができました。1年生と在校生の合わせた全校児童218名が、今日からこのひかり小学校で仲良く、前向きに一生懸命学ぶ児童に育ってほしいと願っています。



 さて、昨年度は6年生42名が卒業しましたが、入学してきた1年生は32名なので、昨年度に比べ10名減りました。少子高齢化を目の当たりにします。平成35年度には165名ほどまで減少してしまいます。今、日本全体が大都会に偏りすぎる傾向があり、このことが大きく影響していると言われています。そこで、「学校として何ができるかな?」と考えたとき、まず、「本来のするべき学校教育を着実に進めること」と考えています。教職員が誠心誠意をもって努力し、魅力的な教育や満足してもらえる教育が進められたとき、学校からの転出は防げるし、京丹波町に実家があり、子どもさんやお孫さんが定住するために戻ってこられたり、また京丹波町に縁はないけれど移り住んでこられたりする方がいらっしゃるかも知れません。学校は、「何とか京丹波町からの流出をとめ、そして増やしたい。」という強い思いを込めて、すばらしい教育を創り上げていきたいと考えています。

 学校教育目標は、今年度も『「夢に向かって一生けんめい学ぶ子ども」の育成』です。夢を持つということは、目標を持つということです。人間は、目標があるからこそそれに向かって頑張れるのです。子どもたちは、無限の可能性を秘めています。目標を目指し頑張る姿を応援し、「結果」よりも「一生懸命に頑張った過程(プロセス)」を褒めたり認めたりして、自己肯定感を高めていきたいと考えています。
 さらに、本校には「みのり会」という強力な協力をしていただいている組織があります。今年度も「みのり会」の皆様に学校へどんどん入っていただくことをお願いし、全校の児童に関わってもらい、豊かな心や確かな学力の育成を図っていきたいと考えています。

  今年度、新たに赴任しました9名の教職員を含めた、32名の教職員が力を合わせ、子どものために一丸となって取り組んでいきますので、「平成30年度の丹波ひかり小学校」を何卒よろしくお願いいたします。
                                                                                                                    校長 日下部 進


 

                           3月   年度末  「希望の春がやってきた。」

 3月に入り、急に春めいてきました。 朝、登校後、元気にグラウンドへ駆け出していく児童が喜びに満ちているようで、この風景を見ていると、待ち望んでいた春の到来を感じます。



 3月2日(金)に予定していた「6年生を送る会」を集団風邪の流行で、1週間延ばし3月9日(金)に開催しました。 勤務の関係で変更ができず参観にお越しいただけなかった6年生の保護者の皆様には深くお詫び申し上げます。また、参観に来ていただいていた保護者の皆様も、無理をしてお仕事の都合を変更してくださったのではないかと、重ねてお詫び申し上げます。
 ところで、私は、今まで30回以上の「送る会」を教師として経験してきました。経験してきた中で、かなりよかったと思える送る会でした。それは、送る側の在校生が6年生に対して心から感謝しており、発したメッセージは、6年生に対してその気持ちがよく伝わる「送る会」であったからです。また、それを観ていた6年生もしっかりと受けとめ、素直に喜んでいた姿がとてもさわやかに目に映りました。確かにこの1年間、日々、登下校や縦割り班での清掃活動などで、6年生は下級生に対して本当に優しく関わり、親切によく面倒をみてくれていました。誰が見ても感謝される、尊敬されるに値する先輩、6年生であったと思います。私もたった1年だけのお付き合いでしたが、6年生に対しては、全校のために本当によく頑張ってくれたと、心から称賛したいと思います。
 6年生を送る会が終わると、卒業式がもうそこに見えてきました。練習が始まり、昨日、全校で予行を終えたところです。この1週間、6年生とほぼ毎日、卒業式の練習で顔を合わしていました。卒業証書を1人ずつ手渡す練習をしていると、この1年の思い出が浮かび、何とも言えない惜別の感情が込み上がってくることがありました。卒業式当日、きっと6年生は私の6倍、6年間の思い出が蘇ってくることと思います。
「22日の卒業式は、きっと、よい卒業式になること間違いなし。」と確信できる予行でした。在校生も翌23日に修了式があり、各学年を立派に修了することと思います。
御卒業・進級本当におめでとうございます。
 全校児童にとって、希望に満ちた暖かい春の到来です。

 あとになりましたが、保護者・地域の皆様には、この1年間本校の教育に多大な御理解をいただき、また温かく支えていただきましたこと、心より厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。                          
                                                                            

校長 日下部 進 


 

                       3月   最後まであきらめない

先月は、お隣の国、韓国の平昌(ピョンチャン)で冬季五輪が開催されました。25日の閉会式前日の24日は、土曜日ということもあり、テレビ観戦しながら多くの方が応援されたのではないでしょうか。
 この大会を通じて感じたことが二つあります。メダルを獲得した選手たちのインタビューでは、共通して「応援してくださったおかげです。」とか、「応援してくださった皆様に感謝します。」といった『応援があったからこそこの結果につながった。』という感謝の気持ちを述べています。今の自分があるのは、決して自分だけの功績ではないとどの選手も主張しています。そのように、慎ましいというか謙虚に感じる姿勢は、「そのように言わされている。」とか「仕方なく言っている。」とは到底思えず、笑顔の表情からは、本心で言っているように思います。
 もう一つ感じたことは、カーリングの女子チームを観ていて思ったことですが、「最後まであきらめないことの大切さ」を感じました。予選リーグの最終戦スイスに勝てば、決勝戦に進めるところを負けてしまい、もうだめかと思っていたところ、アメリカが負けてしまったために自動的に決勝戦に進むことができたのです。決勝戦では地元韓国に敗れ、3位決定戦へと進み、強豪イギリスと銅メダルをかけて対戦することになりました。前半、点数をリードされていたにも関わらず途中で逆転に成功し、最終第10エンドでは、再び逆転負けしそうな状況でありながら、相手国の最後の一投が、想定外にストーンを弾いて日本の勝利となり、カーリング史上初のメダル獲得となりました。このカーリングのゲーム観戦を通して、単に幸運や作戦だけでなく、「最後まであきらめない粘り強さ」が勝利に導いているように思えてなりませんでした。

 今、丹波ひかり小学校は、保護者の皆様だけでなく、地域の皆様も含めて多くの方々に応援していただいています。この応援があるからこそ、子どもたちは頑張ることができるのです。改めて感謝するとともに、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。そして、最後まであきらめず、粘り強く自分のもてる力を最大限に引き出し、無限の可能性に挑戦し続ける、そのような子どもに育てたいと思います。
                                            

校長 日下部 進

 
                     2月    地域の支えに感謝します。

  1月20日頃の大寒は、1年で一番寒いと言われています。しかし、次の二十四節気は、2月4日頃の立春。この日から暦の上では立夏の前日の5月6日頃までを春と呼んでいますが、立春を過ぎても、「立春とは名ばかりで、まだまだ寒い日が続きますが…」と挨拶でも言われていますように、2月はまだまだ寒い日が続くと思われます。
 先日1月25日の朝は、まとまった雪が積もりました。歩いて登校できるとは思いつつも、実際に歩いて確かめようと、長靴に履き替え学校を出ました。校門を出ると、朝出勤した時に歩道の上に積もっていた雪が、丁度歩ける80cmくらいの幅に、学校下の旧国道の交差点まできれいに除雪されているのです。「誰がどうやってこの短時間にしてくださったのだろう。」と思いながら、坂の下の交差点まで降りていくと、近所にお住まいの3名ほどの方が、雪かきスコップで通学路の雪かきをしてくださっていました。お礼を述べると、「登校までに何とか子どもたちが歩きやすいように。」とおっしゃり、温かい親切心に感動しました。歩道の除雪は、別の方が、雪かきの道具を自動車で引っ張り、除雪してくださったそうです。さらに、早朝には、「警報が出ていないので学校はありますね?登校前にバス停のところの雪かきをしますので。」という電話での問い合わせも学校にありました。その後、さらに別の方が、小型トラクターで曽根から上がる歩道の除雪をしてくださったり、大型ブルドーザーで、学校への進入路や駐車場までも除雪をしてくださったりしました。また、通学路に垂れ下がった竹を切ってくださった方もいらっしゃったそうです。私が掌握しているのはほんの一部の方だけで、きっと大勢の方が校区内のあちらこちらで、御親切に子どもの通学路確保のために、雪かき等をしてくださっていたと推察します。本当に有り難かったです。この紙面をお借りしまして、心より感謝し厚くお礼申し上げます。







   普段は、ほとんど表に出てこられませんが、このように、いざとなれば子どもたちのために動いていただいていることがよくわかり、常に温かく見守ってくださっている、そのような素晴らしい地域であるということを、身に染みて感じました。
 平成30(2018)年も昨日で1月が終わり、1年の12分の1が既に過ぎてしまいました。時が経つのはあまりにも速く驚かされてしまいます。しかし、今年度もあと二か月間、地域の皆様に応えるべく、次の学年や進学のための準備となるよう、一日一日を大切にし、充実した日々を送れるように頑張っていきたいと思います。                                                                                                                         
校長 日下部 進
 
                        1月  「1年の計は元旦にあり」



あけましておめでとうございます。 
旧年中は保護者、地域の皆さまより御理解・御協力をいただきありがとうございました。                           
さて、本日より3学期がスタートしました。
よく、「一月行く、二月逃げる、三月去る」と言われるとおり、
この3学期は実に短いものです。学年のまとめの学期であるとともに、
次の学年に向けた準備の学期でもあるとも言えます。今日の始業式で、そのことについて児童に話をしました。
 児童たちは、この冬休みどのようなお正月を過ごしたのでしょうか?「一年の計は元旦にあり」という諺がありますが、何か自分なりの目標を持ったり、初詣に行き自分の目標に即した願い事をしたりしたのではないでしょうか。各学級では、今日か明日の学級活動で、各個人の「新年の抱負」とか、「今年の目標」「将来の夢」を書く予定をしていたと思います。
 目標を持ち、それが達成すれば嬉しい限りですが、たとえ達成できなくてもその目標に向かって頑張ることは、とても値打ちのあることだと思います。目標が途中で変わることはよくあることで、全く別の目標になったとしても、前の目標に向けて頑張っていたことが次の目標を達成するために役に立ち、見事達成できた例はいくらでもあります。例えば、将来飛行機のパイロットになりたかった人が、それを目標に頑張っていたけれども、途中で家族の難病を治したいという強い思いから、変更し医者になろうと決意しました。今までそれに向けて頑張ってきたことがそのまま役に立つかも知れません。また、一方では一からやり直さなくてはならないほどの大きな難題が待っているかも知れません。しかし、たとえ後者であったとしても、今まで目標に向けて頑張ってきた努力を継続させる力がそれらを克服し、見事成し遂げることは可能なのではないでしょうか。
 新しい年を迎えて、何でもよいと思います。とにかく、今はこれだと思う目標を定め、それに向かって、ひたすら頑張れる人に育ってほしいと心から願うばかりです。
  本年もどうぞよろしくお願いいたします。
                                                                                                                                       
校長 日下部 進
 

                         12月 2学期末  「ありがとう、平成20年代!」

 本日、平成29年度2学期が終了しました。8月29日の2学期始業式から数えること実に81日間という長い授業日数でした。平成29年度は、まだ3月までありますが、平成29年という年は今月で終わります。先ほど長い2学期であったと書き、大変矛盾したことを言いますが、月日が経つのは早いもので、平成20年代ももう終わりかと思えば、少し寂しい気がします。数字上では長く感じますが、実際に時の流れというものは速く感じるということなのでしょうか。
 ところで、児童にとってこの平成20年代という10年間、どのような10年間であったのでしょうか?3年生以下の児童は全員平成20年代の生まれです(4年生の早生まれの児童も含みます)。現6年生も平成20年の元日は、1歳か2歳ということですから、今の児童は、自分の人生の大半を20年代に生き抜いてきたことになります。私の過ごした小・中学校時代は、昭和40年代であります。小学校前半の記憶は、かすかに残っていますが、小学校高学年以降は、叱られたり失敗したりしたこと(これが、今となってはよい思い出となっているのです。)も含めて、楽しかった学校生活を中心にかなり鮮明に様々な場面が記憶に残っています。
 本校の児童が大きく成長し、平成20年代を振り返った時、自分の人生の中で、ひかり小学校時代の楽しかったことや嬉しかったことを思い出し、「そんな時代があったなぁ。」と懐かしく、よい思い出として思い起こしてくれたら嬉しく思います。
 
 さて、この長い2学期を振り返ってみますと、9月の運動会に始まり、音楽祭、京丹波町陸上記録会(高学年)、校内持久走大会、2つの駅伝に向けた練習とその大会(5・6年駅伝チーム)と多くの行事・取組に子どもたちは力を発揮してきました。そしてその都度、保護者や地域の皆様から温かい声援を送っていただき、また、普段の学習においても、優しく関わってもらい、認められたことによって、子どもたちの自己有用感が高まっていると思います。
 本校の児童は、きっと、
「かけがえのない存在として、愛され、見守られている。」
「努力を認められ、そして期待もされている。」
といった感情をどこかで持ったに違いないと確信しています。

 今日、2学期の通知表を持ち帰りました。1学期にもお願いをしましたが、どの子にとっても、精一杯努力し、頑張った足跡が必ずあるはずです。見つけてほめて、そして認めてあげてください。よろしくお願いいたします。 

                           

  平成29年が終わろうとしていますが、保護者・地域の皆様には、この12月まで本当に学校を理解し、支えてくださいましたこと、心より厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 そして、来たる平成30年代は、1年半くらいしかありませんが、皆様にとってすばらしい年代となりますよう、心からお祈り申し上げます。
                                                                         

校長  日下部 進

 


                              12月  「いってらしゃい。早うお帰り。」

朝の登校指導で、毎月1日にPTAの皆様が、1日と15日に交通指導員の皆様が、19日には社会教育委員の皆様が、通学路の複数箇所で、登校を見守りながら挨拶を交わしていただいています。先日、その見守りに居合わせた時、登校してきた子どもたちに「おはようございます。」「行ってらっしゃい。」のあとに「早う、お帰り。」と声をかけてくださっていました。「懐かしく、そしてなんと、温かい言葉か。」と心に響きました。何十年も忘れていた言葉で、昔、登校するとき、母や近所の方から、当たり前のように声をかけてもらっていた言葉なのです。今だからこそわかるのですが、「早う、お帰り。」という言葉の裏には、「道草をせずに、早く帰ってきなさい。」ということではなくて、「早く帰ってきて、あなたの顔が見たい。」とか「早く帰ってきて、家で体を休めてね。」という愛情が含まれていると思うのです。このように、言葉には、不思議な力があり、少し一言添えただけで、愛情がこもって人の心を満たすことがあります。また、励ましたり、その人の支えになったりすることもあります。

 先週、11月20日(月)より本校では人権月間が始まりました。「輪~広げようやさしさ・深めようコミュニケーション~」をテーマに、12月15日(金)までおよそ1ヶ月間取り組みます。クラスでは、人権について話し合います。また、自分ができたことや友だちにしてもらって嬉しかったことを、自分の感想も入れて星のかたちをした用紙に書き、学年ごとに台紙に貼っていく「キラリ・丹波ひかりの星」という取組や、ふれあい縄跳び、ふれあい給食などの取組を全校でも進めていきます。この期間、たくさんの優しい言葉や温かい言葉が、縦横無尽に行き交います。この人権月間の取組は、とても値打ちのある取組ですが、さらにこの取組の効果を倍増させてくれているものが、日頃の御家族の愛情であったり、友だちの思いやりであったり、地域の方の優しさであると思うのです。たまたま、朝の挨拶で感じた一言でしたが、この一言に限らず、御家庭のみならず地域の方からも、様々な場面で、愛情や優しい言葉を受け取っていると実感しました。温かい地域であることに、有り難く感謝する次第です。そして、子どもたちには、この環境の中で、友だちや周りの人に対して、温かい言葉を、自然に発する人間に育ってほしいと願います。

 ところで、先月は、11日(土)に南丹・船井小学校駅伝大会、15日(水)に校内持久走大会、19日(日)にはキッズ駅伝がありました。南丹・船井小学校駅伝大会では、1チームが5位入賞、校内持久走大会では、参加した児童が、それぞれ目標を持って力強く走りました。キッズ駅伝では、3位入賞を果たしました。当日、応援に駆けつけ、多くの子どもたちに温かい声援をおくってくださった保護者の皆様、放課後の駅伝練習のため、お迎えに来てくださった保護者の皆様、温かい励ましをいただきましたご家族の皆様、また、入賞したことをわが子のことのように喜んでくださった多くの皆様に、心より厚くお礼を申し上げます。
 本日より師走です。今学期つけてきた力に磨きをかけてより確かなものとなりますように、2学期最後の仕上げに向けて、ラストスパートします。

校長 日下部 進
 

                               11月  京丹波町はよいところ
                                    

   毎週のように台風が到来し、行事のあるときは、特に冷や冷やします。それでなくても今年の秋は、雨の日が多く、透き通るような気持ちのよい秋晴れが少なかったのですが、先週の木曜日と金曜日の2日間は、雲ひとつない青空であったかと思います。音楽祭の前日は、「このよいお天気がなんとかそのまま続いてほしい。」と強く願っておりましたが、土曜日の夕方4時頃までは曇りという天気予報も外れ、生憎、朝からの雨となりました。しかし、足元がしるい(京ことばで雨が降ってぬかるんでいることを意味します)中、大勢の保護者・地域の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。開会前の体育館の中は、熱気に包まれており嬉しく思いました。今年度の音楽祭は、京丹波吹奏楽団「なみすい」様にオープニングを飾っていただきました。また、本校の太鼓クラブの演奏も迫力があり、音楽祭を盛り上げてくれました。そして、各学年の発表は、在校生や皆様の見守る中、堂々としたすばらしい発表で、練習を積み上げてきた成果がよくわかりました。結びの全員合唱で、もみじをご来校の皆様にも一緒に歌っていただいた時、会場が一つとなり、「京丹波はよいところだなぁ。」と思った瞬間でした。

ところで、自分のよさを自分で認め誇りに思う感情を、自己肯定感と言いますが、京丹波町は、自町肯定感をもっと前面に打ち出してもよいのではないでしょうか。私は、自然豊かなところが京丹波町のよさと前から思っていましたが、この町に勤めだしてから、京丹波町にお住まいの方の温かさを感じて、それが、とてもすてきなところと思っています。先日の音楽祭においても、自分の子どもだけでなくよその子どもにも、温かい眼差しや「よかったよ。」と声をかけられていた姿を多く見かけました。豊かな自然と、住まれている人がこの町の魅力を生みだしていると感じています。

 京都新聞の記事にも掲載されましたが、先日の音楽祭終了後、京丹波町移住希望者に対して、京丹波町と学校説明会を開きました。学校説明会と言っても丹波ひかり小学校だけではありません。京丹波町内の全ての幼稚園・保育所、小・中学校、高等学校です。幼稚園と保育所は入所の待機はありません。須知高等学校は、日本三大農学校の一つとしての歴史があり、普通科は、SAだけでなく、どのコースも少人数できめ細かい授業がされ、また食品科学科においては、農業を超えたハイテクな授業を進めています。もちろん、小・中学校も同様に、各校それぞれの特色を生かした教育を進めています。京丹波町の教育のすばらしさは魅力的であり、これを広めなければと、今回本校を会場に開催いたしましたが、おかげさまで3組のご家庭に参加していただきました。併せて、京丹波町の子育て支援制度や空き家情報を京丹波町農林振興課の方から説明してもらいました。今後もこの活動は、地道に続けていきたいと考えています。そして、この町のよさを子どもたち自身が感じ取り、成長する過程で「京丹波町はよいところ。」と広めていってくれることを願っています。
                                               
                                                                                                

校長  日下部 進
 
10月  スポーツ・芸術の秋です。

 暑さ寒さも彼岸までと申しますが、周囲の景色がすっかり秋めいてきました。先日の運動会では、保護者の皆様、ひかり小校区の皆様には、台風の影響で20日(水)開催となりご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ありませんでした。平日開催であったにも関わらず、多くの皆様にお越しいただき、子どもたちの頑張りに温かい声援を送っていただきありがとうございました。実質、わずか2週間と少しの期間で集団演技を完成させ、さらに、団体競技、応援練習、また6年生においては鼓笛隊の練習までこなしてきました。子どもたちは、短期間の間に本当によく頑張りぬきました。そして、翌21日(木)は、休日もなく登校日ということで、疲れて体調不良を訴えるのではないかと心配しましたが、いつもより大きな声で挨拶をして登校してきた元気な姿は、とてもエネルギッシュであり、頼もしく思いました。ひとつ子どもの成長を感じた節目の行事となりました。
 運動会が終わると、次の目標に向かいます。駅伝練習が9月25日からスタートしました。また、全校児童も持久走大会に向けて頑張ることになります。一方で、10月28日の音楽祭に向けて表現力豊かな音楽の練習にも励み、また京都丹波美術工芸教育展や全国教育美術展に向けて、絵や工作を創造性豊かに作品を作りあげていきます。9月22日には、5年生が上野の能満神社へ写生に出かけたので見に行きました。京丹波町には絵になる風景が多くすてきなところと認識しておりますが、私は、神社で絵を描いている風景を見て、なぜか不思議と子どもたちが、自然に地域に溶け込んでいるように見えて、これこそ絵になるすてきな風景と思いながら、また集中して描いている様子に感心しながら、しばらく眺めていました。今、スポーツ・芸術の秋、まっただ中です。


  ところで、年度当初、4月の学校だよりに「学校と地域を活性化し、地域創生に関わる学校として歩み始めたい。」と述べておりましたが、10月28日の音楽祭終了後、京丹波町移住希望者の方の説明会の会場として提供します。今年度、文部科学省より蒲生中学校区が「首長部局等との協働による新たな学校モデルの構築事業」の指定を受けており、その事業の一環として行われ、本校もその一員として参加します。内容は、京丹波町内の幼稚園・保育所から高等学校までの教育・保育機関の紹介、京丹波町の子育て支援制度の説明、京丹波町への移住情報等が主な内容です。今、日本は人口減少、少子化が進んでいます。丹波ひかり小学校も例外ではなく児童減少が進み、現在、全校児童数は227名ですが、平成31年度か32年度には200名を切ると思われます。もちろん、児童数減少は、丹波ひかり小学校だけでなく京丹波町内全小学校についても同様であり、京丹波町全体の児童数の減少をなんとか食い止めたいところです。当日、どれだけの御家族がお見えになるかわかりません。もしや、どなたも来られないかも知れません。しかし、こんなにすてきな京丹波町だからこそ、学校としても活性化貢献の一役を担いたいと思い、今、京丹波町がひとつになって、地域創生・活性化を目指し、この取組を第一歩として歩み始めることが大切であると考えています。10月28日の音楽祭当日に、普段見かけない御家族に出会われることがあるかも知れませんが、何卒、趣旨を御理解いただき、御承知おきくださいますようよろしくお願いいたします。
                                               
  校長  日下部 進
 

                                           9月  天高く馬肥ゆる秋

本日より、2学期がスタートしました。長い夏休みを、家庭で、また地域で過ごし、学校ではつけられない力をつけて、心身共に大きく成長し登校してきました。校舎内に子どもの声が響き、急に明るくなり、学校に活気がよみがえってきました。
 先日8月20日のPTAの学校整備作業には、日曜日の午前中という貴重な時間に、大勢の保護者の皆様にご来校の上、暑い中作業をしていただきありがとうございました。校舎内のガラスを美しく拭いてくださり、また、小学校の規模としては広大な面積を誇る運動場の除草に、汗を流してくださいました。おかげで、我々教員だけでは到底できない作業を、短時間に効率よく進めていただき、校舎も運動場も、子どもたちが学習しやすい環境に生まれ変わりました。心から厚くお礼を申し上げます。

 さて、この夏休みに校区内を巡っていたところ、美しい夏空の下、広々とした丘陵地に水田が広がり、まるで北海道を思わせるような絶景スポットを上豊田にて見つけました。丹波ひかり小学校区を始め、ここ京丹波町は美しい景色が多く、大都会で暮らす人からはきっとうらやましいであろうと思います。 
 
実は、この夏休みに、保護者だけでなく、京丹波町に関心のある方にもこの景色を見ていただきたいと、本校ホームページのメニュー欄に「ひかり小校区絶景スポット」という項目を作り、そこへ上豊田の絶景をアップしました。蒲生と安井の絶景もアップしています。さらに、子育てのしやすさも知ってもらいたいと思い、「京丹波町子育て支援事業」という項目もメニュー欄に作り、簡単に説明しています。京丹波町のよさを、丹波ひかり小学校のよさを町外に向けても発信することにより、京丹波町の活性化に少しでもお役に立てたらと考えています。特に、絶景スポットでは、どこかよい景色を御存知の方は教えてください。ところで、学校のホームページは、1学期ほぼ毎日更新しました。保護者の皆様に、その日の新しい様子を伝えられたらと思っています。2学期も充実していくつもりですので、どうぞご覧ください。

 実は、この丹波ひかり小学校の各教室の窓からも、それぞれの教室によって違う美しい景色が目に映ります。この美しい景色は、きっと子どもたちの心を和ませていることと思います。これからの季節は、「天高く馬肥ゆる秋」とよく言われますが、晴れると校区内のあちこちで美しい景色が広がり、ひかり小学校の校区によく合う言葉です。保護者の皆様が、子どもたちのために心を込めて、一所懸命掃除や整備をしていただいた学校で、秋晴れの美しいロケーションの下、きっと子どもたちは、思う存分、学習にスポーツに励んでくれることと信じています。
                                                                                                                

                                                                                 校長  日下部 進

 

                                               

                            7月 1学期末  さあ、夏休みです。

  1年生が心待ちにしていた朝顔が7月3日に開花しました。朝顔は、「短日植物」と言いまして、夏至を過ぎて日がだんだんと短くなるのを感じて咲き始めます。6月21日の夏至を過ぎてから、いつ咲くかと観察していました。早く咲かせたければ、「遮光栽培」と言いまして、夕方日没よりも少し早い時間帯から、段ボール箱のようなものをかぶせると、日が短くなってきていると感じて咲くそうです。秋に咲く菊の花も「短日植物」で、夜にビニールハウスの中で、照明が点けられているのを見られたことがあるかと思いますが、逆に秋がまだ来ていないように日照時間を長く感じさせ、お正月のタイミングや別の季節に咲かせています。これは、「電照栽培」と言います。植物をはじめ生物は、環境が変わると成長に影響することがよくわかります。
 ところで、7月10日頃よりせみの鳴き声が聞こえ出しました。せみの羽化は、7月初旬から8月ということですが、何を手がかりに地中から出てきて羽化するのでしょうか。おそらく気温だと思うのですが……。一応調べてみましたが明確に書かれたものを探せず確証はありませんでした。これは、私の夏休みの宿題としておいておきます。

 さて、1学期の授業日数は1年生は70日間、2年生以上は71日間でしたが、本日で1学期の教育課程を無事に終了することができました。明日より39日間の長い夏休みに入り、学校はしばらく子どもたちの声が響かない寂しい期間に入ります。

 本日、担任より通知表を渡しました。この通知表の成績は、担任が時間をかけて、丁寧に誠心誠意心を込めて作りあげたものです。と同時に子どもたちが自分なりに精一杯、一生懸命頑張り抜いた結果の証でもあります。評価や評定は言うまでもなく、絶対的に標準的な位置を示すもので、その子が怠けていたとか頑張っていたとかを示すものではありません。それは、所見を見ていただければわかるはずです。ぜひおうちでも子どもさんの頑張りやよさを見つけてほめて、肯定的な評価をしていただき、通知表を次のステップへとつなげる大切な資料として活用していただければ幸いです。

 あとになりましたが、保護者や地域の皆様のご協力・ご支援を得て、無事に1学期を終了しましたことに心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
 この夏休み、子どもたちは地域に還ります。学校とは違う環境の中で、多くの人と触れあい、学校だけでは学べないことを習得し、大きく成長してくれることを願っています。保護者の皆様、地域の皆様には、様々なところで丹波ひかり小学校の子どもたちが、お世話になることと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
                                                                                                
                                         

校長  日下部 進



 

                                               7月    夏本番です!

7月、1学期の最終月となりました。夏休みが、もうそこに見え始めると、子どもたちもその楽しみに支えられて、学期末の学習に励んでいます。わたし自身も子どもの頃、夏休みが近づくとわくわくして、夏休みよりもこの直前の期間の方が幸せな気分に浸っていたように思います。また、土曜日は半ドンで、この日の下校するときが、何とも言えない解放感を味わいながら下校したものです。
 そう考えると、我々の生活には全てリズムがあり、長い周期もあれば短い周期もあります。子どもの場合短い周期であれば、朝の登校から下校まで家に帰ってほっとする楽しみ、45分の授業でも次の休憩時間までの楽しみに支えられてと、リズムの中に楽しみを見つけ、うまく心の中でコントロールして生活しているのではないかと思われます。
 私は、「季節の中でいつが好きですか?」と尋ねられたら、「夏」と迷わず答えてしまうのも、学校に通い始めた頃から、きっとこの夏休みを楽しみの一つとして、支えにしていたからではないかと思います

 さて、先日6月24日には、祖父母参観がありました。2校時の授業参観のあと、各学年が祖父母や保護者の方と3・4校時に交流をしました。全ての学年を見て回りましたが、共通して感じたことは、自分の孫や子どもだけでなく、よその子であっても自分の家族のように、優しく愛情を持って接し、関わっていただいていたことです。このことは、子どもの成長に大きく影響します。昔は、どの家も玄関が開いていて、そこにお住まいの方は、たいていの近所の子どもをよくご存じで、悪いことをすると大きな声で叱ってくださいました。家に帰るとすでに自分の親に伝わっていて、さらに親から叱られたことを覚えています。また、下校途中に転んで膝をけがしたとき、「気をつけなあかんやん。」と、まるで祖母のように優しく注意を受けながら、赤チン(マーキュロクロム液)で手当をしていただいたりしたものです。
 ここ京丹波町では、私の記憶に残っている日本の古き良き時代を思い出させる場面がよくあります。そんな情景が、先日の祖父母参観の各学年の交流の中で、あちこち随所に見られました。

 今月20日には、1学期の終業式を迎えます。長い夏休みの期間中、子どもたちは地域にかえります。保護者の皆様も、地域の皆様もどうか、引き続き近所の子どもたちに様々な場面で関わっていただき、御指導いただきますようよろしくお願いいたします。

                                                                                          

                        

校長  日下部 進

 

                              6月   1学期折り返し地点です
                      
 京丹波の山々はさらに緑が濃くなり、青田をわたる風もさわやかです。早いもので気がつけば、4月5月と1学期の半分が過ぎました。
 先月は、6年の修学旅行、5年の野外学習と大きな行事がありました。この二つの行事に参加して、高学年の児童と距離が近くなり嬉しく思いましたが、それ以上に嬉しいことがたくさんありました。修学旅行では、様々な場面で本校児童の見せる姿がとてもさわやかに映りました。行く先々で褒めて頂くことが多く、そのことがさらに次のよい行動につながっていたような気がします。奈良公園では、ボランティアのガイドさんから説明を聞きながら、グループ毎に行動をしたのですが、「全員が、話(説明)をしっかり聞いてくれますね。」と言ってくださいました。また、バスの運転手さん、ガイドさん、宿泊した旅館の女将さんからも、「よいお子たちですね。」と褒めて頂きました。あいさつや受け答えだけでなく、行動全体から感じ取れる雰囲気からもそう思われたのだと思います。わたし自身も同様に感じとることができました。一方、5年生の野外学習ですが、1日目の夜だけ様子をのぞきに行きました。残念ながら天候不良のためキャンプファイヤーがキャンドルサービスとなりました。しかし、5年生の児童はそのことで気を落とすどころか、全員で歌いフォークダンスをする姿からは、「みんなが一つになってよいものを創り出していこう!」という、エネルギッシュで、力強いまとまりに感動させられました。
 高学年の2つの大きな行事を通じて、両学年とも前向きの姿勢が見られ、ここまで成長してきたのは、御家庭や地域の皆様の関わりによって育まれてきたのではないかと思います。

 ところで、先月22日月曜日には、「丹波ひかり小学校運営協議会」並びに「地域学校協働活動本部運営委員会」が開かれました。「地域学校協働活動本部運営委員会」というのは、従来からの「運営協議会」の「専門部会」を「地域学校協働活動本部運営委員会」として制度上分離しただけで、活動は今まで通り学校を応援してくださったり支援してくださったりする形態と考えて頂けたらと思います。この活動は、強力な協力と感じています。すでに、読書支援、学習支援、栽培環境などではお世話になっており、これほどまでに地域の方に関わっていただいているのか、と感謝するとともに心強く感じています。保護者の愛情や地域の皆様の献身的な支えがあり、子どもたちは包み込まれるような愛情に満たされ、その環境が、子どもたちの育ちを大きく促しているに違いありません。

 来月の20日には、1学期終業式を迎えます。保護者や地域の皆様にお世話になりながら、残り半分、有意義で充実した教育を推進してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

日下部 進
 

  

5月   青葉若葉の季節です。

                                                                                                                                                       今、京丹波は桜の季節も過ぎ去り、青葉若葉の新緑の季節を迎えています。桜の開花前線は、現在、ようやく北海道に到達したと先日テレビで放送されていました。地球規模からみると狭い日本ですが、気候の違いからは、沖縄や北海道まで遠く感じられ、やはり日本は広いとつくづく思います。

 先日22日は、授業参観並びにPTA総会に御来校いただきありがとうございました。PTA総会では、滞りなく議事が進められ全ての議案が確認されました。御協力ありがとうございました。私は、このPTA総会に多くの保護者が参加していただき、その参加率の高さに嬉しく思いました。少しでも学校に関わろうという気持ちが伝わってきました。また、学校に関心が高いということも象徴していると思います。そして、総会終了後、座っておられた長いすを自然と片付けてくださる光景が目の前に広がったとき、何て素晴らしいPTAなんだろうと感動しました。心から感謝申し上げます。

 さて、今年度も、はや1か月が過ぎました。朝登校時、児童が元気にあいさつを交わしてくれるのが何よりも嬉しく思います。通学班長は交差点にさしかかると、細心の注意を払いながら、自動車の通過を待ち、安全にみんなを横断させています。そして、通学班を安全に渡らせるとき、自分から率先してあいさつを交わし、さらに待ってくださった自動車の運転手さんに頭を下げる。わずか何秒かの間にいくつものことをやり遂げているのです。本当によく頑張っています。実は、登校班長を中心とした高学年もですが、1年生から6年生までどの子も、学校生活の様々な場面で頑張っているのです。特に、この年度替わりは、気持ちを新たにして頑張ろうという意欲が湧くものです。
   学校の前方で雄大にそびえる美女山も新緑で色が鮮やかになってきています。ひかり小学校の周りの木々も、青葉若葉となって芽吹いているように、子どもたちにも、頑張ろうという気持ちの芽吹いているところがたくさんあるはずです。そこをこの時期に絶好のチャンスと捉えて見つけ、褒めたり認めたりしたいものです。

日下部 進
 

4月   新年度を迎えるにあたって
校長  日下部  進

 平成29年度がスタートしました。この度の人事異動で丹波ひかり小学校に着任しました日下部 進と申します。直前の竹野小学校で2年間勤務し、京丹波町は3年目になります。京丹波町は、よいところでとても気に入っています。とは言いつつ、丹波ひかり小学校は初めてで、何かとご迷惑をおかけすることがあろうかと思いますが、子どもたちのために、そして京丹波町のために、微力ながら精一杯がんばっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  4月11日には、34名の新入生を迎える入学式を、多くの御来賓と保護者の皆様、在校生に見守られる中、滞りなく挙行することができました。1年生と在校生併せた全校児童228名が、今日からこの丹波ひかり小学校で仲良く、前向きに一生懸命学ぶ児童に育ってほしいと願っています。
 学校教育目標は、今年度も「『夢に向かって一生けんめい学ぶ子ども』の育成」です。夢を持つことは自分に目標があるということです。人は目標を達成する楽しみに支えられてがんばれるものです。そして、そのがんばる過程においては、教職員以外にも多くの人と関わるなかで、たくさんのことを学び、人の気持ちのわかる優しい子に育ってほしいと願っています。また、人と関わる中でほめてもらったり、認めてもらったりする中で自分のよさに気付き、自己肯定感や自己有用感を高め、自信や意欲を持てるようにしていきたいと考えています。どうか、御家庭でまた地域で、丹波ひかり小学校の子どもたちに積極的に関わり、たくさんのことを教えてくださり、よいところがあればうんとほめてやっていただければ幸いに存じます。
 
 ところで話は変わりますが、現在の日本は人口減少に転じ、少子高齢化が進んできています。この京丹波町も例外ではありません。本校の児童数も毎年少しずつ減少しています。適正規模の学校を維持することは、京丹波町を活性化することにもつながります。そのためには、まず第一に、今まで積み上げられてきた丹波ひかり小学校の魅力ある素晴らしい教育を継承し、そしてさらに発展させていかなくてはなりません。子どもたちに力を付け、本来学校としてするべきことを確実に遂行していくことが大切であると考えています。そしてその上で、学校と地域を活性化し、地域創生にも関わる学校として歩み始めたいと考えています。どうか、御指導いただきますようよろしくお願いいたします。

  今年度、新たに赴任しました8名の教職員を含めた32名の教職員が力を合わせ、子どものために一丸となって取り組んでいきますので、保護者の皆様、地域の皆様の御理解・御協力をよろしくお願いいたします。