平成30年5月10日(木)機械技術科の3年生の「実習」の時間で宇治田原町にあります、濵田プレス工藝株式会社京都工場さんに行ってきました。会社の概要説明、三人一組に分かれての工場見学、気になったことは随時その場で質問させてもらいつつ、普段ではなかなか目にすることのできない、金属の深絞り加工や、溶接、紛体塗装等の作業を目の当たりにすることができました。
工場見学に続いて、製造部の方から、金属加工におけるネスティング、一枚の板からどれだけ沢山の材料をカットすることができるのかというテーマで、さいころの制作を通して実習させていただき、その後実際に大型のタレットパンチングマシンにて加工を行い、各自でさいころを作成して帰ってきました。
今回の体験を通して、働くことの大切さを学ぶよい機会となりました。今回は3班の生徒が体験させていただきましたが、残りの班の生徒も随時体験活動をさせていただきます。濵田プレス工藝株式会社の皆様の心温まるおもてなしと、生徒に対するものつくりへのこだわり等の講義本当にありがとうございました。
最後になりましたが、宇治田原町商工会の皆様にも今回の体験実習に対しても御理解と御協力をいただきましたこと、深く感謝しています。すべての皆様に感謝の意を込めて、ありがとうございました。
4月25日(水)に2年工学探究科の「実習」でエッグドロップコンテストを実施しました。このコンテストは、3階から落とす生卵を、紙だけで作ったプロテクターで守るというものです。昨年5月の1年次にも同じコンテストを実施しており、その時は全16班中3班が生卵の殻を守りきりました。今回は2度目のチャレンジとなります。昨年度の経験を活かし、研究を重ねた結果、全16班中6班が生卵の殻を守れるプロテクターを製作できました。この結果により生徒自身が、日々成長していることを実感できたコンテストになりました。
また、今回のコンテストでは「昨年度の問題点の発見→解決計画の立案→結果予想→実行→振り返って問題点発見」と探究的な活動にまでつなげることができました。そして、一連の流れを各班がディスカッションしてまとめてポスターセッションで発表を行うことにより、主体的・対話的で深い学びを実現することができました。