生徒の学習意欲や職業意識を高めるため、産業界の一線で活躍している経験豊かな企業人等による出張講義を実施しています。
平成25年度は、京都市立銅駝美術工芸高等学校と京都府立工業高等学校で実施します。
11月11日 京都市立銅駝美術工芸高等学校
箔画作家として御活躍の卒業生 野口琢郎先生をお迎えして、講演会を行いました。箔画は、漆と箔によって表現された新たな絵画表現であり、野口先生が独自に生み出されたものです。
講演では、「画家として生きること」と題し、高校時代から箔画作家になるまでの道のり(苦労された事や印象に残っている他人からの言葉)や技法を、これまで制作された作品や制作過程・展示会の様子を画像で紹介しながら、時間いっぱいお話いただきました。制作中及び完成した実際の作品も数点お持ちいただき、生徒達はホンモノを間近に感じることができました。

11月15日 京都府立工業高等学校
1年生対象に実施されたキャリア教育講演会に、株式会社島津製作所 工科学校校長の山田 康晴 様をお迎えし、「企業が求める人材とは」と題して講演していただきました。
特に、こういう人を求めています、こういう人を目指してください、ということで次の5点を、自らの体験も交えてお話ししていただきました。
1.挨拶、しつけ、礼儀などの基本を守れる人
2.指摘されたことを守れる人
3.集中して仕事に立ち向かえる人
4.自由闊達で挑戦できる人
5.チームプレー、グループワークで役割経験を積んでおく事
また、工業高校を卒業して島津製作所に就職した先輩からのメッセージも紹介していただき、生徒たちは興味深そうに聞き入っていました。
