• 今月の手話TOPへ
• バックナンバーへ

京都府立聾学校９月の手話

《からだの慣用句》　2010年　９月の手話

　慣用句とは二語以上の言葉をつなげて、元の意味とは全く異なる意味を表すものですので、単語通りの手話表現では内容が伝わらない場合があります。
　また、聴覚に障害がある子どもにとって、からだの部位は名前を言わずとも指さして事がすむせいか、覚えにくいもののようです。　豊かな日本語の力を身につけるために、覚えて欲しい「からだに関わる慣用句の手話表現」というテーマでここに掲載します。

　（手話表現については全日本ろうあ連盟「日本語－手話辞典」を参考にしています。）

今月のからだに関する慣用句

• Ａ　：　尻が青い。　　(例：まだまだ、尻が青い若造だ。)
• Ｂ　：　尻をたたく。　(例：尻をたたかれて､やっと仕事を始めた。）
• Ｃ　：　尻をまくる。　　(例：自分の失敗なのに、彼は尻をまくって居直った。）

問題パターンⅠ　　ビデオの手話を見て、慣用句Ａ～Ｃのどれを表現しているか考えてください。