《からだの慣用句》 2009年 8月の手話
慣用句とは二語以上の言葉をつなげて、元の意味とは全く異なる意味を表すものですので、単語通りの手話表現では内容が伝わらない場合があります。
また、聴覚に障害がある子どもにとって、からだの部位は名前を言わずとも指さして事がすむせいか、覚えにくいもののようです。 豊かな日本語の力を身につけるために、覚えて欲しい「からだに関わる慣用句の手話表現」というテーマでここに掲載します。
(手話表現については全日本ろうあ連盟「日本語-手話辞典」を参考にしています。)
今月のからだに関する慣用句
- A : 鼻が高い。 (例:立派な子供を持って鼻が高い。)
- B : 鼻であしらう。 (例:忠告したのに鼻であしらわれた。)
- C : 鼻にかける。 (例:成績がよいのを鼻にかける。)
- D : 鼻につく。 (例:きざな話し方が鼻につく。)
- E : 鼻が曲がる。 (例:あまりの臭さに鼻が曲がりそうだ。)
問題パターンⅠ ビデオの手話を見て、慣用句A~Eのどれを表現しているか考えてください。
問題パターンⅡ 慣用句A~Eはどのように手話表現すればよいでしょうか考えてください。