《からだの慣用句》 2009年 4月の手話
慣用句とは二語以上の言葉をつなげて、元の意味とは全く異なる意味を表すものですので、単語通りの手話表現では内容が伝わらない場合があります。
また、聴覚に障害がある子どもにとって、からだの部位は名前を言わずとも指さして事がすむせいか、覚えにくいもののようです。 豊かな日本語の力を身につけるために、覚えて欲しい「からだに関わる慣用句の手話表現」というテーマでここに掲載します。
(手話表現については全日本ろうあ連盟「日本語-手話辞典」を参考にしています。)
今月のからだに関する慣用句
- A : 耳を貸す。 (例:他人の意見には耳を貸すべきだ。)
- B : 耳を傾ける。 (例:話がおもしろくて子どもたちはじっと耳を傾けた。)
- C : 耳が遠い。 (例:80歳を過ぎて耳が遠くなった。)
問題パターンⅠ ビデオの手話を見て、慣用句A~Cのどれを表現しているか考えてください。
問題パターンⅡ 慣用句A~Cはどのように手話表現すればよいでしょうか考えてください。