日本語力の向上と手話表現

本校では、幼児・児童・生徒に合わせて、音声、文字、手話など
様々なコミュニケーション手段を活用して学習を進めています。

しかし、日本語は、字面が似ていても、助詞の使い方や
言い回しなどによって意味が変わります。

このような文は、聴覚に障害のある児童・生徒にとって
理解が難しく、手話表現の仕方も難しいところです。

特に教科指導に置いては、文章の微妙な違いを手話で正確に表し、
意識的に日本語の力や学力を伸ばすことが求められます。

「日本語の力の向上を意識した手話表現」
というテーマで毎月このHPで発表します。


  2008年 7月の手話

下の文章で、バス停まで走ろうとしているのは、Aさん、Bさんのどちらですか?

Aさん「バスが来たよ。」
Bさん「バスで来たよ。」


正解はAさんです。

手話で表すとどうなるでしょうか?

 

A「バスが来たよ。」 B「バスで来たよ。」
バス/来る バス/乗る/来る
 



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