現場の教員の 間違いやすい手話表現

「日本手話」と「日本語対応手話」は区別されることもありますが
聾学校の現場教員としては、

@様々なコミュニケーション手段を持つ子供達を目の前にして 、
  どの生徒にも、伝わるようにしたいこと 。
A学校では、教科・日本語の内容を正しく伝える必要があること。
B健聴者がすぐに 「日本手話」 を使いこなすことは 難しいが、
 できるだけ正確に意味を伝える必要があること 。

そこで、本校教員の間違いやすい手話表現を集め、
「この手話表現なら、簡単により正確に意味が伝わるのではないか」
という答を検討してみました。毎月このHPで発表したいと思います。

 

2006年9月の手話

(例文)高校へ行っても卓球をがんばりたい。
まず、この文を手話で表してください。

マル
マル
マル

次に、下の文をどう区別して表しますか?
  @ 高校へ行ったら卓球をがんばりたい。
  A 高校へ行っても卓球をがんばりたい。


@とAをどのように表しましたか?(^o^)
@は、中学校の時は卓球をしていなかった、あるいは、がんばっていなかったという意味があり、
Aは、中学校の時も卓球をがんばっており、それを続けたい、という意味があります。

@ は「 行く 」+「時」 で
A は「 行く 」+「続ける」

というように、区別して表現する方が、
手話を読みとって勉強する子どもにはより正確に伝わると思います。

なお、Aで「行く+けれども」という手話を使う人が見られますが、
「行っても」と「行くけど」は、意味としては同じではないでしょう。

 

@ 行ったら  A 行っても
行ったら 行っても


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