インターネットで手話を勉強!!
2003年 今月の手話
*あけましておめでとうございます。しばらくお休みしておりましたが再開したいと思います。
この間、励ましのメール等いただきありがとうございました。
*手話の語順と日本語の語順は少々異なります。英会話を覚えるときのように、日本語とは違う言語として手話を覚えて下さい。また、手話は表情が大切です。鏡を見て練習しましょう。
1月のテーマは「暴飲暴食に気をつける」です。
「新年会は待ち遠しいけれど、暴飲暴食に気をつけてください。」
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少し重い画像ですが(60.7KB)、是非御覧下さい。
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ポイント!
*日本語の語彙にこだわらず、わかりやすい表現を使いましょう。
「暴飲、暴食」は、「飲む」「食べる」の動作を繰り返すことにより表現しました。
その時の表情にも気をつけましょう。
*日本手話のイントネーションとして、念を押す気持ちを表現するため、相手の顔を見て「うなずき」が入ります。
また、文の区切りを表すときも「うなずき」が入ります。
<新年会>=「新しい」+「年」+「会」で表現します。
「新しい」
すぼめた両手をぱっと前に出して広げます。
「年」
左手こぶしの親指側に右人差し指を当てます。
「会」
両手で屋根形を作り、左右に引きます。
<待ち遠しいけれど>=「楽しい」+「待つ」(=「楽しみ」) +「けれども」と表現します。
「楽しい」=うれしい

胸に当てた両手のひらを交互に上下させます。
「待つ」
右手指先の瀬側にあごをのせます。
「けれども」=しかし
右手のひらをかえします。
※同時にうなずくことにより文の区切りを表現しています。
<暴飲暴食に気をつけてください>=「飲み過ぎ」+「食べ過ぎ」+「しないように」+「注意して」+「ください」と表現します。
「飲み過ぎ」=「飲む」を繰り返す
右手の親指と人差し指でおちょこを持ち、飲むようにします。
※この動作を繰り返すとともに、表情で「飲み過ぎ」を表現します。
「食べ過ぎ」=「食べる」を繰り返す
右手のひらの上で右手2指を食べるように上下させます。
「しないように」=「いいえ」
顔の前で手を左右にふります。
「注意して」
軽く開いた両手を上下に置き、体に引きつけて握ります。
「ください」=たのむ
右手で拝みます。
※この時、相手の顔を見てうなずき、念を押す気持ちを表現します。
「今月の手話」にご意見をお待ちしています。