インターネットで手話を勉強!!
今月の手話
*手話の語順と日本語の語順は少々異なります。英会話を覚えるときのように、日本語とは違う言語として手話を覚えて下さい。また、手話は表情が大切です。鏡を見て練習しましょう。
2月のテーマは雪です。
「先週、京都は大雪で珍しく10pくらいつもりました。」
アニメーションを見たい人はこちらへ(約310KB)
<先週>
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指文字数詞の「7」を肩越しに後ろに動かす。(=1週間前、先週)
<京都>
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両手の親指と人差し指を立て、人差し指をしたに向けて2回下げる。(=京都)
<雪>
→
→
両手の親指と人差し指で作った丸を揺らしながら下におろす。(=雪が降る、雪)
<つもる>
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両手の平を重ね合わせ、上側の手を上げる。(=厚み、つもる)
<珍しい>
→
目の前ですぼめた右手を閉じたり開いたりする。(=まれ、珍しい)
<。>
うなづく。(=。<文の区切り>)
ポイント!
*手話表現を直訳すると「先週、京都は大雪で10pくらいつもった。珍しい。」のような語順になります。
*「雪」を表現するときは、表情や手のスピード、方向を変化させることによって、雪が降っている様子を表し分けることができます。例文では、唇と目を閉じて、斜め下に向かって同じ表現を3度くらい繰り返しています(アニメーション参照)から、「大雪」と訳すと良いでしょう。
*実際の表現には数詞は出てきませんが、「大雪」の後に『厚み』が表されているので、「10pくらいつもった」と訳すことができるのです。
*「つもった」の表現の際、「パーン」という口形を伴います。
*身を乗り出すようにして「珍しい」表現すると、良い意味を表すことが多いです。表情も関わっています。例えば、あごを引いて上目遣いで表現すれば、「珍しい。本当かな?」と疑うような気持ちを表現したり、嫌味の表現になったりたりします。
*最後にうなづくことで、分の区切りを表します。(うなづきには、ほかにもさまざまな役割があります。)