作曲者 大中 恩(おおなか めぐみ)
 
 1924年東京に生まれる。1945年東京音楽学校(現東京芸術大学)作曲科卒業。1955年 中田喜直氏ら5人と「ろばの会」を結成。こどものための音楽の創作と発展につくし現在に至る。1958年、1961年に芸術祭賞を受賞。1965年混声合唱曲「煉瓦色の街」(1965年)で第21回芸術祭奨励賞を受賞。以後女声合唱組曲「愛の風船」(1966年)、男声合唱曲「走れわが心」(1968年)、混声合唱曲「風よ」(1970年)で芸術祭優秀賞を受賞。1982年「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」「おなかのへるうた」等を集大成した「現代こどものうた秀作選・大中恩選集」で日本童謡大賞を受賞。1989年紫綬褒章受賞。歌曲、合唱曲、こどものうた等の曲集・CDの出版多数。
 
指揮者 浅井 敬壹(あさい けいいち)
 
 1939年に生まれる。中学時代より指揮を始める。同志社大学在学中には、同志社グリークラブの指揮者として一時代を築き、同時にグリークラブ以外の5団体を指揮する。1962年、同大学卒業。その年の12月「千年の古都・京都に世界一の合唱団を」との理想を掲げ、合唱団京都エコーを結成。団長・音楽総監督・常任指揮者を務める。
 
演奏者 合唱団京都エコー
 
 1970年、全日本合唱コンクール全国大会初出場を果たし、以来通算28回出場(うち金賞22回)、昨年11月のコンクールでは、1980年から20年連続金賞受賞の快挙を成し遂げる。
 バッハゆかりの聖トーマス教会、ミュンヘンフィルの本拠地であるガシュタイク文化センター大ホールで公演し、現地新聞にて「完璧なドイツ的様式の演奏」と絶賛された。
 2000年1月、第18回京都府文化賞功労賞を団体として初受賞。
 
ピアノ伴奏 藤澤 篤子(ふじさわ あつこ)
 
 相愛女子大学(現 相愛大学)音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。
 武田邦夫、井口基成、志賀宗三郎の各氏に師事。4台のピアノコンツェルト(バッハ)、デュオコンサート、その他、声楽、及び数多くの合唱団とコンクール、リサイタル、CD収録等で共演している。長井賞受賞。
 
 
作詞者 : 京都府立聾学校 元校長 藤田陽三
 
 本校長年の宿願ともいうべき「校歌」を茲に披露いたします。新たな世紀の正しく嚆矢となる慶事であります。これは開学爾来120有余年の歳月をかけて開花した「夢」であり、障害児教育に果敢に挑み続けた本校の「勇気」の果実でもあります。
 「校歌」の創造に当たりましては、京都府教育委員会をはじめ、保護者、同窓生、地域の皆様、関係各位の多大な心ある御支援御指導を賜りましたことに、在校生・教職員一同を代表してお礼を申し上げます。
 とりわけ、作曲家の大中恩先生には、御多忙にもかかわらず御来校を賜り、本校にふさわしい曲作りのために意を傾注していただいたことを、衷心より感謝いたします。
 「夢・勇気」と題するこの校歌は、ほこり高い京都府立聾学校の悠久の歴史の中で、心の調べとして歌い継がれることを祈って、謝辞といたします。
                       平成13年2月28日