２年生の進学希望者を対象とした「進学補習」を10月から行っています。この講座の目的は、生徒に発展的な内容に取り組ませることを通じて大学受験に向けての行動を開始させることであり、全国規模の模擬試験において十分に得点できる力を身に付けるさせることを目標として取り組んでいます。

　木曜日には数学を実施しており、本日は「場合の数」と「確率」について学びました。２年生も進路実現に向けた取組を始めています。

　今年度の１年生においては、国語、数学、英語の授業で中学校までの学習内容を確認する「学び直し」の取組を行っています。 教科の特性によって、毎時間の取組として行うものや週に２回の機会を設けて行うものなど方法は様々ですが、高校で学習する上での基礎的な知識を生徒に身につけさせる取組として行っています。 英語については、所定の内容が終了したので９月上旬にアンケートを実施しました。 「中学校の英語の復習に役だった」との質問項目に対する肯定的な回答が93.2％となり、「学び直し」が生徒にとって有意義なものとなったと考えています。

　１年生を対象とした「進路ガイダンス」を行いました。今回の「進路ガイダンス」は職業に関する知識を得ることを目的として行いました。専門学校、短大、大学から来ていただいた講師の方の話を生徒達は興味をもって聞いていました。

　また、自動車、調理、製菓、美容などの実習を伴う会場では、専門学校の講師の方が実際の素材を用いた体験の場を用意してくださり、生徒達はプロの方の技量に感心するとともに自己の将来に対して思いを高めました。

　２年生を対象とした「カタリ場」を行いました。「カタリ場」とは、高校生の意欲を引き出すことを目的として、ある特定非営利活動法人が取り組んでいるキャリア学習プログラムのことです。

　本校の生徒と法人に所属する大学生が「進路についての悩み」や「生き方」について体育館で語り合いました。

　少し年上の大学生との対話によって、未来への夢や漠然とした不安などが引き出され、生徒は自己理解を進めることができたようでした。将来に向けての主体的な一歩を踏み出すきっかけになるかもしれない時間でした。

　「土曜学習会」のひとつの柱である「キャンパスツアー」（大学等の見学）を９月26日に行いました。今回の訪問先は京都学園大学と京都文教大学でした。

　それぞれの大学においては、大学についての説明や大学内の施設案内をしてくださり、生徒はそれぞれの大学についての特長を知ることができました。

　今回のキャンパスツアーは、１年生から３年生までの合同の取組でしたので、受験生としての３年生と一緒に行動することで１、２年生は刺激を受けたようでした。