年度末が近づいてきました。2月・3月の開館と貸出利用については、通常とは違う運用がいくつもあります。留意してください。
1.2月8日~12日は1人10冊まで貸し出しできます(2月11日、13日~16日と休みの日が続くため)。
2.2月18日・19日は1人5冊まで貸し出しできます(2月23日が祝日のため)。
3.今年度の通常貸出は、2月26日(返却期限)で終了します。2月19日~25日に貸出手続きした本は、すべて2月26日が返却期限になります。
4.3月は蔵書点検・整理等のため休館が続きます。春休み特別貸出の実施日と貸出可能冊数は、3月中旬発行予定の「図書館ニュース」で連絡します。
※詳しくは図書館から配布されるニュースや掲示等を参照してください。
3年生の貸出は例年1月末日(今年は1月29日)までの返却期限になっています。1月29日以降にも貸出利用したい人は特別貸出の申し込みが必要です。洛西高校の3年生で図書館の貸出利用について少しでも可能性がある人は、あらかじめ申込用紙を提出しておいてください。読書好きの人ばかりでなく、入試や進学準備(大学からの課題等)等のため必要になることもあります。
★2021年1月のコーナー展示から その2★
◆もうすぐ学年末◆
学年末が近いということで、「卒業」をテーマにした小説や楽譜、高校卒業後がモチーフになった小説などを集めたミニコーナーを作りました。
このコーナーから「一人暮らし」をテーマにした本を下記に紹介します。
※書影は「版元ドットコム」提供のものを利用させていただいています。
『18歳からの自炊塾;九州大学 生き方が変わる3か月』
比良松 道一 著 家の光協会 2020年11月刊
『あなたがひとりで生きていく時に知っておいてほしいこと; ひとり暮らしの智恵と技術』
辰巳 渚 著 文藝春秋 2019年1月刊
◆節分~鬼の本・豆の本・巻きずしの本~◆
1月の館内装飾のモチーフは「お正月」。図書館内はまだまだお正月気分です。
◆丑年 牛の本 / 新年に寄せて◆
今年の干支にちなんで牛や乳製品等に関する本(ウミウシの絵本も!)を並べました。また、お正月にちなんで和のしきたりや日本の年中行事に関する本、縁起物に関する本なども並べています。
◆防災の本◆
阪神・淡路大震災が起こった1月17日は「防災とボランティアの日」とされています。この機会に防災意識を高めてもらいたいと願い、防災関連の本を集めたミニコーナーを作っています。
◆図書委員が選びました!◆
12月4日に丸善京都本店でおこなった選書ツアー。その時図書委員が選んだ本のコーナーを作っています。11月後半以降に受け入れたリクエストの本も一緒に置いています。早速品定めする生徒もいました。
現在洛西高校図書館では「冬休み特別貸出」を実施しています。先週末からはこれにプラスして、冬休み前のお楽しみ企画「本の福袋貸出」を始めました。図書館担当の教諭2名と学校図書館司書がそれぞれテーマを設定して本を選び、「福袋」にして3冊セットで貸出しています。
福袋のテーマは「おいしい本」「ホッ*気持ちが楽になる本」「旅に出た気になる本」「リケダン・リケジョに捧ぐ本」「きらめく言葉の本」「きゅん♥ときめく本」など13セット。本のほかに景品とクリスマスカードとラッキーカードも入ったちょっとお得感のあるセット貸出です。ラッキーカードに「大吉」と書いてあればさらに景品がもらえます。初日には3セット貸出がありました。限定品ですので貸出はお早めにどうぞ。
去る12月4日金曜日、図書委員有志8名(+教職員2名)で丸善京都本店へ選書ツアー(図書選定会)に行きました。
大きな書店の店頭で、生徒(図書委員)が直接本を選ぶという企画です。例年は1学期期末考査の最終日(7月)に実施していますが、今年度は新型コロナ感染予防による一斉休校の影響もあり、2学期の実施になりました。参加した図書委員たちはそれぞれの観点から、図書館に置きたい本を楽しそうに探していました。
12月8日より25日まで「冬休み特別貸出」を実施しています。
1人47冊まで、冬休み明けまで借りることができます。
今年は例年より終業式が遅いためか、シリーズものを数十冊一気に借りていく人より、数冊ずつ借りていく人の方が多い気がします。
*「冬休み特別貸出」には特典があります。
①しおりコンテスト作品デザインのしおりがもらえます(ひとり1日1回3枚まで)。
②図書館特製おみくじがひけます(ひとり1日1回)。「大吉」が出ると景品がもらえます。景品を楽しみに毎日来る生徒もいます。景品は出版社の販促グッズやクリップなどです。今年は人気アニメの絵はがきが人気で、それを目当てに何度も来館する生徒もいます。写真は連れ立って貸出に訪れた生徒たちが、おみくじを引いているところ、開こうとしているところ、一人の生徒に大吉が出て盛り上がっているところです。
11月の館内装飾テーマは「紅葉」。窓飾りもガーランドも紅葉が映えています。
★2020年11月のコーナー展示から★
◆Request!~アンケートから購入した本~◆
今秋実施した全校アンケートでのリクエスト等で購入した本を集めました。
◆11月19日は「世界トイレの日」◆
「世界トイレの日(World Toilet Day)」は国際連合が定めた国際デーの一つで、屋外排泄の根絶など世界中の衛生状況の改善をめざして2013年に定められました。その趣旨に合った本と、ちょっと楽しいトイレ小説を集めたミニコーナーです。
◆京都本大賞受賞作&京都本大賞ノミネート作&大阪ほんま本大賞受賞作◆
いわば「ご当地版『本屋大賞』」。第8回(2020年)京都本大賞受賞作とそのノミネート作、第8回(2020年)大阪ほんま本大賞受賞作を並べました。
読書週間行事・しおりコンテスト(図書委員会主催)の結果を発表し、入賞者には表彰状や賞品・景品引き換え券等を贈りました。また、応募者全員に参加賞を進呈しました。
上位入賞作品は下記の通りです。
★★グランプリ★★
★★準グランプリ★★
★★3位★★ ★★4位★★ ★★4位★★
ここに紹介したもの以外にも、美しい作品、ユニークな作品、すてきな作品が多数ありました。応募作品は印刷して、来週以降、貸出利用者にしおりとして配布する予定です。
読書週間も2週間目に入りました。
普段3冊までのところ5冊まで(ゴールドカードの生徒は7冊まで)貸出できるので、「5冊借りれるんですよね」などと言いながら嬉しそうにコミックや小説などのシリーズを借りていく生徒や、ワークショップやクイズ・ゲームなどを楽しむ生徒の姿がみられます。
今年の読書週間の館内展示テーマは「本の世界で時間旅行」。タイムトラベル・タイムリープ・タイムスリップなどをテーマにした小説や「時間」に関する本などを集めました。全部ではありませんが、図書委員によるPOPも付いています。時計の切り紙のガーランドを添えて。
図書委員の「推し本」ミニポスターも展示しています。
「図書館アナログゲーム倶楽部」、フィジカルディスタンスを保って将棋を指しています。
ワークショップ作品集(「なんちゃってハーバリウム」、タッセルしおり、ラミネートしおり)
洛西高校図書館&図書委員会は、毎年、公益社団法人・読書推進運動協議会が主催している「読書週間」(10月27日~11月9日)の日程に合わせて、「読書週間」の行事を行っています。
今年度図書委員が考えたテーマ(キャッチフレーズ)は「読んで広がる、本で繋がる」です。普段図書館に足を運ばない人にもアピールできるように、図書館外にもポスターや掲示をしています。
今年度はじめて幟を作ってみました。多少は視覚的効果があるでしょうか?
恒例になった階段アート(階段ポスター)も出来上がりました。原画と並べてご紹介します。
東西の2・3棟間渡り廊下と昇降口には、先生方へのアンケート「先生方に聞きました!好きな古典・最近読んで面白かった本(印象深かった本)」や、しおりコンテストの投票を促す大判ポスターを掲示しています。
「先生方に聞きました!・・・」はコピーを冊子体に綴じて図書館内の「古典の日コーナー」のところに置いています。掲示が見づらい人は冊子でも読むことができます。
読書週間を機会に一人でも多くの人が図書館に親しんでくれると良いと思っています。
★2020年10月のコーナー展示から その2★
◆11月1日は古典の日◆
「古典の日」の関連では、昨年に引き続き「まんが、イラストで楽しむ古典」と銘打って、日本や中国の古典のコミカライズ(長編以外)やイラスト中心に構成された本を並べました。このコーナーに並べた本の中で異色のケースは、現代日本の能楽師を主人公にしたコミック『花よりも花の如く』成田美名子著 白泉社刊です。古典文学自体のコミカライズではありませんが、少しでも生徒に、能楽や能に描かれた古い物語の世界に触れてもらえたら...と思って並べてみました。残念ながら今のところ反応があるのは教職員からばかりです。
◆11月1日は犬の日◆
11月1日は「ワンワンワン」で「犬の日」でもあるそうです。犬の写真集や、犬に関するノンフィクション・小説などを集めました。犬が大好きな生徒は「可愛い!」と言って写真を眺めています。
このコーナーの中で一番新しい本は、2020年 第163回 直木賞受賞の『少年と犬』 馳星周著 文藝春秋刊 です。
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10月の館内装飾モチーフはハロウィンです。
★2020年10月のコーナー展示から★
◆ハロウィンの本・・・魔女の本・妖精の本◆
ハロウィンの由来や、西洋の魔女・妖精・お化けなどについての本、ハロウィンパーティーを楽しく開催するための本、カボチャスウィーツのレシピの本などを集めました。
◆アタマとカラダに効くレシピ◆
受験生向けのレシピやスポーツ栄養学関連のレシピを並べました。
10月27日から11月9日は「読書週間」です。
図書委員が展示や啓発の準備をしています。下の写真は「読書週間」の幟の作成、コーナー展示の標題の制作、「しおりコンテスト」投票用大判ポスター作製、「先生に聞きました!」大判ポスター作製、階段アート(階段ポスター)掲出中のシーンです。「密」を避けるため、多人数で集まって一気に準備という例年のような方式はとれず、少しずつ準備しています。
★2020年9月のコーナー展示から・・・その2★
「食欲の秋」ということで、いろいろな国・地域のレシピを集めた本や、変わった食材の本を集めました。歴史上の人物やフィクションの登場人物が食べていたであろう料理のレシピもあります。この中から一番新しい本をご紹介します。
『世界の郷土料理事典;全世界各国・300地域 料理の作り方を通して知る歴史、文化、宗教の食規定』 020年6月刊
月やお月見に関する本を集めました。お月見の料理やお菓子(月餅・月見団子等)のレシピもあります。ちなみに2020年の十五夜(中秋の名月)は10月1日、十三夜は10月29日になります。
◆感染症を知る。withコロナ・afterコロナを考える&パンデミック小説◆
春から長期間設えていた「感染症を知る」のミニコーナーを、新しい本や雑誌の特集号、パンデミック小説も加えて大きめのコーナーにしました。この中から比較的新しい本を5冊ご紹介します。なお、このテーマの本は今後も新刊が入ってくる予定です。
ただいま図案原稿を大々的に募集しています。
募集要項・応募用紙は各クラスの図書委員の手もとにあるほか、図書館のカウンターにも置いてあります。全員に参加賞があり、参加ポイント(読書週間のポイントラリーに使えます*)がつきます。上位入賞者にはすてきな賞品や順位に応じたポイント*があります。ふるって応募してください。〆切は10月15日13時10分。図書館必着です。
(*読書週間のポイントラリーでポイントを貯めると、雑誌の付録や出版社グッズなどと交換できます。16ポイントで貸出用のゴールドカードも申請できます。)
応募資格は、洛西高校の生徒であること。
作品のテーマは「本」「読書」「芸術」「古典」のいずれかです。オリジナルデザインで、手描き(手書き)であることが条件となります。詳しくは募集要項に書いてあります。
洛西高校図書館は、8月20日より通常通り開館しています。
現在カウンターでは夏休み特別貸出で大量に借りられた本の返却作業に追われています。返却された本は、1冊1冊アルコールで表紙を拭き、一晩カウンター内に保管してから書架に戻しています。
利用者が毎年に比べ若干少ないのが気になるところです。マスクの着用・手指の清潔(手洗い用薬用せっけん・アルコール消毒剤など館内入り口付近に常備しています)・社会的距離など、感染防止に留意しつつ、大いに図書館を利用してほしいと思っています。
8月の館内装飾のモチーフは「夏」です。花火やヨットで館内を飾りました。
★2020年8月のコーナー展示から・・・★
2学期早々から尋常でない暑さが続いています。暑さ対策になるかもしれない本と、この暑さの原因かもしれない地球温暖化の関連書から2冊ずつピックアップしたミニコーナーです。この中から1冊下記に紹介します。なお、書影・書誌事項・紹介文等はopenBDで提供されているものを利用しています。
DOJIN選書 『40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか; 体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術』 化学同人 2019/07/13 定価 1,600円+税 ISBN 9784759816822
「夏が暑いのは当たり前.しかし,体温以上の「命に関わる危険な暑さ」が続くと,人体は対応していけるのだろうか.本書では,身近であるにもかかわらず,十分に理解できているとは言い難い「人間の体温調節」のしくみに焦点を当てる.体温はどのように決まっているのか,カラダを冷やすしくみ,温度の感じ方,ヒト以外の動物の暑さ対策,熱中症はなぜ発症するのか,運動と体温の関係など,さまざまな側面からその精緻なメカニズムを解き明かす.暑い夏を乗り切る知恵が得られる1冊.」
◆9月8日は国際識字デー◆
毎年9月8日は国際識字デー(International Literacy Day)です。UNESCOによって1965年に宣言されました。これにちなんで「識字」「リテラシー」などに関連付けられる本を集めました。この中から2冊、夜間中学に関する本を下記に紹介します。
『やる気とか元気がでる えんぴつポスター』 金益見著 文藝春秋 2013/04/10
「大阪東生野夜間中学に通う、高齢で読み書きのできない生徒たちが綴る心の手書き短文集。巻末にリリー・フランキー氏との対談を掲載。 ; 大阪市立東生野中学校、この学校では夜間学級が開設されている。主な生徒は戦争や貧困・病気・家庭の事情により、やむを得ず義務教育を修了することができなかった、60代以上の在日コリアン一世、二世である。日本語が話せても文字の読めないおばあさんたちが夜間中学の修業課程のなかで何を学び、成長していくのか。それをわかりやすく表現しているのが『えんぴつポスター』だ。「生きる歓び」、「文字が読み書きできることの幸せ」、「学ぶことの楽しさ」などを綴った100篇を越えるポスターを眺めているだけで、「やる気」や「元気」、そして「頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきます。」
『夜間中学へようこそ』沢音千尋漫画 山本悦子原作 双葉社 2020/03/12
「今の夜間学校の生徒たちがリアルに描かれ、心をあたためてくれるコミックです。 ; 「おばあちゃんがわたしと同じ中学一年生!?」ひょんなことから、76歳の祖母のつきそいで、夜間中学へ通うことになった優菜。そこで出会った仲間たちとのかえがえのない日々がーーー。」
★2020年7月のコーナー展示から(その2)・・・★
◆洛西選書コーナー◆
洛西高校の先生方のおすすめの本を掲載した冊子「洛西選書」。国語の授業時間やホームルームで順次配布予定です。興味深い本がたくさん紹介されていますので読書の参考にしてください。洛西高校図書館では「洛西選書コーナー」を作り、掲載の本をほとんど揃えています。
第二次世界大戦・太平洋戦争終結後75周年。このテーマの関連書はたくさんあるので、比較的新しい本やビジュアル本を中心に、生徒の皆さんの興味を引きそうな本を並べました。なお、「あれから75年」としてヒロシマ・ナガサキ関連の本を紹介するミニコーナーも作っています。
7月後半は、家庭科「子どもの発達と保育」の授業(3年生)、「保健」の授業(2年生)、「英語多読」の授業(1年生)などでの図書館の利用がありました。「子どもの発達と保育」「英語多読」では、京都府立図書館の「学校支援セット」を借り受けました。「子どもの発達と保育」のために借り受けた大型絵本や紙芝居、仕掛け絵本などはコーナー展示にも利用しました。
★「洛西夏の本まつり」★
今年度初めての図書委員会イベントですが、「密」を避けるため宣伝は控えめにして、時々しおりを作ったり、「図書館アナログゲーム倶楽部」で楽しむ生徒がいたり、と細々と続けています。7月31日まで続行しますので、オリジナルしおりを作りたい人はぜひどうぞ。
7月27日にはテーブルトークRPGを開催しました。
こちらも大々的な呼びかけはやめて、少人数で席間隔を広く取って実施しました。今回の物語は学校図書館が舞台。図書館で本を読んでいたら眠ってしまって、目が覚めたらそこは・・・という設定からゲームが始まったそうです。みんな楽しくゲームを進めることができたようです。
「読書ビンゴゲーム」も継続中です。
7月16日から「夏休み特別貸出」を実施しています。
ひとり99冊まで貸出可と、貸出冊数制限を大幅に緩和していますので、長編小説や長編まんがを一気に借りていく生徒もいます。いつも「99冊借りる人っているの?」といろいろな生徒から尋ねられますが、そういう人も時々います。今年も、大きく丈夫そうな袋とリュックを持参で借りに来た人がいました。ちなみに図書館では持ち帰り用の紙袋等も貸し出ししています。
「洛西夏の本まつり」開催中!
図書委員のおすすめ本ミニポスター集の掲示(昇降口、2・3棟間東側渡り廊下)、図書委員のおすすめ本POPの展示を行っています。
そのほか、ワークショップ「ぶっくまーくぷろだくしょん」(ラミネートしおり・タッセルしおり・マグネットしおり等の制作)、景品やゴールドカードがもらえる「読書ビンゴゲーム」、図書館で将棋などが楽しめる「図書館アナログゲーム倶楽部」などの楽しい催しを行っています。今回、「図書館アナログゲーム倶楽部」では新型コロナウィルス感染防止のため、コミュニケーション系ゲームは行っていません。また事前事後の手指の清潔や、離れて座る、向かいの席に座らない等の注意を促して実施しています。
☆ワークショップで作ったしおり
☆図書館アナログゲーム倶楽部
読書ビンゴカード見本:借りていた図書館の本を返却したとき、その本の請求記号(背ラベルの数字の左端)と同じ数字の場所に押印