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7月30日(金) 2年生発展コースの理数系クラスが、第1回洛西サイエンスチャレンジの一環として国立研究開発法人理化学研究所放射光科学研究センターを訪問しました。


 生徒たちは、SPring-8とSACLAと呼ばれる施設を見学しました。

 SPring-8は円形、SACLAは直線形の大型放射光施設です。加熱した金属から飛び出した電子を加速させ、電磁石で曲げることで発生させた強力なX線(放射光)を利用して、ナノレベルの小さなものを見ることができます。小さな分子の一瞬の姿を捉えることで、化学反応における分子のはたらきを解析することも可能です。ビタミンCが鉄イオンの吸収を助ける仕組みも、放射光によってタンパク質を見ることで解明されたそうです。


 装置は大がかりで仕組みは難しかったかもしれませんが、まさに「世界一小さなものが見える世界一大きな施設」で今まで見えなかったものが見えるようになる技術を知り、謎が解明されていく可能性を感じたのではないでしょうか。

 
 
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