学校紹介

着任の御挨拶

2019年04月01日

 
 

 少し霞がかった青空の下、校門横のしだれ桜がきれいな薄桃色に開花しています。各々の枝の先にはこれから咲かんとする蕾がより赤みががった色をして、その時に備えています。西山を吹き抜ける柔らかな風がそっと頬をなぜていきました。

 春、また新たな時が回り始めます。

 4月1日に、前任の平井恭子校長の後を受け、京都府立洛西高等学校に着任いたしました川口浩文と申します。

 本校は、昭和55年に開校し、今年で創立40年の節目を迎えます。この間、学習に、部活動に、学校行事にと、生徒は豊富なエネルギーでさまざまなことに挑戦し、自らを高める学校文化を築いてきています。

 和辻哲郎博士は著書『風土―人間学的考察-』の中でギリシア的風土の特性を、「明朗なる真昼の精神」と表現しました。天から注ぐ強い光に一面さらされる中で、その明るさに呼応し、埋没することなく公正に自立する精神をギリシア的風土に見出し、表現した言葉だと思います。本校はこの言葉をいわゆる校是としています。社会に貢献し確かな意志と見通しを持って主体的に行動する、そのような生きる力を育んでいきたいと考えています。  

 社会は、グローバル化の進展やAIの急速な発達等の中で、誰もが未経験な規模で変化しつつあります。高大接続改革の動きの中で、高校教育を取り巻く状況も大きく変化しています。そのような時代をしっかり生きるためにも、生きる力を、そして確かでかつ柔軟な学力を、生き生きとした洛西高校生活の中で育んでいけるよう、教職員皆で力を合わせていきたいと思います。    

 本校に対しまして、御理解、御支援を賜りますようよろしくお願いします。

                                            平成31年4月1日  

                                             京都府立洛西高等学校 

                                             校長 川口 浩文