5月21日(木)

 

 5月21日(木)6,7限に京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻数学系 大倉健吾氏による特別講義「"穴"ってなんだろう?」を実施しました。
大倉先生の講義は、はじめにティッシュ箱とコップを見て「ティッシュ箱には穴は開いているか」「コップには穴は開いているか」を生徒が議論するところから始まりました。議論はかなり白熱し、講師の先生も唸るほどのアイディアも出されました。
その後は大倉先生に、位相幾何学において"穴"がどのように定義されているかについての講義を受けました。空間全体を大局的に見るのが位相幾何学の基本姿勢であること、紐を用意して空間を歩き回り元の場所に戻ったあと紐をたぐり寄せることができなければ穴が開いていると判断するということなどを教えていただき、数学への興味を深めました。

 
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