令和3年度 入学式

 

 令和3年4月8日(金)、入学式を挙行しました。

 今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中高別々で実施し、来賓や在校生の出席を見合わせましたが、教職員と在校生一同で心をこめて式の準備を行いました。

 校長の式辞から一部を引用します。

「先行き不透明な社会を、長きにわたり心豊かに活ききるために何が必要なのでしょうか。みなさんは、なにをするために洛北高校に来たのでしょうか?みなさんは先が見えない状況の中で進む方向を決断しなければなりません。大人になったときにはリーダーとして決断しなければなりません。そのときに、どのような力量が必要なのでしょうか?学識を積んで直感力の精度を上げることももちろん大切です。理系、文系の区別なく全ての科目をしっかり学習するとともに、単に既成の答えを探すだけでなく、課題を探究することに臨んでほしいと思います。
 さらに、大切なことは、行動の人になるということです。
 ゲーテは言いました。『芸術家よ、創れ、かたるなかれ』と。吉田松陰は言いました。『士たるものの貴ぶところは、徳であって才ではなく、行動であって学識ではない』と。
 グズグズと何もしないことのリスクは、何かをやり始めるリスクよりも劣悪甚大です。とくに、若い世代においては、失敗はかえって成長の素となります。失敗を重ねても諦めず何度も最後までチャレンジすることが、活きる力やリーダーの資質に結実していくことでしょう。」

 洛北高校で過ごすかけがえのない時間の中で、280名の新入生たちが探究心をはぐくむとともに、失敗をおそれず行動する勇気と最後まであきらめない粘り強さを身につけてくれるよう、心から期待しています。

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