9月17日(土)に第3回研修「オンライン・ワークショップ」を実施しました。前半は、アメリカの大学生のもとでVisual Thinking Strategiesを学び、英語でディスカッションを行いました。Visual Thinking Strategiesは日本では「対話型鑑賞」と呼ばれています。アート作品は見る人の数だけ解釈が存在するので、自分が何が見えるか、どう感じるか、それはなぜなのかを言語化し、他の人とやりとりすることで、思考が深まり新たな視点を得ることができます。参加者の皆さんからは「いろいろなことに気づくには、日頃の発想力・観察力が必要だ」「国が違えば、考え方も違うので、いろいろな視点から物事を見る力を身につけたい」との声が聞こえてきました。後半は、学習したVisual Thinking Strategiesを活用して、参加者たちが持ち寄った地元の社会問題に係る写真を英語で説明し、その社会問題についてディスカッションを行いました。アメリカの大学生を前にして、伝えたいことを伝えることができず悔しい想いをした参加者もいれば、簡単な英語でも伝えたいことを伝えることができたと達成感を得ている参加者も中には見受けられました。次回の研修から、いよいよ自分たちでビジネスプランを考える実践的段階に入ります。