歴史と法から読み解く国際社会と日本

 

 9月14日(金)に、本校にて「子どもの知的好奇心をくすぐる体験事業」が行われ、3年生のグローバルスタディーズ選択者13名が参加しました。立命館大学法学部教授の德川信治先生より「歴史と法から読み解く国際社会と日本~2018年:150年と70年をつなぐもの~」という講義をしていただきました。
 「ノルマントン号事件」「エルトゥールル号遭難事件」「マリア・ルース号事件」の3つの海難事故及び裁判、国際社会でのこれらの出来事の捉えられ方を「人権」という視点から話していただきました。明治の草創期、日本最初の国際裁判での榎本武揚の活躍などにも触れながら、「人権」に関する法規範と意識について学びました。また、1215年の「マグナカルタ(大憲章)」に始まる、人権の歴史のとらえ方は、現代社会や政治経済の学習に一歩踏み込んだ内容でした。
 将来、法学部への進学を考えている生徒だけでなく、「人権」を多角的に捉えることのできた、まさに、知的好奇心がくすぐられた授業でした。

 
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