10月19日(水)に第2回人権教育(教育局別)行政担当者等研究協議会を開催しました。今回は、南丹市立桜が丘中学校を視察させていただき、授業参観や講演から「子どもの人権問題」について学びを深めました。
授業参観では、個別指導や少人数授業など見学し、子どもたちが一生懸命に学ぶ様子に接することができました。(1)見通しを持って学習に取り組めるよう1時間の学習の流れや1年間の取組が掲示されていること。(2)「分かった」「できた」と感じられるよう理解できたかどうか確かめながら学習が進められていること。(3)できたことや頑張ったことを認め、すぐに声をかけること。など、たくさんの工夫や支援が行われていることが分かりました。
授業参観終了後、原禰秀幸校長先生から「桜が丘中学校での教育実践」~一人一人を大切にした教育~と題して、ご講演をいただきました。桜が丘中学校は開校から2年目を迎えられています。その中で試行錯誤を繰り返しながら子どもたちが社会人として自立できることを目標に実践を積み重ねられています。特に、子どもたちが学力を身につけることができるよう指導方法や指導体制を工夫されていること。個に応じた指導・支援ができるよう教師間だけでなく、他機関との連携も大切にされていること。など、子どもたち一人一人を大切にした教育を実践されていることが分かりました。
次回は、1月31日(火)に、一般財団法人大阪府人権協会・業務執行理事兼事務局長の柴原浩嗣さんをお招きして、同和問題について学ぶ予定をしています。