第3回読書活動推進会議を開催しました。
2月17日(金)に乙訓総合庁舎で「第3回読書活動推進会議」を開催しました。管内の公立小中学校で読書活動を担当する教員が参加しました。
最初に、竹の子文庫の上田さんと長岡京おはなしの会“ささぶえ”の三代さんから「読み聞かせの実践について」と題して、本の持ち方、ページのめくり方や声の大きさなど読み聞かせの技術をはじめ、選書の方法などについてお話をいただきました。その後には、読み聞かせを実演していただき、参加者は紙芝居や素話によるお話の世界を味わいました。
最後に、グループに分かれて、おすすめする本の紹介や読み聞かせの実践について交流しました。学習内容に合わせた読み聞かせの実践やクイズを取り入れた楽しい実践など交流を通して様々な絵本や図書の読み聞かせについて知る機会となりました。特に、中学生向けの読み聞かせでは、選書の難しさが共通の課題として挙げられました。しかし、中学生も絵本の読み聞かせが可能であることや、昔話の読み聞かせが良いといったことを助言いただきました。

参加者からは「本の選び方、読むときのポイントなど参考になりました。今まで何となく読み聞かせをしていたので今後修正して取り組もうと思います。」「たくさんの本に出会えたことが参考になりました。自分から積極的に本に手を出さない子へ勧められそうな本を見つけられたのでよかったです。」「中学校の授業の中で読み聞かせの時間を取ったことはありませんが、本をしっかりと選んで一度チャレンジしてみたいです。」などの感想が寄せられました。