第1回読書活動推進会議を開催しました。

7月27日(木)に京都府立図書館で「第1回読書活動推進会議」を開催しました。
会議には管内公立小中学校の読書活動担当教員が参加しました。
この会議は『京都府子どもの読書活動推進計画(第三次推進計画)』(平成27年1月策定)に基づき、読書活動における様々な課題やその方向性を踏まえ、学校・家庭・地域が連携して社会総がかりで読書に親しむ子どもを育成していくことを目指し開催しているものです。第1回目となる今回は、講演・視察と交流協議を行いました。
講演では、京都府立図書館連携支援課長 島村聡明氏から「府立図書館の概要と学校との連携について」と題して、府立図書館の特徴やサービス、学校支援の取組についてお話をいただきました。講演の後は、100万冊以上が管理されている書庫の様子や各市町村と連携して貸出サービスを行う市町村支援室など、日常は見ることのできない施設を視察させていただきました。地域の公立図書館と連携されている様子や歴史ある貴重な資料が保存されていることが分かり、今後の学校と府立図書館の連携について考える機会となりました。
交流協議では、今後、公立図書館とどのように連携できるかについて話し合いました。図書館教育を担当する教員自身が図書館の活用の仕方を知ることが大切であることや要望を図書館に伝えることでよりよい連携につながっていくことを学びました。
参加者からは、「京都府立図書館で本の貸し出しをされていたり、実際に本を見られたりして、2学期以降の取組へ活用する見通しを持てた。」「新聞など、より詳しい調べ学習ができることが分かり、今後活用できるよう校内でも紹介してみようと思いました。」「小学校高学年にいかに本とふれ合う機会を増やすかについて話し合うことができました。もっと図書館を子どもたちに身近にしていきたいと感じました。」などの感想が寄せられました。
この会議は、年3回開催で、次回は10月に開催する予定です。