平成29年度京都府PTA指導者研修会(乙訓会場)及びいじめ・非行防止フォーラム7月1日(土)に長岡京市立中央公民館で平成29年度京都府PTA指導者研修会(乙訓会場)及びいじめ・非行防止フォーラムを開催しました。乙訓管内の公立小中学校PTAの皆さんや教職員など約300名が参加しました。
研修会は今年3月に京都府教育委員会が作成した「まゆまろ体操」で開幕しました。当日は、京都府教育庁指導部保健体育課学校体育担当総括指導主事の柏木 佳久さんに子どもたちの体力低下の現状や「まゆまろ体操」が子どもたちの体力・運動能力向上をねらったものであることについてお話いただきました。参加者から「まゆまろ体操を初めて知った。ダンスのようなステップが盛り込まれていて格好良く、楽しくできそうだった。」「学校でも広めてみたい。」など感想が寄せられました。
講演では、京都府警察本部生活安全部少年課 少年サポートセンター副所長の足立 弘さんから「最近の少年を巡る問題~親として子どもを守るためにできることとは~」と題して最新の情報を交えて、お話をいただきました。
参加者から「今の子どもたちをとりまく環境や、どのようにラインやツイッターの間違った使い方に入っていくのかが分かりました。薬物にしても正しい知識を伝えていきたいと思いました。」、「経験したことでないことを子どもに伝えていかないといけない時代とのことで、その時に合った対応ができるように親も努力する必要があると感じました。」、「『傾聴』(ただ聞くだけでなく、心を傾けて聞く)など、今日から家庭でできることもたくさんうかがえたので、早速家でも取り組みたいと思います。」といった感想が多く寄せられました。
研修会の後半は、家庭や学校で子どもと一緒に楽しみながら実践できる内容について体験を通して学んだり、PTA同士のつながりを深めたりできる講座を分科会形式で開催しました。
「童謡・唱歌の世界~声を合わせて歌おう~」

「大人も子どもも一緒に楽しむ 読み聞かせ」

「だれもがいきいきと自分らしく生活するために~身近なことから始めてみませんか~」

「日頃のPTA活動について交流してみませんか」

参加者から全体を通して、「専門の方からお話いただくことで、新たな知見を得ることができました。」、「子育てや仕事に生かせる内容で、我が子だけでなく、社会の一員として子どもたちと育ち合えると良いなと思いました。」、「いろいろなお話を聞けて参考になったので、改めてPTA活動を頑張りたいと思いました。」などの感想が寄せられました。
参加されたPTAの皆さんには意欲的に研修に取り組んでいただき、学習を深めていくことができたようです。