全国高等学校新体操選抜大会

全国高等学校新体操選抜大会
平成31年3月22日(金)、鳥取県で全国高校選抜大会が行われ、
本校新体操部から 小西 野乃花・植田 あゆ美 の2名が出場しました。

鳥取大砂丘のほど近くにあるコカ・コーラ ボトラーズ ジャパンスポーツパーク。
世界大会のキャンプ地としても使われる陸上競技場や、テニスコート、弓道場などを備える
広大なスポーツ施設の中に、新体操の会場となる県民体育館がありました。
雨の京都を出発し、現地入りすると気温はなんと23度!!
鳥取砂丘でも砂けむりが舞うほどの強風に歓迎されました。(実は春一番だったそう。)

  「1日4種目というのは初めてですが、最後まで集中を切らさず頑張りたい」

大会前、植田さんが話してくれた言葉です。
予選やインターハイなど、高体連主催の大会は通常2種目。
今回の高校選抜は「フープ」「ボール」「クラブ」「リボン」の4種目すべてが行われました。
普段より種目が増える、しかもそれを1日でとなると、植田さんの言葉通り、集中力の持続は
どの選手にとっても大きなポイントとなっていたのではないでしょうか。

競技開始は9:30。植田さんは第2グループ、小西さんは第4グループ。
午前の2種目を終えればお昼休憩とはいかず、そのまま午後2種目の直前練習へ。
アリーナ裏には、自分で競技までの時間を管理しながら集中力を高めていく
選手たちの姿がありました。
全ての演技が終わったのは17:00頃。

結果は、
小西さんが種目別選手権〈リボン〉で優勝!!
全国1位に輝きました!!

聞けば、リボンは会場の湿度によって重さが変化するのだそう...!!
自分のコンディションだけでなく、会場の雰囲気や手具の状態にまで大きく影響される中、
ノーミスで演じきりました。

また、小西さんは個人総合で7位入賞、
種目別〈ボール〉で4位入賞、〈クラブ〉で6位入賞でした。

採点競技である以上、点数と順位に目が行ってしまいますが、数字だけではなく演技を
より多くの方々に観ていただきたいと改めて感じた顧問です。
演技についての反省点は、ストイックな彼女たちにとって恐らく尽きることはないのでしょう。
周りの応援がプレッシャーとなることもあったと思いますが、京都府代表として全国の舞台に立ち、
4種目堂々と演じきった2人に、心から称賛を送ります。おつかれさまでした!


全国で予選を勝ち抜いた選手たちが集った鳥取。来年の高校選抜は兵庫県で行われるそうです。
新年度はじめの大会はもう2ヶ月後に迫ってきました。
美しさと強さを追求し続ける彼女たちに、今後ともご声援をお願いいたします。

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