京都府立乙訓高等学校

 
 
 
                                                                              
 

学校長より

 
 本校は、昭和39年に開校し、今年で53年目を迎える歴史ある学校です。「綿密な思考力と的確な判断を養う」「豊かな感性と強い意志を育てる」という教育目標のもと、「乙訓で鍛える」(知力・体力・人間力)、「乙訓で創る」(君自身の物語)というスローガンを掲げ、日々、勉学に、部活動に、真剣に取り組んでまいりました。また、平成22年度には、普通科に加えて京都府内初の、唯一の体育系専門学科である『スポーツ健康科学科』を開設し、将来の体育・スポーツ分野において、リーダーとなる人材の育成を目指した教育を行い、現在に至っております。

          「乙訓で鍛える、乙訓で創る」

 この本校のスローガンは、生徒達の無限の可能性を称え謳っています。確かな学力の育成、積極的な部活動参加、豊かな人間的成長を柱とし、しっかりと生徒を鍛えていきたいと考えています。また、生徒一人一人が将来の人生設計を自ら考え、自主的に実践していく力を養い、自分自身の物語(ストーリー)をしっかりと創っていくことを願っています。そして、乙訓高校で夢に挑戦し、「来て良かった」「行かせて良かった」と評価される学校を常に目指しています。

   「継続は力なり」と言いますが、まさに、その歴史を積み重ね、これからも生徒の可能性を最大限に伸ばし羽ばたいていけるよう、教職員一同しっかりと取り組んでまいりますので、御支援・御協力の程、よろしくお願い申し上げます。
 

       
                                
                    

   

京都府立乙訓高等学校
         校 長  越智 雅之  
                


 

 
校長随想
2015/04/08

<平成27年度新入生に向けたメッセージです。>

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 入学生諸君が晴れて乙訓高等学校の生徒となりましたことを、心からお祝いし、歓迎いたします。
 さて、本校では、乙訓で「鍛える」(知力・体力・人間力)、乙訓で「創る」(君自身の物語)のスローガンを掲げ、教育活動に取り組んで参りました。
 今、諸君は、長い受験期間を経て高校に入学できたことを安堵していることでしょう。しかし、本日の入学がゴールではありません。本校で自らの何を鍛え、将来をどのように創っていくのかを考え、決意する日が今日の入学式であると考えてください。
 現在、世界で大活躍しているテニスの錦織圭選手は、昨年のシーズンに入る前に「私はこのシーズンで世界のトップテンに入る。」と宣言しました。そして、世界の四大タイトルマッチの全米テニス選手権の前には、「もう、勝てない相手はいないと思う。」とマスコミのインタビューに応えていました。
 多くの人々は、はじめは、これらの発言をあまり好ましい発言と思わず「過信や慢心」と捉えていました。しかし、その全米選手権では見事に準優勝を果たし、現在、一昨日の報道でもあったとおり世界ランキングを四位にまで上げています。
 そこで、諸君に尋ねます。錦織選手のこれらの発言は、彼の過信や慢心からでたのでしょうか。私はそうではないと思います。
 錦織選手は、自らの目標をしっかり持ち、それをまわりの人々に言うことによって、あえて自らの発言に責任を持つことにしたのです。そして、その責任感や使命感をもって、数年前から「一年後の自分は何ができているのか、二年後の自分は何ができているのか。」と計画的に着実に目標達成に向けたトレーニングを重ねて実力を付けていったのです。だからこそ、大事な試合の前であっても自信を持って「もう、勝てない相手はいないと思う。」と言い切ることができたのです。
 諸君にも、今日から始まる本校での高校生活において、錦織選手のように三年後の自らの具体的目標をしっかりと持ち、本校の先生方はもとより、これから作っていくクラスメイトやチームメイトとともに、計画的に学習や部活動に努力して下さい。そして、高校三年生で訪れるであろう進路や部活動の大事な場面において「もう勝てない相手はいない。」と言い切れるような力を付けてもらいたいと思います。
 乙訓で鍛える!乙訓で創る!
入学生の皆さんの素晴らしい高校生活を願います。
2015/04/08

1学期始業式

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石を積む職人の話
 
 旅人がヨーロッパのある村を歩いていると、石を積んでいる職人のAさんに会いました。旅人が何をしているか尋ねると、
 
Aさんは、「石を積んでいる。」と答えました。
 
また、しばらく行くと、同じように石を積んでいる職人のBさんに会い、何をしているか尋ねると、
 
Bさんは、「壁を作っている。」と答えました。
 
さらに、先へ行くと同じように石を積んでいる職人のCさんに会い、何をしているか尋ねると、
 
Cさんは、「教会を建てている。」と答えました。
 
そして、最後に同じように石を積んでいる職人のDさんに会うと、
 
Dさんは、「人々に癒しの空間を作るために、私は石を積んでいる。」と答えました。
 
改めて、皆さんに尋ねます。
 
どの職人の答えが「石を積む」という仕事に意欲的で自らを奮い立たせる答えでしょう?
 
職人Dさんは、自分の仕事の社会的意義を知っている。
 
職人Cさんは、その仕事の大きな目的をしっかり持っている。
 
職人Bさんは、その仕事の小さな目的を知っている。
 
職人Aさんは、今やっている行為(作業)しか見えていません。
 
皆さんは、今、何のために勉強していますか?
 
良い成績を取るため?
 
希望の大学に入学するため?
 
興味を持っている学問を究めるため?
 
将来の自分の姿を思い描き社会に貢献するため?
 
なぜ、進学・就職するのか、そこで何をするのか、将来、就くであろう仕事の意義や大きな目的までしっかり考えることができたら、今やっている「石を積む(勉強する)」という行為は苦しく辛いものではなくなるでしょう。


2014/04/08

<平成26年度の新入生に向けたメッセージです。>

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 新入生の皆さん、入学おめでとう。
上に揚げている本校のメッセージについてお話します。

「鍛える」という言葉は「体を鍛える」、「筋肉を鍛える」、「鋼を鍛える」、「刀を鍛える」と言うように、外部から様々な刺激を受け(与えられ)そのもの自体が強くなっていく場面・状態で使われています。 
 
従って、外部からの刺激が強ければ強いほど、そのもの自体の強さも大きなものとなり、外部の刺激に打ち勝つほどに磨かれていくと解釈することができます。
 
さて、これからの高校生活は、その先の社会人として身につけておくべき多くの内容(学習活動、規律、生活習慣、部活動、進路に向けた取組など)を学びます。私はまさにこの内容こそが外部の刺激そのものであると考えます。その刺激が大きければ大きいほどしっかり鍛えられ、より磨かれた自らを具現化することができます。それが「鍛える」に込めたメッセージです。
 一方、「創る」は、意図的に「作る」ではなく、「創る」としています。
 
「作る」は「以前から存在しているものを再現する」、「言われたとおりに形にする」というような感じで受動的な印象を受けますが、「創る」は「創造する」、「創設する」など、自ら考え知恵を絞って「新しいものをつくり出す」という意味があり、「自主的・主体的に考え行動する」という期待を込めています。
 
「誰かに言われなければ動かない」、あるいは「やらされている」などと言った消極的な行動ではなく、しっかりとした目標を持ち計画的に行動できる力をつけることが大切であるというメッセージです。
  
 新入生諸君には、本校のこれらの言葉に託したメッセージをしっかり考え、高校生活を送ることを期待しています。
 
また、保護者の皆さんともしっかり語り、考え合い、地域に愛され、地域の方々とともに「創り上げる学校」であるため、本年度は下記事項を重点目標として、様々な取組を展開して参ります。どうか御理解と御協力をよろしくお願いいたします。   
                                                                                                                 

■ 平成26年度重点目標
1 スポーツ健康科学科の学習内容・事業等をより洗練し、その体系化を進める。

2 理系コースにおいて効果的な学習を展開するとともに、将来の進路を見据えた学習内容・行事を計画する。

3 高い希望進路実現に向けた学力向上とその定着を図る。

(土曜活用事業、自習室活用、学力分析、ITC活用による進んだ授業の展開など)

4 地域から信頼される学校づくりを一層推進する。

(社会性を高める生徒指導の徹底、生徒会・部活動の活性化、地域のスポーツクラブ等との連携など)