体育祭を実施しました! 【 2022/09/30 】
 
 

20220930 0.jpg 9月30日(金)に「体育祭」を西京極補助競技場で実施しました。

 各学年ごとに青色・緑色・黄色・ピンク色・赤色・白色の6団で、それぞれの色のハチマキを締めた生徒たちが、西京極の芝生の上で今年の体育祭を楽しみました。

 天気にも恵まれ、筋肉祭りの大きな拍手から競技がスタートしました。ミニ台風の目(1年)、バランスリレー(2年)、惑星リレー(3年)といった学年種目や、障害物競走、宅配便リレー、借り人競走など様々な競技に汗を流し、爽やかな風の中、笑顔いっぱいの体育祭となりました。

 学年を超えた応援にも力が入り、最終種目「色別対抗リレー」のアンカーが歓声の中ゴールテープを駆け抜け、今年の体育祭は幕を閉じました。

 今年も、委員会や部活動の生徒などが準備、競技運営、片付けと奔走してくれました。また、お昼休みにはPTAの方が水分補給のためお茶を配っていただくなど本当にお世話になりました。

 今年は、3年生の保護者にも観戦いただき、大きな歓声と笑顔が随所であがりました。秋晴れのもと、とても、あたたかい雰囲気に包まれた体育祭となりました。

 
 文化祭2日目 【 2022/09/08 】
 
 

 文化祭2日目。1年生のパフォーマンスを前庭で、2年生の映像コンクール上映、3年生の演劇が講堂で舞台を彩りました。

 また、コモンホールでは、PTAのバザーとマルシェが開催され、たくさんの保護者・生徒の来場がありました。

 皆さんから提供された品や、マルシェでは府立高校や特別支援学校の生徒さんの作品などが並び、大変好評でした。

 OHKIコンテストで舞台が終演し、整然と片付けられたHRで表彰式。生徒会長から結果発表の瞬間、一瞬の静寂後、クラスから歓声が沸き上がりました。校長先生の講評の後、閉会の辞が終わると、拍手もあり、やりきった2日間の文化祭を、思い思いに振り返っていました。

 実施前は、台風の接近も心配されましたが、開催中は、なんとか天気も頑張ってくれて、みんなの笑顔いっぱいの中で終幕しました。

 
 文化祭1日目 【 2022/09/08 】
 
 

20220907 1nitime 0.jpg文化祭1日目。

 開会式を、講堂から全クラスへのライブ配信で実施しました。校長先生のお話し、生徒会長の開会宣言の後、書道部のパフォーマンスが全クラスに配信され文化祭がスタートしました。今年のテーマは「笑顔満祭~150年の想いを繋いで~」。

 今年のテーマ「笑顔満祭」には、みんなの笑顔でいっぱいの文化祭になるようにという想いが込められています。また、鴨沂高校は今年で創立150周年を迎えます。古くからの伝統を受け継ぎ、私たちらしい新たな伝統を築き、次の世代に繋いでいきたいという想いを込め、サブタイトルを「150年の想いを繋いで」としましたと、生徒会長がテーマに込めた想いを語ってくれました。

 1年生は前庭での「パフォーマンス」。2年生は講堂とHRでの「映像コンクール」上映。3年生は講堂での「演劇」。練習の成果を堂々と発表しました。

 演劇部、ダンス部、吹奏楽部、合唱部、軽音楽部の発表も華やかで、本当に頑張って取り組んでいました。

 
 
 

 4月8日(金)、第75回入学式を講堂にて挙行しました。九条家ゆかりの御門を開放し、御来賓や保護者の皆様に御臨席いただく中、これからの3年間、本校で色々な経験をして成長してくれる入学生が、今日のやわらなか春の日差しの中、笑顔で本校に入学してくれました。

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「校長式辞」を掲載いたします。

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式辞 

やわらかな春の光につつまれ心地よい風がそよぐ今日の良き日に、令和四年度京都府立鴨沂高等学校の入学式を挙行するにあたり

 本校PTA会長 井上 武 様をはじめ多数の御来賓の皆様並びに、保護者の皆様の御臨席を賜り、高壇からではございますが、厚く御礼申し上げます。

 新入生のみなさん、入学おめでとうございます。みなさんの入学を教職員並びに在校生とともに、心から歓迎いたします。みなさんの心は今、高校生活への期待に満ちあふれていることでしょう。一日も早く本校での生活に馴染んでくれることを願っています。

 本校は、明治五年創立の我が国最初の公立女学校である「新英学校及び女工場にょこうば」に始まり、今年度で創立百五十周年を迎えました。本日の入学式と卒業式のみ開門する九条家ゆかりの御門をはじめ、まだ新しい校舎の随所に歴史を残す佇まいが数多く残されています。永い歴史の変遷を経て、京都府立鴨沂高等学校となって以来、本校は教育方針として「世界平和を希求し、すべての人々が幸福になりうる社会を目指して、事実に基づいて真理を追究し、それに従って実践しようと努力する人間をつくる」ことを掲げてきました。2年前から世界は大きな困難に見舞われ、さらに、最近になって世界秩序を根底から覆す出来事も起こっています。今、時を経ても変わらぬ鴨沂の精神、世界の平和と幸福に貢献する人間を育てることは、尊く輝いています。

 崇高な目標がゆえ、3年間で達成できるだろうかとの思いもよぎりますが、ひるまず、諦めず、あのイチロー選手の言葉「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」であることを胸に、鴨沂での学びを通して一歩一歩歩み、心にこの目標の礎を築くことを目指していきましょう。そのために、入学生のみなさんに2つ心がけてほしいことを伝えます。

 1つ目は「夢を育てる」ことです。

 人は、知っていることの中からしかやりたいことは生まれてきません。高校で、これまで知らなかった色んなことに興味・関心を持って主体的に学び、見通しを持って、様々なことにチャレンジしてください。成功しても失敗しても、振り返ることが深い学びにつながります。多くの学びから広い視野を持ち、そこから一生を託せる夢を見つけてください。そして、その夢を実現しようとするとき、現実の世界との接点あるいはギャップが生まれます。そこには、事実に基づき真理を追究する姿勢が求められます。「夢を育てる」とは、夢の実現に向けて実践していこうと努力することです。

 2つ目は「向上心」を持つことです。

 鴨沂高校では、この2年間の困難の中、「今、できることは何か」を考え実践してきました。今日から、みなさんも鴨沂高校生として、先輩や先生方とともに「今、できることは何か」を考え、学習、部活動、学校行事、そして学校を離れても、今より少しずつ「より良く」していこうと思う心「向上心」を持ってください。自他をリスペクトし、みんなとともに「より良く」していくことが、「より良く」生きること、【well-being】すなわち「幸福」に生きることにつながります。みなさんとその周りの人々が「幸福」になることを目指し、今より少しずつ「より良く」していきましょう。

 この2つを心がけ、一日一日を大切にしてください。充実した日々を過ごし、「鴨沂で良かった」と思える素晴らしい高校生活にしていきましょう。みなさんが鴨沂高校の新たな歴史を築いてくれることを期待しています。

 後になりますが、保護者の皆様におかれましては、今日の喜びの日を迎え、新しい制服を身にまとったお子様の姿を見て、感慨もひとしおのことと拝察申し上げます。お子様の、本校ご入学を心からお祝い申し上げます。教職員一同、お子様が安心してのびやかに、しなやかに、たくましく成長できる教育環境を整え、皆様の期待に応えるべく、最大限の努力をしてまいりますので、御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 結びにあたり、本日御臨席を賜りました御来賓の皆様、並びに保護者の皆様には重ねて御礼申し上げます。予測困難な現代において、一人一人が未来の創り手となる子供たちのため、学校は、これまで以上に社会と連携・協働する必要があります。本日、御列席の皆様に、本校教育の充実・発展のため、今後とも変わらぬお力添えを賜りますようお願いを申し上げ、式辞といたします。

おっきー短足(HP用).jpg                         令和4年4月8日

                          京都府立鴨沂高等学校

                          校長 松井 佳代美 式辞

 

20220408 sigyousiki 1.jpg 本校講堂で、令和4年度「離着任式」及び「始業式」を2学年(新2・3年生)で実施しました。

 離着任式では、離任された方のお名前を校長先生から紹介していただき、それに続いて、御出席いただいた先生方お2人が、鴨沂生へ熱いメッセージを語ってくださいました。

 また、それに続いての着任式では、今年度着任された先生方が壇上に並ばれ、生徒たちにご挨拶いただきました。

 始業式では校長先生の式辞に続き、2・3年生の担任紹介、分掌部長の紹介。担任紹介では拍手がわき上がり、続いて教務部長、生徒指導部長、進路指導部長が「学期はじめの心構え」について講話をしました。

 今日から始まる新しいスタートに、生徒たちは話しに聞きいって、決意を新たにしているようでした。

 
 
 
 
 

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20220318 koutyou 2.jpg 本校講堂で、卒業式と同じ形で、令和3年度「修了式」を2学年(1・2年生)で実施しました。校長先生の式辞に続き、教務部長、生徒指導部長、進路指導部長が講話をしました。

 また、優秀な成績を収めた下記の表彰を行いました。

【表彰】

  令和3年度「自転車交通マナー」啓発ポスター「優秀賞」

  令和3年度「バイク4(よん)ない運動プラス1(わん)」啓発ポスター「優秀賞」

  令和3年度「自転車交通マナー」啓発標語「優秀賞」

  第3回私たちの未来のための提言コンテスト「入選」

  第19回全日本年賀状大賞コンクール 絵手紙部門「文部科学大臣賞」

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 校長先生の「式辞」を掲載します。

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 おはようございます。本日をもって、令和3年度が終了します。この1年間を振り返って、皆さんにとって、どのような年でしたでしょうか。

 3学期も、制限がある中、皆さんは、学習や部活動においても全力で取り組んでくれました。部活動では、1月中旬に、演劇部の発表会に行きました。熱演に感動すると共に、「よいなあ」と思ったことがありました。それは、劇中で、登場人物達が「おろかリスト」という名のもと、一人一人が失敗談を話すのですが、話すということで、精神的に解放されていくのがよく伝わりました。鴨沂高校では、自他をリスペクトするよき校風があります。互いに、よいところだけでなく、失敗したことも言い合えて、風通しよい、笑いもあり、互いに信頼できることを大切にしていますし、その校風がよく表現されている劇だと思いました。私自身、ユーモアこそ、人生を生きていく上で、大切なエッセンスだと思っています。

 3月1日には、卒業式を行ないました。3年生のみんなは、とてもよい表情で式に臨んでいました。送辞も答辞も心のこもった、あたたかいものでした。送辞で、生徒会長の椎葉さんが「3年生が、今できることに精一杯力を注ぎ、全力で楽しんでおられた姿は私たちに元気を与えてくださった」と言ってくれたのが、とても印象的でした。校長式辞では、3年生のことを「共に頑張った同士のように思えます」と話しましたが、それは、2年生、1年生も同じです。大変な状況が続いた1年でしたが、「今、できることは何か」を考え、生徒、保護者、教職員が「チーム鴨沂」としてさまざまなことを取り組み、思い出深い年度となりました。式では、吹奏楽部、合唱部のみんなに、事前に録画してもらった演奏も素晴らしく、そのことは、新聞やラジオのαステーションにも取り上げていただきました。式後、1・2年生が講堂の入口から列を作り、3年生を拍手で迎えてくれたのは、とても嬉しいことでした。各部の卒部式もとてもよかったと聞いています。

 式後、多くの3年生が「鴨沂、最高だった」、「とてもよい3年間だった」、「よい卒業式だった」と言ってくれました。その言葉に感動しました。そんな卒業式ができましたのも、皆さんの式場準備・後片付けや先輩へのリスペクトの気持ちのおかげだと思います。本当にありがとうございました.

 卒業式では「自分を社会でどう生かしていくかを考えるときに、今、改めて『自分の良さ』について考えてほしいと思います」と話しました。皆さんの中には、デイズニー映画「くるみ割り人形と秘密の王国」を見たことのある人もいると思います。物語の最初の方で、主人公クララへの母親からの手紙には「自分の強みに気づけば世界を変えられる」とあります。物語の後半で、その強みは全て鏡の中に映った自分に、セリフでは、"Everything you need is inside"、つまり、自分の中に全てあることに気がつきます。それが母親からのクリスマスプレゼントでした。そのあと、クララは、自分に自信を持ち、また、周りの人にもやさしくなりました。皆さんには、自分には気がつかないよさがたくさんあります。自分の良さを知るためには、自分が何をするのが好きかを問いかけることもよいかもしれません。例えば、ムーミン谷の物語で、スナフキンは「たいせつなのはしたいことを、じぶんで知っていることだよ」と言いましたが、皆さんが、改めて好きなことを発見、また再発見することが、自分のよさへの気づき、また、自信につながるのではと思います。

 さて、2年生、1年生にとって、卒業まで、あと1年、2年となります。皆さん一人一人には「鴨沂で本当によかった」という気持ちで、卒業式の日を迎えることができるように、これからも、日々ベストに過ごしてほしいと思います。4月からは、多くの新入生と共に新たな学校生活が始まります。この春休み、じっくり自分を見つめ直して、新たな目標を立てて、新年度を始めてほしいと思います。鴨沂生の皆さん一人一人が主人公であり、自分を大切にするとともに、自分の周りの人を大切にし、みんなの力で、鴨沂での学校生活を、かけがえのない、おっきー短足(HP用).jpgさらに素晴らしいものにしてほしいと思います。それでは、皆さんにとって、来年度が素晴らしい年度となることを祈念して、令和3年度終業式式辞とします。4月には、全員が元気で集まってください。

 
 
 

20220301_sotugyousiki  koutyou.jpg 3月1日(火)、第74回卒業証書授与式を講堂にて挙行しました。九条家ゆかりの御門を開放し、御来賓や保護者の皆様に御臨席いただく中、3年間の学びを通してたくましく成長した卒業生が、晴れやかな面持ちで思い出の学び舎を巣立ちました。

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「校長式辞」を掲載いたします。

 吹き渡る風にも早春の気配満ちゆく、今日の佳き日に、京都府立鴨沂高等学校 第七十四回卒業証書授与式を挙行するにあたり、本校PTA会長 井上武様をはじめ御来賓の方々並びに、保護者の皆様の御臨席を賜り、高壇からではございますが、卒業生、教職員一同とともに厚く御礼申し上げます。

 ただいま、卒業証書を授与しました皆さん、卒業おめでとうございます。思い起こせば三年前、皆さんは大きな希望を胸に本校に入学しました。そして本日、第七十四期生、前身の新英学校及び女紅場からでは第百四十七期生として卒業します。皆さんが今日の日を迎えることができましたのも、一人一人の精進努力の賜であるとともに、保護者の皆様の深い愛情と御支援、担任の先生方をはじめ本校教職員の熱心な指導の賜であると思います。

 私は昨年度の四月に皆さんと出会い、二年間一緒に過ごしてきました。2年生の四月から二ヶ月は臨時休校となり、六月に皆さんが登校してきたときの喜びは、今も鮮明に覚えています。この朝の登校時に、皆さんと「おはようございます。」と挨拶し合えること、何気ない日常の当たり前に、とても幸せを感じることができました。そして、「生徒の皆さんがいるからこそ学校であり、生徒が主人公」ということを改めて強く実感しました。

 大変な状況の中でも、皆さんにとっては、大切な高校生活の一日一日ですので、できる限りのことをしようと心に強く思いました。本校では、「今、できることは何か」を考え、生徒、保護者、教職員が協力して、さまざまなことを行なってきました。特に、八月からは大変でしたが、九月末に宣言が解除され、十月一日に体育祭が開催でき、そのときの皆さんの笑顔は最高でした。二度延期して開催した文化祭も、一人一人の協力と頑張りで最高の文化祭となりました。多くの鴨沂生が「最高に楽しかった。鴨沂最高!」と言ってくれました。その言葉に感動しました。まさに青春を謳歌する「いま、輝きの瞬間(とき)」だったのではないでしょうか。「チーム鴨沂」でしたし、私も皆さんのことを、共に頑張った同志のように思えます。

 皆さんは、始業式、終業式、学校行事といった限られた機会ではありましたが、私の話をいつも真剣に聞いてくれました。毎朝、昇降口でいつも元気な挨拶をしてくれました。そんな皆さんのやさしく、ひたむきな姿勢を校長として誇りに思っていました。皆さんが豊かな人間性を持った鴨沂生として、自他をリスペクトする校風をさらに高めてくれたと思います。本校で過ごした日々を振り返ってみて、何が印象に残っているでしょうか。授業、自学自習、部活動、学校行事、生徒会に、全力で取り組み、楽しむ姿を見せてくれました。その思い出は、十年後二十年後にふと思い出す心の宝物となっていると思います。こういった一つ一つが人生を豊かにするものだと思います。

 本校での思い出はつきませんが、本日は、皆さんの新たな船出を心から祝福したいと思います。本校卒業後、一人一人が、明日から人生の新たなステージに足を踏み出すことになります。その道は、さまざまだと思いますが、しかし、皆さんが、これからするべきこと、立ち向かうことの基本に大きな変わりはありません。つまり、これから、自分を社会でどう生かしていくかということです。卒業という機会に「自分の良さは何か」ということを改めて考えてほしいと思います。「自分は本当に何がしたいのか。世の中のために何ができるのか。」について、自分の「心の声」に耳を澄まし、自分の道を見つけてほしいと思います。

 その道中、さまざまなことを乗り越えていくためには、自分への信頼が大切になります。『ベルサイユのばら』の著者で、漫画家・声楽家の池田理代子さんは、本校特別顧問永田和宏先生との対談で、こう話されています。「あなたが生まれてきて、今、そこにいる、そのことだけで、とても尊いこと。そして、日々生きている、そのことだけでとてもすばらしいこと。自分が生きていて、ここに存在していることを肯定するところから人生をはじめて、これから社会に出ていってもらえたらきっと未来が開けます。」と。私も、この気持ちがとっても大切なのではないかと思います。大変な状況の中、鴨沂をリードしてきてくれた皆さんだから、絶対に大丈夫だと信じています。

 さて、『3月9日』という歌がありますが、その中に「上手くはいかぬこともあるけれど 天を仰げば それさえ小さくて」とあります。とても印象的な歌詞で、うまくいかないことはあっても、振り返りをしっかりすれば、それ以降はあまり引きずらず、前向きに生きていくことが大切だということでしょうか。これからの道中、いろいろなことに出会っても、根底には、「きっと、自分は大丈夫」という気持ちをもってほしいと思います。

 人は一人では生きていくことができません。多くの人々に支えられていることに今一度感謝すると共に、他者を支えていくということをこれからも大切にしてほしいと思います。皆さんには、仲間と協力して取り組み、人間的に優しく、また、磨けば光る素晴らしい個性や特性があることを確信しています。卒業後も、本校で出会った級友や先生方、また、これから出会う人々を大切にし、世のため人のため、そして「夢」に向けて、たのもしい人として活躍し、よき人生を歩んでゆかれますことを切に願っています。

 終わりになりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業本当におめでとうございます。今日まで育ててこられました数々の御苦労に、心から敬意を表します。また、この三年間本校の教育方針、教育活動に御理解をいただき、御協力・御支援下さいましたことに厚く御礼申し上げます。いつの時代も、子どもの幸福を願う親の心は変わりません。本日より子供たちの歩みを温かく見守りながら、彼ら一人一人の立派な自立を共に願いたいと思います。

 結びに当たり、卒業生の皆さんにとって、鴨沂高校がいつまでも「心の故郷(ふるさと)」であり続けますよう、また、皆さんの御活躍を心から願っています。そして、改めて卒業生の皆さん一人一人の御健康と何よりも幸福の実現を心より祈念し、式辞といたします。素晴らしき人生を!

おっきー短足(HP用).jpg
                        令和四年三月一日
                         京都府立鴨沂高等学校
                         校 長 吉 川  孝

 
 
 

20220228 hyousyou 4-2.jpg 第74回卒業証書授与式を明日、3月1日にひかえ、本日は予行を実施しました。

 講堂での予行において、3年生は3年間の思いを振り返りつつ、厳粛なそして温かな雰囲気の中で式に臨む心構えをかみしめているようでした。

 また、後半は、同窓会及びPTAから記念品の贈呈式があり、引き続き、鴨沂高等学校教育賞の表彰式が行われました。

 成績優秀・皆勤・特別活動の各賞の表彰者が呼名され、校長先生から賞状と記念のメダルを受け取ると、みんなから3年間の功績に大きな拍手が送られ、受賞者は少しはにかみながら笑顔で応えていました。

 
 第2学年「研修旅行」!! 【 2021/10/29 】
 
 

 令和3年10月26日(火)~29日(金)の日程で第2学年の研修旅行に行ってきました。北海道の大地で得がたい経験をし、多くの方と出会い本当にあたたかい研修旅行となりました。お世話になった方々、本当にありがとうございました。

【研修旅行1日目】

 伊丹空港から飛行機で北海道、新千歳空港に到着しました。京都とは違う景色、気温にドキドキわくわくしながら大自然を感じました。夕張では博物館や市内の様子を見学し、ホテルに到着致しました。

【研修旅行2日目】

 午前中はアウトドア体験を行いました。10月下旬とは思えないような天気に恵まれ、ラフティング・カヌー・フィッシング・トレッキング・乗馬にチャレンジしました。紅葉の中、笑顔と笑い声に溢れた体験になりました。

 午後は行動展示で有名な旭山動物園でした。 みんな熱心に動物の様子を観察し、夕方、宿泊する芦別温泉スターライトホテルに到着しました。

【研修旅行3日目】

 本日は終日ファームビジットに行かせていただきました。班ごとにファームの方々にお世話になりファーム体験をおこない、北海道の人々のあたたかさが身にしみました。さまざまな体験をさせてもらいました。

 ファームビジットが終了後は、地区ごとにサービスエリアで合流し、クラスで合流したバスの中で、みんな、本当にとても良い表情をしていました。 北海道の大地での様々な体験は普段は決して経験することのできないかけがえのない学びなったと思います。

 本日の宿はホテルガトーキングダムサッポロ。とても豪華なホテルに生徒たちも大喜びで、お土産を買ったり写真を見せ合ったりと北海道の最後の夜を満喫していました。

【研修旅行4日目】

 最終日は小樽班別研修を行いました。札幌からバスで小樽に到着し、運河沿いの風景から研修がスタートしました。

 研修旅行もいよいよ最終日となり、家族や部活動の後輩にお土産を選んだり、スイーツのお目当て見つけて微笑んだりと、思い思いに小樽浪漫の漂う坂道を散策していました。

 たくさんの思い出と、笑顔をお土産に、新千歳空港から伊丹に到着し、3泊4日の研修旅行が終了しました。笑顔いっぱいの4日間でした。お世話になった方々、本当にありがとうございました。

 
 
 

20211025_ ketudnansiki koutyou 2.jpg 10月25日(月)に研修旅行の「結団式」を行いました。

 本校第2学年部研修旅行に10月26日(火)~29日(金)の日程で出発します。結団式を講堂から各教室にリモートでライブ配信のかたちで実施しました。

 校長先生の挨拶に続いて引率教員・旅行業者の方の紹介、研修旅行委員長の挨拶、行程の説明があり、いよいよ明日から始まる研修旅行に、教室で配信を見ていた生徒みんなは期待に胸を膨らませていました。

(校長先生の挨拶を掲載致します。)

 皆さん、こんにちは。いよいよ明日から研修旅行となりました。準備はすすんでいるでしょうか。

 さて、8月下旬の緊急事態宣言の発出で、大変な日々が続いていましたし、9月の中旬に、今日のようにリモートで、体育祭・文化祭・研修旅行について今後どうしていくかについて話をしたときには、実施したいが、実施できるか、とても不安でした。

 しかしながら、9月末で、緊急事態宣言が解除され、翌日の10月1日には体育祭を実施することができました。そのときの、みんなの笑顔は素晴らしかったです。笑顔一杯の体育祭でした。その後、1週間準備して、2度延期した文化祭も開催できました。できたのも、皆さんが、感染防止等も含め、さまざまなこと全力で協力してきてくれたからです。

 文化祭では、2年生は映像コンクールに取り組みました。2本立てで、私も全てのクラスの作品を講堂で見ましたが、本当に力作ばかりで、最高でした。印象深い場面もとても多いですが、その中で、入れ替わった主人公Aが主人公Bを追いかけていき、距離が縮まったとき、Bが「ソーシャルデイスタンス」と言ったとき、会場は大笑いでした。コロナは大変ですが、みんなは負けていないと。この大変な状況の中で、この鴨沂生は、明るい高校生活を送っていると思い、たくましいなと思いました。素晴らしいことだと思います。

 さて、中間考査が終了し、いよいよ、北海道研修旅行です。明日からの研修旅行は、高校時代一度きりの大切な行事です。一人一人にとっても大切な行事ですので、いつもより、さらに、みんなに配慮できる、やさしい行動を心がけ、みんなの力で、最高の研修旅行にしてほしいと思います。また、明日は朝早い集合ですので、早めに就寝して、目覚めよい朝を迎えて下さい。明日の今頃は、もう北海道です。北海道のでっかい大自然、あったかい人々、美味しいもの、おもいっきり楽しんできてください。

おっきー短足(HP用).jpg よい4日間になりますように!