「乳牛体型審査」速報!(畜産コース)

12月22日午前中、本校牛舎において「乳牛体型審査」が行われました。

酪農経営を行う上で、私たちが乳牛に第一に求めるものは泌乳能力です。そして、乳牛の本当の価値はその牛が一生涯にどのくらいの乳量を生産したかによって決まります。長い期間にわたって高い泌乳能力を維持するには、健康で骨格のしっかりしだ体型と付着・形状のよい乳房、丈夫な肢蹄等が必要です。これらは飼養管理や搾乳管理の作業効率を高める上でも重要な役割をになっています。

今回の審査は、体の各部位の機能性を評価することにより、乳牛が生涯にわたって高い泌乳能力を発揮し、維持できるかを判定するために行われたものです。判定結果は今後のさらなる牛群水準の向上、飼養管理や搾乳作業面でも極めて有効なものとなります。

農芸高校では過去にこの『体型審査』において、10年連続でトップ10入りを果たしており、最高順位は第2位です。

前回の審査後、今回の審査に向け、さらなる飼養管理技術向上や改良に地道な努力を重ねてきました。審査の結果がでるまでにはもう少し時間がかかりますが、過去最高の結果がでることを信じ、今後もさらに高いレベルで充実した日々の管理と牛群改良を行っていきます。

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