黄玉単位制Q&A

京都府立西宇治高等学校・単位制Q&A

赤玉よくある質問とその回答赤玉

Q:単位制の学校では、ホームルーム(HR)や担任はないのですか?

本校でもホームルームはありますし、担任もいます。毎朝のSHRや週1回のLHRは担任が指導します。文化祭や体育祭などの学校行事はクラス単位で取組みます。
 
Q:単位制の学校では、全く自由に科目選択できますか?

そのようなことはありません。単位制の学校にも高等学校を卒業するために必ず学習しなければならない科目(必履修科目と言います)があります。本校でも、1年次生は必履修科目中心のカリキュラムです。学年制の学校と同じように、芸術や体育などを除くとクラス単位で受ける授業がほとんどです。
 
Q:科目選択で迷うことはありませんか?


学校がしっかりサポートします。本校では、科目登録の前に、教務部や進路指導部がガイダンスを行います。このガイダンスでは科目登録の手順を説明したり、進路実現のための科目の選び方などをアドバイスしたりします。その後、担任や教科担当が個別面談を行います。

 
Q:選択科目の内容はどうして知ることができますか?
 
本校では「科目選択ガイド」という冊子を全員に配付します。このガイドブックでは、教科別科目選択アドバイスや科目選択のプランニングを、モデル案を示しながら説明しています。約60ページにも及ぶ「西宇治のバイブル」と呼べるものです。
 
Q:1年次に進路を決めたら変更できませんか?

変更は可能です。科目登録は年次ごとに行います。ですから、進路を変更する人は2・3年次で進路実現のための科目を中心に選択すればいいのです。最も大事なことは、1年次から将来を見据えた科目選択をすることです。(年度途中の科目変更は認めていません)
 
Q:スカラータイムとはどういう時間ですか?

3年次生が選択できる「自学自習」の時間です。2年次までのすべての科目を習得し、申請が認められた場合のみ、最大週4時間まで登録することができます。単位制の西宇治ならではのシステムといえます。

 
Q:推薦入試はどのようなものですか?


中学校の報告書、国語・数学・英語の学習状況診断テスト及び作文と面接をもとに、総合的に合否を決定します。推薦入試の面接では、さまざまな角度から西宇治を目指す「本気度」が測られます。自分の目標がはっきり伝えられるよう、日頃から興味のあることを調べたり、考えをまとめたりする力を養いましょう。

 
Q:勉強と部活動の両立は可能ですか?

可能です。その際に最も大切なのは、本人の強い意志です。要は生活リズムの問題ですから、目標が明確な人ほど文武両面で活躍しているようです。仲間と一緒に体力を鍛え、精神力を養い、知識を蓄積することは、将来の活躍の礎(いしずえ)となるでしょう。クラブ活動や本校が奨励しているボランティア活動には積極的に参加してほしいと思います。
 
Q:どのような生徒が入学していますか?

毎年、進路・目的意識の高い生徒が入学しています。本校では「自分で時間割をデザインする」ことが求められます。そのことは、学習意欲が高い生徒の知的好奇心を刺激し、学力向上に結びつき、府立高校トップクラスの進学実績を残すという結果につながっています。
 
Q:進路状況はどうですか?
 
西宇治は普通科単位制高校として、多様な進路に対応できる学校です。その中でも、4年制難関大学に進学する生徒は年々増加しています。平成18年度(平成19年3月の卒業生)は卒業生191名で、92名(のべ人数)が国公立大学および難関私立大学(早稲田、同志社、立命館、関西)に合格しています。
 
Q:学校祭はどのような感じですか?

西宇治では文化祭と体育祭を合わせて「菱颱祭(りょうたいさい)」と呼んでいます。文化祭では、各学年とも夏休みから準備を始めて、クラス劇を上演します。上級生の演技力にはきっとみなさん驚かれることでしょう。体育祭も楽しい雰囲気の種目が勢ぞろい。勉強にも行事にも精一杯努力し、メリハリをつけて気持ちを切り替えて次へ進むのが西宇治の伝統です。
 
Q:研修旅行はどこへ行くのですか?

現在は、4泊5日で、気候の良い6月の北海道に出かけています。現地ではアウトドア体験、函館や小樽市内での自主研修に取り組んでいます。
 
Q:土曜日に補習は開講されていますか?

開講されています。「土曜講座」という名前で、毎年ゴールデンウィーク明けから毎週実施しています。本校の特徴として、国語や数学ばかりではなく、福祉科目やデッサンの講座など、多様な進路実現に対応できる幅広い科目を開講しています。
 
Q:部活動は活発ですかか?

10の運動部と8つの文化部が活動しています。くわしくは、部活動のページを御覧になってください。
 
Q:福祉関連ではどのような科目がありますか?

スポーツを通して障害者や児童、高齢者の人々を理解する「スポーツ福祉実践」、社会福祉についての基本と車イス操作などの実技を学ぶ「社会福祉基礎」、レクリエーションの考え方と展開、バリアフリーやコミュニケーションについて学ぶ「社会福祉援助技術」、家庭看護や高齢者介護など、家族の健康と福祉に関する知識や基本的な技術を学ぶ「家庭看護・福祉」があります。


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