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「夢をかなえる場所がここにある」「勉強も、部活も、全部。」 京都府立西舞鶴高等学校

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令和3年度1学期終業式
令和3年7月21日
 7月20日、1学期の終業式を行いました。

HR教室の様子。放送での終業式となりました。
 校長式辞
 校長先生からは次のような趣旨の話がありました。

 今日で1学期が終わります。御苦労様でした。
 ぱっと気が晴れるようなうれしいこともあれば、気が滅入る時だってあったでしょう。今この瞬間も何かを感じ、考えている私たち。人生の複雑さに耐えて生きる、強さや賢さ、優しさを、自分らしさのど真ん中に置いておきたいものです。

 さて、今日は少し雑感めいた内容になりますが、ある日の出来事から想いを巡らせたことをお話ししたいと思います。
 それは、ひと月ほど前の放課後のこと、いつものように部活の様子を見ながら外を歩いていると、「こんにちは。校長先生、絶好調ですか?」と生徒に声をかけられたのです。光る汗まぶしい笑顔から、いきなり繰り出された豪速球に、私は少したじろぎながら、「絶好調ですよ」と返しました。
 するとその生徒、ニコニコしながら、「もう一回答えてください」と言うのです。あれっと思いつつも、催促されるまま、「絶好調です」と3回ほど繰り返すうち、ようやく、それが、「こうちょう」という「かけ言葉」の言葉遊びであることに気づいた私。ボケやツッコミを入れる余裕すらなく、完全に一本とられました。
 ユーモアたっぷりの挨拶に、「こんな人が近くにいてくれたら笑顔になるな」とほっこりする一方で、絶好調と答えはしたものの、本当にそう言えるだろうか?と刹那に自問自答。空元気の隙間を埋めるように、気合いを入れ直しました。おそらく、笑いながら聞いていることでしょう。あの日の生徒、ありがとう。

 ところで、みなさんは今、高校生活を充実させていますか?
 充実や満足はあなたの心が感じるもの。その基準も人それぞれで、また、同じ人であっても、経験を重ね成長すると、より高いものを求めたがる。人は変わっていくのです。
 思い出して下さい。手にまめ作った逆上がりや、ひざをすりむき練習した自転車、そして、のぼせながらお風呂で覚えた九九のこと。
 突然訪れた成功の瞬間の、「あれ、できた!やったー!」と思わず叫んだ感動は、原体験の記憶として刻み込まれているはずです。今では、鉄棒や自転車とも無縁の生活で、単純に割り切れない社会を生きている私も、あの時の痛みやくやしさのなかで繰り返した挑戦が、自分の中を貫く心柱となっているように感じます。
 同じようにして、これまで様々な課題にチャレンジしてきた、その学びと経験が積み重なり、混ざり合って、今を生きる知恵や教養を、私たちは少しずつ増やしているのです。

 みなさんは今、鉄棒や自転車が部活動に、九九が教科科目に置き変わり、忙しい高校生活を送っています。質量とも格段にレベルアップした課題を克服し、成果を収めるには、能力と努力が必要で、かなりのストレスにも耐えなければなりません。
 ただ、自らを律するのは本当に難しいもので、ピンチが迫っていても、「まだ大丈夫」と、「正常性バイアス」が邪魔をする。そうして危機的状況を見て見ぬふりしたつけがまわり、どんどん状況は悪化して取り返しがつかなくなってしまいます。
 それは、テスト勉強や受験対策でもありがちな話で、最終的には進路結果として、その人が抱える問題点が表面化し、残念ながら、毎年、多くの生徒がくやし涙を流しています。

 一方、それとは全く異なる生徒の姿を目にすることがあります。3月に体育館で行われる合格体験報告会で受験と闘った経験を後輩たちの前で語る、数日前まで3年生だった卒業生たちです。話を聞いていると、彼らにはいくつもの共通点があることに気づきます。
 自分の感情、思考、行動を客観的に捉え、変化の過程も含めて具体的に語る、その高い「メタ認知能力」には本当に驚かされます。失敗からの立ち直りの中で、レジリエンス、回復力を強くし、試行錯誤を繰り返しながら、柔軟で応用の利く、自分なりのやり方を身につけていった彼ら。部活動での様々な経験や、切磋琢磨した仲間への感謝の言葉が印象的でした。それぞれに個人的な悩みや事情を飲み込んで、受験勉強に打ち込み、そして、合格を手にした。やりきったという実感、壁を突破したという達成感や感動は、最後に大きな一伸びを彼らに与えていました。
 彼らが披露した勉強の極意や生活の心得が、赤裸々に語られた失敗や悩みと対のものであったことを、後輩たちも心でしっかり受けとめたことでしょう。

 さあ、次はあなたの番です。先輩たちが過去形で語った西高での高校生活を、今、現在進行形で生きているみなさん。絶好調どころか、未熟で不完全な自分に嫌気がさす日だってあるでしょうが、目標に向ってステイ・ポジティブです。朝目覚めたら、ここからもう一度と決意し、行動を起こすのです。そうして、自己ベストを更新する夏休みとしてください。
 みなさんの健康と健闘を祈っています。
 
生徒指導部長訓話
 生徒指導部長からは、ルールを守り規則正しい生活をして今後も新型コロナウイルス感染防止に努めることや、盗難への注意喚起がありました。また、3年生は進路実現に向けた努力をすること、2年生は苦手分野を克服すること、1年生は2学期スタートがスムーズに繋がるような期間にすること、としてそれぞれ有意義な夏休みを過ごしてほしい、学校祭では各団・各クラス最高の輝き・足跡をみせてほしい、という趣旨の話がありました。
近畿大会に出場する選手の紹介
 最後に、副校長先生から1学期に優秀な成績を収め、近畿大会に出場する選手の紹介がありました。
○陸上競技部
 3 年生 佐古田さん(男子400m)
 2 年生 岸田さん (女子走幅跳)

○水泳部
 3 年生 山﨑さん(女子100m平泳ぎ、200m平泳ぎ)
 1 年生 山﨑さん(男子100mバタフライ、200mバタフライ)

○卓球部 団体女子
 3 年生 松田さん、坂本さん
 2 年生 永木さん、小笹さん、田村さん、宮入さん、森田さん、谷奥さん

 2学期始業式は8月30日(月)に行われます。

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