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「夢をかなえる場所がここにある」「勉強も、部活も、全部。」 京都府立西舞鶴高等学校

TEL. 0773‐75‐3131

〒624-0841  京都府舞鶴市字引土145

 
 令和2年度 3学期始業式
 令和3年1月8日(金)
 1月8日(金)、3学期始業式が行われました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、放送にて行われました。



終業式HR教室の様子
 
校長式辞

 校長先生からは次のような式辞がありました。

 明けましておめでとうございます。警報も出て、大雪が心配されましたが、無事に3学期のスタートを切ることができました。時節柄、みなさんも雪道の交通安全には、くれぐれも気をつけてください。

 さて、今朝、教室に入った瞬間、「おっ」という声がでませんでしたか?見ての通り、教室にプロジェクタとスクリーンが取り付けられました。西高もICT (Information and Communication Technology=情報通信技術)を 活用したスマートスクールに向け、環境整備が一歩前進です。
 そこで、今後の授業や学びについて、思うところを少しお話しすることとします。

 みなさんが小中高と学んできたここ数年間の学校教育は、「先生がチョークで板書しながら説明し、生徒はそれをノートに写すだけ」という受け身的な座学に対する反省から、グループワークやディスカッションなどもとり入れた、アクティブラーニング型へと授業形態が変化してきた時期でもありました。そこに、今回、デジタル教材やITテクノロジーを導入することで、授業の幅を広げ、生徒自らが主体的に学習プロセスに参加する、質の高い授業を目指そうというわけです。
 カラフルで精密な図や写真、ネットから引く音や映像などのコンテンツは、より多くの情報を分かりやすく伝えるはずです。また、生徒に背中を向けて板書する時間が減る分、対面して双方向に発問・質問する場面が増え、生徒同士のセッションやプレゼンなどにも使ったら、授業がよりアクティブに楽しくなるでしょう。使っていくなかで、当初思いも及ばなかった活用法や成果が発展的に生まれてくるものと期待が膨らみます。
 そして、何より、これらの学習を通して、学び方や学びに向かう姿勢を身に着けることこそが、不確実な未来を生き抜くうえで大切なことであり、西高の授業の目指すところと考えています。

 理想を語っているように聞こえたかもしれませんが、コロナ禍による長期臨時休業を機に、教育界もGIGA スクール構想が一気に加速しています。先行する小中学校では、今年、一人一台のタブレット時代に入ることから、本校入学生の学び方に対する意識やキャリアも、年々変化していくはずです。
 西高としても、一人一台のタブレット端末に向けた設備面とあわせて、教員のICT スキルアップや、教材作りも含めた準備を急ピッチで進めていく必要があります。また、授業アンケート評価に込められた、みなさんの思いを真摯に受け止め、それぞれの教員が授業改善に努めなければなりません。課題山積のなか、すべての授業が今すぐICTとはいきませんが、「デジタルかアナログか」の二項対立ではなく、それぞれのメリットを効果的に組み合わせた、ハイブリッド型授業を目指していきたいと考えています。

 生徒のみなさんにも「自律的な学習者」へと成長してもらわねば、「仏作って魂入れず」となってしまいます。生徒会作成の学校紹介動画に見られる、デジタルネイティブ世代の柔軟な発想と対応力には大きな期待を寄せているところです。授業は教師と生徒の協働作業。ICTの効果的活用について意見があれば、遠慮なく提案してください。新たな授業と学校文化の創造に、みなさんの協力をお願いします。

 話は変わりますが、来週末には、センター試験に替わって初の実施となる大学入学者共通テストに、80名近い3年生がチャレンジします。高大接続改革にこれまで散々振り回されてきましたが、いよいよ本番です。
 「努力は裏切らない」とよく言われますが、「直前の休み時間に見た問題が、試験に出ていました」と、喜び勇んで報告してくれた教え子の数は、もう数えきれません。弱点が補強され、別々にインプットされていた知識が結びついたりして、飛躍的な学力の伸びが見られるのも、一番苦しいこれからの時期です。自分の可能性を信じて努力を続けること。そして、つけた力を思いっきり試験にぶつけられるよう、しっかり寝て食べてスッキリした頭で、試験会場に乗り込んでください。挑戦を続ける仲間を、西高みんなで応援したいと思います。

 最後に、新型コロナの感染拡大がさらに深刻化してきています。繰り返し呼びかけていることですが、各自、校内での感染予防を徹底してください。みなさんの健やかなる成長と活躍を祈っています。

進路指導部長訓話
 進路指導部長からは次のような趣旨の話がありました。

 皆さんは「ブラック・ライブズ・マター(BLМ)」という言葉を聞いたことがありますか。
 これはアメリカ合衆国におけるアフリカ系アメリカ人、いわゆる「黒人」に対する白人の警察官の暴力行為をきっかけにして始まった「差別撤廃運動」を指しています。
 昨年5月、ミネソタ州の一都市でアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人の警察官の職務質問を受け、その際に首を圧迫され死に至るという悲しい事件がありました。
 これを契機として、全米にBLM運動が再燃しました。残念なことですが、この事件の前からもアフリカ系アメリカ人への理不尽な「差別」事案が多くあったのです。
 コロナ禍の激化の中、世界で最も感染者が多いアメリカ合衆国は、昨年11月の大統領選挙で見られたように特定の価値観を持つ人々が、異なる価値観を持つ人々に対し、憎しみあい、対立しあったため、お互いの「溝」が一層深まっています。
 まもなく就任するバイデン新大統領にはこの「分断」を乗り越えることが求められていますが、この克服は容易ではありません。

 今から60年前(1961年)、アメリカ史上最も若い大統領、ジョン・F・ケネディが就任しました。
 この時のアメリカは2020年よりも更に酷い状況でした。白人が公然と「黒人」を差別し、まさに「分断」が先鋭化し、アメリカ全体が深い闇に包まれていた時代でした。しかし、大統領は毅然として「分断」や様々な「危機」を乗り越えようとしました。
 ケネディは大統領就任式に有名な台詞「国家があなたに何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何をできるかを考えて欲しい」を残しています。それは国家(他者)任せではなく、「正義」の実現のため、私たち自らが主体的・自律的に「行動」することの大切さを訴えたものです。
 さて、皆さんはそれぞれ目指すべき「進路」、掴みたい「夢」がありますね。しかし、ややもすれば、その「夢」は独りよがり、(いわば「自己チュー」)の「夢」で終わらせてはいないでしょうか。
 「夢」は自らの「幸福」のためだけに存在するものではありません。何よりも周りの「他者」の幸福につながる、「貢献」するものでなければなりません。
 皆さんが西高生活の中で、目指すべき「進路」を考える際、「なりたい自分」という要素に加え、「周りの他人や市民社会・コミュニティ、日本、さらには地球環境の保全、持続可能な開発等のためにどのように「貢献」するか。つまり、「社会貢献」という「要素」も加味して考える、そのような「3学期」であってほしいと思います。

 最後にケネディの遺した言葉を紹介し、終わります。

「互いに相違点があることは認めよう。
 たとえ今すぐ相違点を克服できないにしても、
 少なくとも多様性を認められるような
 世界を作る努力はできるはずだ。」

電子黒板機能付きプロジェクタ等について

 最後に、副校長先生から年末工事により設置された電子黒板機能付きプロジェクタ、画面転送装置(Apple TV)についての説明がありました。また、新型コロナウイルス感染拡大防止についての注意喚起が行われました。

電子黒板機能付きプロジェクタ

短焦点のプロジェクタのため、スクリーンの真上(至近距離)から映し出せます。 
 各HR教室に設置された電子黒板機能付きプロジェクタ、画面転送装置(Apple TV)、スクリーンは、今後授業、LHR、学校行事、部活動等で活用していきます。

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