3年生 人権学習

「結婚と同和問題 どのような生き方をすればいいか」

講師:丸田光昭氏
 平成30年9月28日(金)
 
 9月28日(金)3〜4限、丸田光昭氏による講演会がありました。演台は「結婚と同和問題 どのような生き方をすればいいか」。ご自身の経験から切に願う『差別をしない、させない、存在しない社会』の実現に向けて、一人の人間としてお話しいただきました。高校生がどう感じ、どう生きるのか、それぞれが深く考えるきっかけとなりました。
 


<生徒の感想>
■今までは話を聞くだけで何も意識していませんでした。しかし、もう社会に出て行かなくてはならない立場です。守ってくれる人もおらず、自分の身は自分で守らないといけないという場所に出て行かねばなりません。そのときに、何も意識していなければ、人を傷つけ、時には自分を傷つけてしまうかもしれません。だからこそ、今まで目をそらしてきたものに今からでもしっかりと向き合い、真剣に考えていこうという気持ちになりました。
■差別は家庭内、学校内、社会内、どこでもあると思います。今まで自分はいじめと差別はこの世から消えないと考えていましたが、今日の講演で消えないと思っても消していく行動をしないといけないし、できるようにならないといけないと思いました。見過ごすのではなく、止められる、消すことのできる人になろうと思いました。
■公演中に「大人は都合良くする」と言われていました。私も日々感じることが多くあります。自分が大人になったとき、そういう悪い大人ではなく、丸田さんには及ばなくても少しでも守ることのできる、話を聞いてあげられる、そういう力を持った人間になりたいと思いました。
■次の世代につないでいくことは大事かもしれない。女として生まれた以上、やはり子どもを産んで育てることが使命というか義務というか、そんな風潮があるように思えます。私は分からないです。今の世の中、色々なカタチがあります。子どもを産む、産まない以前に、もう性別にとらわれる時代でもなくなりました。みんなが幸せになれる方法をもっと探していけるといいと思います。今の時期って色々なことから逃げたい時期だと思います。苦しすぎて死にたくなることだってあると思います。でも、これからも生きていきたいです。
■丸田さんの今までの人生の話を聞くと、とても驚くことばかりでした。私が印象に残っていることは、娘さんの学校へ講演をしに行く時のお話です。お互いに怖いと感じることがあるにもかかわらず、乗り越えていくところに家族愛を感じ、感動しました。
■このような講演会を行うことで、私たちが考えてもいないような事実を発信していくことは大切だと思うし、高校生活最後に講演が聴けて良かったです。私たちと同じ人間なのに、差別される状態を見て見ぬふりする人がいるこの世の中を変えるべきです。
■一人で立ち向かうのではなくて仲間を作ればいいということを聞いて、自分は差別に無関係ということはないと思いました。これから出会う困難なことにも負けないで生きていきたいです。
■話を聞き、同じ考えを持つ人を増やし、広めることで差別やいじめが少しでも減っていくと感じました。これからは今のクラスメイトもバラバラになって社会に出て行きますが、私も仲間を持ち大切な人を守れるような強い人になりたいと思いました。
■私はこれまで、もちろん良いことで同調したこともたくさんありますが、悪いことで同調したこともあります。そのようなことも差別だと改めて認識することができました。これから良いことで同調できる人間関係を築いていこうと思います。そして私も丸田さんのように心から大切だと思える人に出会いたいです。そのために自分の命も周りの命も大切に過ごしていこうと思うし、自分の意志をしっかりと持ちつつも周りのことを思いやることのできる人になりたいです。
■一番悪いのは、起こったことを楽観視して、傷つけた側の人と傷つけられた人、その両者を見捨ててしまう第三者だと気づかされた。お前だと名指しされているようで少し怖くもなった。これから自分がどのような立場になるかは分からないが、それでも差別について考えることをやめてはいけないと思う。考え続けることに意味があり、それが差別を減らすことにつながると思うから。