平成25年度3学期終業式
終業式
平成26年3月20日(木)
3月20日(木)、3学期の終業式が行われました。
校長先生からは、三つの点についてお話がありました。
まずは、卒業式の校長式辞に話されたお話を紹介されました。
童話「ありとキリギリス」は誰もが知っているお話ですが、
自分に当てはめたらどうでしょう。例えば、部活動は皆さんを人間として大きく育てる。
学業は皆さんの道をひらく。しかしこれは、目の前の進路に限らず、もっと先の自分の道を拓いてくれるものです。皆さんには先を見据えた生活をして欲しい。
また、今週行われた合格発表を受けて、来年度8クラスの新入生を迎え、学校が新たなチームとしてスタートできるように、
皆さんは2週間後にはひとつ上のランクに、心と体の成長をして下さい。
そして最後に「四季の心を持て」
人と出会うとき、接するとき やさしい 春の心
仕事や勉強に打ち込むとき 情熱的な 夏の心
物事をじっくり考えるとき 静けさの中での 秋の心
自分のことを考えるとき 厳しい 冬の心
四季があって・・・、厳しい冬があって春が生きる。
今年度も、西城陽高校のチーム力、組織力をもって、すばらしい成果をあげてくれたことに感謝するとともに、
この1年、ひとつ成長した君たちをうれしく思いながら、私の式辞といたします。
生徒指導部長のお話
式後、生徒指導部長の池田先生から、次のようなお話がありました。
今日はひとつの区切りの日です。一年間お疲れ様でした。君たちは、頑張れてます!
私たち教員が働いていて気持ちの良い生徒たちです。
その上で、君たちに伝えたいことがあります。
野球部のバックネット裏には、ファウルボールによる迷惑が地域の方にかからないよう、カーテン状のネットが下げられています。
そのネットの中央部分に、昨年の秋口から小さなほころびが出始めました。初めは小さなほころびが、しだいに大きくなって行くのを、誰か気づくかなと思って見ていました。
君たちには、誰かから言われたからではなく、自らその小さなほころびに気づき、修復する意識を持ってもらいたい。
言われるから行動するのではなく、いつ、どこででも、誰に対しても同じ対応が出来る人格を持ってもらいたい。
今年度途中から女子の靴下が、「指定」のものから、「濃紺でワンポイントは良い」に変わりました。しかし、中に黒色の靴下をはいている女子がいると思います。
「ちょっとくらい良いだろう」という勝手な物差しで判断し、人に言われてから直すのですか?
君たちには、自らの意志で自分を正す「意識」を持ってもらいたいと思います。
教務部総務係部長 藤本先生からのお話
先日、平成26年度入学生の合格発表が行われました。
総務係はオープンキャンパスを企画したり、ホームページを作ったりして、学校外に西城陽高校の良いところを発信する仕事を行っています。
しかし、校外の人々に西城陽高校を理解していただける一番の方法は、君たち自身です。
君たちが、西城陽高校生としていかに充実した日々を過ごし、どんな成長を遂げているのか。それが西城陽高校を計る一番の物差しです。
先日君たちにアンケート調査をさせてもらいました。たくさんの意見を書いてもらいましたが、君たちの声はしっかり先生たちに届いています。
学校は、君たちの意見を聞き、西城陽高校がより良くなる方策を常に考えています。
今回、特に気になった項目のひとつに「授業がわかりやすいと感じる」と思っている人の数が減少していることがあります。
先生方はこれを重く受け止めています。それぞれの先生が、君たちとより良い授業を作る方策を今も考えいます。
しかし、授業は先生が一方的に行うものではありません。皆さんも、例えば部活に向けている集中力を授業にも向けられているでしょうか?
新年度を迎えるにあたり、今、この春休みから、皆さんにもワンランク上の意識を持って勉強してもらいたいと思います。
最後に、今年度から進路の実現をした先輩たちの声を、顔写真入りで進路部横に掲示しています。是非、見に来て下さい。意識が上がると思います。
新年度はもう始まっているのです。気持ちだけではなく、行動の変化を、この春休み行って下さい。