職場体験活動の紹介(南丹市立の小学校)
園部小学校 | (園部消防署) 《活動内容》 ◇署内の設備及び機器の見学・説明 ◇通報から出動までの署員の動きについて ◇消防の規律訓練 ◇消防車等の点検・清掃 ◇消火器等での消火活動 《子どもの感想》 ○きびきびとした署員の動きに感心した。 ○消防車や救急車の設備には工夫がいっぱいされている。 ○本当に大事な出動のために、むやみに救急車を使うのは良くないと思った。 《受入先の方から》 体験を通して救急や消防の意義を感じてもらえることは重要な意義があるし、防火・防災の教育という面でも大切なことである。繰り返しや継続の体験活動に、可能な限り支援する。 |
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(森牧場) 《活動内容》 ◇肉牛の飼育全般についての説明 ◇肉牛の特性について ◇牛舎内の清掃 ◇牛へのえさやり(給餌)、水やり 《子どもの感想》 ○下見と打ち合わせでは臭いのが気になったが、働いてみると気にならなくなった。。 ○牛が喜んで食べてくれるのを見ると、頑張って世話をしようと思った。 ○日本の食料になる肉牛、誇りを持って働いておられることにすごいと思うし、生き物が好きでないとできないと思った。 《受入先の方から》 臭がっていやがる子らもいるかと思っていたが、やはり希望して来てくれる子らだけあって、皆が説明通りに真剣に取り組んでいた。繰り返しや継続の体験活動に、可能な限り支援する。 |
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西本梅小学校 | (癒しの森 「るり渓温泉」) 《活動内容》 ・土産物売り場係 土産物売り場での接客(あいさつ)のほか、レジ係、商品の包装係などを体験する。 ・浴場前ジュースバー係 入浴客の希望にしたがいジュースをサービスする。 ・浴場フロント(入浴受付)係 浴場入り口でタオル・ロッカーキーなどを渡す。 ・厨 房 係 厨房で皿運び、皿並べなどの手伝いをする。 ・レストラン係 水を運び、注文をとる。 《子どもの感想》 〜職場体験(2日目)をさせていただいた『るり渓温泉』のみなさんへ〜 るり渓温泉のみなさん、今日はいろいろとありがとうございました。 とても楽しくてよい時間を過ごせました。私がこの職場体験で行ったのは、浴場フロント、レストラン、お土産売り場です。 浴場フロントでは、接客はできなかったけど、大きな声でお客様に「いらっしゃいませ。」と言うことができました。レストランでは、注文を取ることはできなかったけど、灰皿を出したり、お皿を片付けたり、机の上にメニューを広げたりできました。行った中では一番楽しかったです。お土産売り場では、お土産を(布で)拭いたり、レジでお土産を袋に入れたりしました。 この職場体験でできるようになったことがあります。それは、『分からないことは質問すること』です。私はいつも分からないことがあっても、はずかしくて聞くことができませんでした。でも今日、自然に「これはどうするんですか。」「これがないんですけれど。」など、いろいろなことを聞けるようになりました。本当は最初、「いやだなあ。」「はずかしいなあ。」と思っていたけれど、やってみると、「おもしろい。」「もっとやってみたい。」などと思うようになってきました。そして、このような仕事が好きになって、やりたくなってきました。この体験を通して、将来に役立てていきたいです。 《受入先の方から》 事前学習で説明したときより、実際の方が大変だったと思いますが、誰一人音を上げることなく最後までよく頑張っていただいたと思います。 接客の声もはじめは小さかったのですが、少しずつ慣れ、最後の方では大きなはっきりした声であいさつができ、お客様からも感心していただきました。この体験が、将来何かに活きれば幸いだと思います。 《保護者の感想》 はずかしかったようですが、お客さんやお店の人から励まされたり、褒められたりしたことがうれしかったようです。大人の人と一緒に仕事をしたことで少し大きくなったように感じました。るり渓温泉の皆さんありがとうございました。 |
![]() 売店で商品(土産品)の整理 ![]() 見本を見ながら、盛りつけ練習(体験) ![]() ジュースバー係の方から説明を受ける。 ![]() 入口付近での接客待機 |
園部第二小学校 |
(身体障害者療養施設 こひつじの苑) 《活動内容》 (1)事前学習 ・障害の種類や障害者の生活の様子を調べる。 ・視覚障害者の方や肢体障害者の方をゲストティーチャーに招き、体験談等から学ぶ。 ・車椅子体験・アイマスク体験を行う。 ・こひつじの苑の様子をビデオ見て、事前学習を行う。 (2)交流 ・入所者の方の立場に立って、一緒に楽しく交流する。 カレンダー作り、紙粘土細エ、クリスマスツリーの壁面飾り作り ・学習発表 リコーダー演奏等を発表 (3)施設見学 ・障害者の不便さをなくするために、どんな工夫がされているか理解する。 《子どもの感想》 ・「こひつじの苑」には、障害のある人が52人もくらしていることが分かりました。どんな障害があって、どういうことができないか分からなかったから、どう声をかけたらいいか分からなかったけど、考えていろいろ話すことが出来ました。いろんな障害の人がいるけど、がんばって生活されていることが分かりました。 ・障害のある人などを見て「いやや」とかを言った人を見つけたら、注意したいし、自分も感じなくしたいし、自分にできること(手伝ってあげるなど)は、どんどんやりたいです。 ・私は、「こひつじの苑」へ行って障害のある人達と交流して、話したりはできるけど体がまひしている人や、話すことができない人などたくさんの人がいて、私は当たり前に話せてそれが当たり前だと思っていたけれど、そうではないんだなと思いました。 |
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八木小学校 | (株式会社 仙太郎 丹波工場) 《活動内容》 <めあて> 「生産に携わる人々は、地域の特色や社会条件を生かして生産の工夫をしていることを知る。」 自分たちが住む八木町にある仙太郎工場の見学をした。仙太郎では、身土不二(自分の育った風土が育む食べものが一番体に馴染みやすく、体が欲しがる、即ち“おいしい“)をキーワードに和菓子作りを続けておられた。事前学習で、仙太郎ではあえて機械を使った大量生産をしていなかったり、和菓子の材料をわざわざ工場の前にある農園で、自分たちの手で作っていたりするということを学んだ。なぜ、そのようなことをしているのか疑問に思った子どもたちは、見学した際に仙太郎の方の仕事に対する思いを直接尋ねてみた。 すると、「手で作るほうが、愛情たっぷりのお菓子ができる」ということや、八木は、和菓子作りに適した素晴らしい環境(土・空気・水)であり、交通の便があまりよくない所でもあえてここを選んでやってきたということがわかった。 また、実際に工場を見学することで、本当に人の手で饅頭が丸められていたり、農園ではたくさんの和菓子の材料が育てられていたり、ゴミになるような残りかすも、全て再利用していたりするということを知ることができた。 子どもたちは、仙太郎の方のものづくりにかける情熱を感じ取ることができたとともに、自分たちの住む八木町の魅力を発見できた。 《子どもの感想》 ・仙太郎工場へ行って、手作りの方が、愛情があっておいしくなるということがわかりました。仙太郎工場は、自分たちで作った植物を使い、手で作るなんてすごい努力だなと思いました。 ・仙太郎工場に行って一番驚いたことは、機械が数えるほどしかなくておまんじゅうも手で丸めていたことです。仙太郎の人たちの、おいしくて心がこもったお菓子を作りたいんだという気持ちが伝わってきました。 ・仙太郎工場に行って、私たちの住んでいる八木がどんなにすごいかが分りました。仙太郎の小豆が日本一だなんて知りませんでした。それに、一日15人ぐらいしか働いていないのに、400〜2000個もお菓子を作っていてすごいと思いました。 |
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富本小学校 | (社会福祉法人 南丹市社会福祉協議会 八木支所(デイサービスセンター)) 《活動内容》 デイサービスセンターについて知ったり、利用者の方々との交流を図ったりする。 <1回目> ・センター内を見学したり、車椅子の体験をしたりしてデイサービスセンターの役割を知る ・自己紹介をしたり、ゲームをしたりして、利用者の方々とふれ合う。 <2回目> ・利用者の方々のことを思い浮かべながら、自分達で交流計画を立てる。 ・グループ毎に、利用者の車椅子を押したり、手をつないだりしてふれ合う。 ・ゲームをしたり、似顔絵を描いたり、プレゼントを渡したりする。 《子どもの感想》 ・コーナーでは、きちんと相手の気持ちを考え、分かりやすくゆっくりと話をすることができました。1番になった人に「おめでとうございます。」と言ってプレゼントを渡すと「ありがとう。」と涙を流しながら言ってくださいました。本当の孫になった気分でした。 ・おじいさんとおばあさんが、とても楽しそうな笑顔でよかったです。「デイサービスセンターに来てよかったなあ。」と思いました。 《受入先の方から》 ・利用者の方々が、子どもたちとふれ合えるのをとても楽しみにしておられるので、今後も続けてほしい取組である。 《保護者の感想》 ・子どもが、やさしい気持ちをもっていることを知って嬉しい。 ・子どもから感想を聞いて、よい取組であると思った。 |
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吉富小学校 | (視覚障害者の方との交流) 《活動内容》 4年生の8名は、視覚障害者の方がどのようにして伝え合う工夫をしているのを調べ、点字や盲学校の学習の様子などを発表し合いました。その中で、実際に視覚障害者の方に会って生活の様子を聞きたいという願いが強くなり、Fさんに学校にきていただいて交流しました。 Fさんからは、目が見えないことで起こる様々な生活の苦労を、電車に乗る時、信号を渡る時のように、具体的な場面からいろいろ教えてもらいました。 また、盲導犬がFさんの生活にいかになくてはならないものかを、実際に階段や段差のある通路を通ったり、体育館に障害物を置いた所を歩く様子を見せてもらう中で、理解することができました。子ども達は、盲導犬が障害物や危険な所をうまくよけてFさんを連れて歩く様子にびっくりしていました。 この後、自分達にできることを考え、全校のみんなに伝え、お礼の手紙を書きました。 《子どもの感想》 私は、Fさんと交流して、苦労しておられることがいろいろ分かりました。それは、盲導犬は色が見えないから音の出ない信号は不便なこと、音を頼りにしているから、工事をしていたら周りの音が分からないこと、買い物に行っても袋に入っている物が多いから何も分からないこと、他にもたくさんありました。 私は、Fさんが帰られてから、目の不自由な人の願いの中で自分にできることは何かを考えました。考えてみるといろいろありました。困っている人をみたら助けてあげる、バスや電車の中で立っている人がいたら席をゆずってあげることです。これから、そういう人を見かけたら実行していきたいです。 |
![]() 熱心にお話してくださり、盲導犬も、Fさんがいつ動いてもいいように待っています。 ![]() 段差のあるところを盲導犬が連れて歩くところもみんな興味津々で見ています。 |
鶴ヶ岡小学校 | 1 体験学年・学級数 第4学年 1学級 2 体験学年の児童数 4人 3 体験実施日 5月24日(木) 田植え 6月〜8月 田んぼの管理 9月14日(金) 稲刈り 10月11日(木) 脱穀 11月 米作りのまとめ 4 体験内容(体験場所及び体験内容を記載) (1)体験場所 学校近くの田 (2)体験内容 ○田植え ・約3畝の田に、手植えで田植えをする。地域の方に教えてもらいながら植える。 ○田んぼの管理 ・水の管理(水見)を交替でする。 ・自然農法で草が生えないように、菜種の油かすを蒔く。 ○稲刈り ・稲刈り鎌で稲刈りをする。稲の束ね方を地域のおばあさんに教わる。 ・稲木をたて、稲をかける。落ち穂拾いをする。 ○脱穀 ・稲木から稲を下ろし、地域の方にハーベスターを使っての、脱穀を教えてもらう。 ・出てきた藁を束ねる。 ・穫れた籾を運ぶ。 ○米作りのまとめ ・1年間の米作りをふりかえる。 |
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文化お手伝い体験 1 体験学年・学級数 第4学年 1学級 2 体験学年の児童数 4人 3 体験実施日 7月13日(金) 4 体験内容(体験場所及び体験内容) (1)体験場所 ちいさな藍美術館・北工房(新道弘之講師のアトリエ) (2)体験内容 ○藍染めについてのレクチャー ○藍染めの実習(1mくらいの布を染める) |
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大野小学校 | (美山育成苑) 《活動内容》 1 苑の概要について説明を聞いた。 2 施設・設備を見学した。 3 苑生の方のクラブ活動(カラオケ・絵画・スポーツ)に参加し、一緒に楽しく活動した。 4 体験のお礼に、歌やリコーダー演奏を聴いていただいた。 《子どもの感想》 ・ 親切そうな方が出迎えてくれて、優しく声をかけてくださり、 苑の方と一緒にクラブ活動が楽しくできてうれしかった。 ・ 障害のある人のための施設や設備を見学し、小学校とは違う所がたくさんあることが分かった。 ・ 障害のある人の世話をしておられる人が、大勢おられることが分かった。 《受入先の方から》 今後も体験学習を続け、障害者に対する理解を深めてほしい。 |
![]() ![]() 《苑の概要説明》 《施設・設備の見学》 ![]() ![]() 《カラオケ》 《絵 画》 ![]() ![]() 《スポーツ》 《音楽の発表》 |