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 2016年01月26日
 
 
 

 平成28年1月16日、京都府の出前語らい専門職員派遣事業として、南陽高校サイエンスリサーチ科1年生が木津川上流浄化センターを訪れ、 下水道のしくみや下水道が水環境の保全にどのように役立っているのかを学びました。

 講義では、人間が使える淡水は地球上の水のたった1万分の1しかないこと、日本は世界の中では水に恵まれた国であるにもかかわらず穀物や食肉などの生産に伴う形で多くの水資源を輸入していることを知ることができました。

 実習では、浄水場で処理された放流水と水道水や、希釈したみそ汁、しょうゆのCOD(化学的酸素要求量)を、パックテストで測定・比較しました。さらに、水の浄化に重要な役割を果たしている微生物を顕微鏡で観察することができました。

 最後に広大な浄化施設を見学しました。施設は地上1階から地下にあり、地上階はアリーナなど住民が利用できる施設となっています。参加者は、いつもは入ることのできない下水道の処理施設内部の構造に見入っていました。

 少人数でしたが、講義、実習、施設見学を通して、様々な疑問にお答え頂くことができました。

◆生徒の感想

・下水処理をするために、たくさんの技術が使われていることが分かりました。

・私たちが一日に使っている水の量がとんでもなく大量で、その話を聞くと「水」にめぐまれている私たちは幸せ者なのだろうと思います。アフリカなどの発展途上国の子供たちのために少しでも水を美しくしていけるような活動をしていけたらしていきたいと思います。

・私達人間が使える水は本当に限られていることが伝わりました。・・・生物の授業で習った窒素循環と、下水場の生物反応槽の微生物の窒素除去と似たような方法だったので勉強していたことが役立ち少しうれしかったです。近年、地球温暖化や発電方法について騒がれていて、私自身も環境問題やこれから私たちの世代が直面する問題点を考えなければならないと思っている中、"消化ガス" の存在を知って「これこそ適している!」と思いました。

・私たちがきっと考えないような「ヴァーチャルウォーター」のことを考えさせてもらったり、地球温暖化を防止するために浄化センターで出る汚物を腐らせてメタンガスを作り、そこから発電することを教えてもらったり、実験や観察をさせてもらって、浄化センターではいろいろなものを使い、いろいろな取組をしている、とても大切な所なんだという事を知ることができました。