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 2014年12月09日
 
 
 

講演  「保育・教育・生活支援のための
      ユビキタスネットワークロボット」
講師   工学博士 塩見 昌裕 氏
        ATR知能ロボティクス研究所
        エージェントインタラクションデザイン研究室室長

 平成26年12月9日(火)2・3限(視聴覚教室)に、精華町光台にあるATR(国際電気通信基礎技術研究所)の塩見昌裕先生をお招きして、 ユビキタスネットワークロボットの研究について講演を受けました。ロボットにも得意な分野や苦手な分野があること、 人間に酷似したGeminoidであるアンドロイドと見た目の印象をおさえて最低限の存在感を伝えるデザインのTelenoidを人間がどのように認識するかや、 ATRにおけるロボット研究の方向性について、実験動画などを利用しながら説明がありました。 コミュニケーションを通じて人々を教育や生活の場面で支援するロボット研究についての話は、将来人間がロボットと共生していく上での課題を生徒自身が考える機会となりました。 研究者に求められる能力について、①研究テーマを考える能力、②論文を書く能力、③お金を取ってくる能力ということは生徒たちにとって印象的だったようです。

生徒の感想
・ロボットの一つ一つの動きが膨大な統計データから一つ一つ計算されていて、ロボットの動きはそういう細かいプログラミングの組み合わせで決まっていることに驚きました。
・人間というものが一体何であるかを考えさせられるものであった。ロボットを人間とは異なるものと見ているのに、人とのかかわりを感じることができることを知った。 これからの社会はいかなる仕事をロボットが行い、人が行うべきか問われていくことになるだろう。便利さを理解しながらも、あまり依存しないようにロボットと付き合って いくべきだろう。
・人間に酷似しているもの(アンドロイド)は本当に人間との区別がわかりませんでした。保育などの現場に使用していくのは、まだまだ課題があると思いますが、 ぜひ現場で使えたらと思います。
・保育園などでロボットが使われると聞くと少し心配です。ロボットが子供にぶつかったりのしかかったりして危なそうというのもあるのですが、 ロボットとは話せるけど、人間とは話が苦手だというような子になってほしくないのです。
・人間らしさや心を表現するために表情や細かい動きを研究して進化しているのを見てびっくりした。あえて人っぽくしないことで不気味さをなくして、 人が行うと負担がかかる様々な作業を行うというのはすごくいい考え方だと思った。
・ロボットの性能がどれだけ上がっても「安心」というのは人間からしか得られないと聞き、ロボットと人間の壁は大きなものがあるのだなと思いました。