ねらい 
    ハードル走の運動構造である助走、踏み切り、空中姿勢、着地の4つの場面でスムーズに体を動かすことができるようにするため、リズム感覚、跳感覚、平衡感覚を身に付けさせる。 
Point  
 毎時間の授業開始5分〜10分程度の時間を継続して取り組ませることが大切です。これらの運動は神経系を鍛える運動なので、運動が苦手な児童にとっても負担にならず、気軽に続けることができます。これらの運動を続けるうちに体を動かすタイミングやコツが理解でき、スムーズに体を動かすことができるようになります。
 
  
 このハードル走につながる運動は、研究協力校の京都府長岡京市立長岡第九小学校の協力を得て作成しました。

抜き足動作
ハードルのバーの横に平行に立ちます。 
ハードルから遠い方(外側)の足を軸足にしてハードル側の足の股関節を中心に後ろから前に動かします。 
・  ひざ、足首、つま先がバーと平行になるぐらいの高さまで上げて動かします。
この時、つま先が少し上を向くように意識させると足が上がりやすくなります。 
左右それぞれ5回程度行います。 
 




ジグザク走
・  グラウンドにある登り棒などの間をサイドステップ走などを使ってジグザグに走ります。 
・  視覚情報と連携して動作を機敏に切り替えたり、手足の動きを調節してバランス感覚を養います。 
・  繰り返し行うことでスムーズに走りきることができるようになり、平衡感覚、リズム感覚を養います。 
・  登り棒などの固定遊具の代わりにコーンなどを使って行うこともできます。 
タイヤ跳び越し走り
・   グラウンドに埋め込んであるタイヤの上を走ります。
・  視覚情報と連携してタイヤの間隔や高さの違いに合わせて動作を機敏に切り替えて走ります。 
・  繰り返し行うことでリズム感覚、跳感覚、平衡感覚を養います。 
ミニハードル走
・  一定のリズムで跳び越しながら走ります。 
・   運動しながら0(ゼロ)→1(イチ)→2(ニイ)→3(サン)→0(ゼロ)→1(イチ)→2(ニイ)→3(サン)と声を出しながら運動を行います。
 0(ゼロ)の時はハードル上を通過し、1(イチ)で着地し、3(サン)で踏み切ります。
繰り返し行うことでリズム感覚、跳感覚、平衡感覚を養います。 
ディップの姿勢つくり
地面に腰を下ろしてハードルの上を跳び越す時の姿勢を作ります。 
1(イチ)2(ニー)3(サン)とかけ声をかけながら腕を前後に振ります。1と3の時は曲げている足の方の腕を前に出します。 




1・2・3のかけ声の3の時に曲げている足の方の腕を前方に伸ばしながら上半身を前に傾けます。
この時、伸ばした指先がつま先に届くように意識させると上半身の動きがスムーズになります。
得意な方を5回程度行います。