4年生の観察・水のすがた
水をあたためたときの変化
   ○水は、温度によって水蒸気に変わることをとらえる。
○4分後に、水の温度が47℃になりました。

○ゆげが出てきました。

ビーカーの中がくもってきました。
○9分後に、水の温度が89℃になりました。

大きな泡が出てきました。

○はじめと比べ、水の量が減ってきました。

97℃になると、温度が上がらなくなりました。

「水が沸騰する温度は100℃」という知識とは合わない状況が見られます。温度計の取り付け具合、水を入れる容器、使用する温度計、気圧などいろいろな条件により、100℃ちょうどにはなかなかなりません。


フラスコを使うと、100℃により近くなります。
まとめ
水をあたためていくと、泡やゆげが出てきます。
やがて水の中からさかんに泡が出て、わきたちます。このことを沸騰といいます。
沸騰しているときの水の温度は、ほぼ100℃で、沸騰している間は、温度は変わりません。
方法 
@ガスコンロ、金網、スタンドを使って右の写真のような装置を組み立てます。

Aビーカーに水と沸騰石を入れます。

B加熱を始め、1分ごとに水の温度と様子の変化を観察し、記録します。

※ここでは200mlのビーカーに150mlの水を入れ、強い火力で加熱したので1分ごとに水の温度などを観察・記録しました。実際に使用するビーカーの大きさや水の量及びガスコンロの火力などによっては2分でもよい場合があります。事前に予備実験をして、適切な時間を探っておきます。

C結果をグラフに表し、水の温度と様子の関係付けをします。
おもな準備物 
○ガスコンロ ○200mlのビーカー ○スタンド ○温度計 ○金網 ○沸騰石 
豆知識@ 「沸騰石がない場合」
○沸騰して出てくる泡は、元になるものがあるとできやすいです。そのため水の中に泡の元になる沸騰石を入れます。

○沸騰石がない場合、素焼きの植木鉢のかけらで代用できます。これらの中の空気が突沸(急に沸騰し、湯が勢いよく飛び出すこと)を防ぎます。

○沸騰石は、乾いた物を使用します。
豆知識A 「より近い100℃をみるために」
○上記のビーカーでは97℃でしたが、左のように装置を組み立て、フラスコに水をいれて加熱し続けると、水は沸騰し、ほぼ100℃を示します。


○フラスコの口に沿って水蒸気が吹き出すために、温度計の上部が周囲の空気によって冷やされないためだと思われます。